二体は2年間の時間差ですが、書き手さんは同一人のようで、全く変化のないのが快感です。
▼四柱神社 の御朱印。(2020年)コロナ禍ですが直書きをいただきました。
▼社殿左手にある授与所は分かりやすい表情をしています。
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▼四柱神社は松本市内観光の中心点にあると言って良いでしょう。
図らずも18年の夏の訪問から2年余りのブランクで再度訪問となった松本の街です。
▼しかし、いつもは賑やかな蔵造りの店舗が並ぶ「中町通り」はどこもシャッターが降りて人通りも少ない。
どうやら平日の水曜日は定休日としている店舗が多いようです。
▼女鳥羽川まで移動すると四柱神社の鳥居が見えます。
▼神社鳥居前の左右に伸びる「縄手通り商店街」も全部お休みです。
まさか感染症のせいではないでしょうが、この地域周辺が水曜日定休の多いことは事前にはわかりませんでした。
この時は、松本の街が初体験の同行者がいたのですが、さすが少し落胆していました。
▼カエルの顔出しパネルは生きていました。
▼「縄手通り」沿いにある「蛙大明神」。
「縄手通り」と並行して流れる女鳥羽川のかつては、水辺でカジカガエルが鳴く清流だったのが、いつからか川が汚染されカエルも上流に追いやられてしまったそうです。
そこで川の浄化活動とともに、1972年に「蛙大明神」を祀り、
かつての清い川の流れと縄手通りの賑やかさを取り戻す取り組みがされ、
それ以来「かえるの街」として、市民や旅人の憩いの街になっているそうです。
カエルは語呂合わせで用いられ、あちらこちらでキャラぶりを発揮し、もてはやされています。
「無事カエル」など寺社でも度々見かけますね。
▼2度目の「四柱神社」参拝です。
前回訪問は夏でしたが、その時の境内の記憶と今回とではまるで違います。
もともと紅葉でも有名な神社でもあるようです。
商店街の休みにガッカリした分だけ、思いがけぬ紅葉に笑顔になります。
神社は明治に入ってからの創建で、同じ明治期の松本の大火で焼かれ、大正時代に再建されています。
▼「かんながら」or「かむながら」と読みます。
「神でおわしますまま、神の御心のまま」という意味です。
実は読みは後に知ったことで当初は「いしん」「これかみ」としか読めませんでした。
キボードを「かんながら」と打つと、
変換に「惟神」「随神」が候補に上がってきます。2つは同じ意味のようです。
普段は神社の「隋神門」も何も考えずにくぐっていますが、
「神でおわしますまま、神の御心のまま」という意味があったのです。
知らないことばかりです。
▼招魂殿です。
▼伊勢神宮遥拝所。
▼松が根本から二股になって伸びている珍しい松なので「縁結びの松」とか。
▼縁結びパワーにすがりた〜〜〜い!
▼さまざまな願いごとが叶う「願いごとむすびの神」に捧げる「願串」。
さぁ〜て、紅葉の「しんとさん」はこれくらいにしておきましょう。