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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

熱田神宮の御朱印(愛知・名古屋市)〜 暖かさと冷たさに膨らむ 境内のきしめんは「ぐう」

熱田神宮御朱印

あつたじんぐう主祭神御神体):薙神剣(草薙剣)(名古屋市熱田区神宮1-1-1)

 

熱田神宮御朱印は11年間というブランクがありますが、

何も変化のないほぼ伊勢神宮スタイル。

大きな有名「神宮」は御朱印はシンプルで、構成要素は長年変化しないものが多い。

 

熱田神宮御朱印(2024年)

多忙な1月のせいか書置きだった。

それはやむを得ないと思うが用紙が何とも情けない。

きちんと墨書き・捺印はされているものの、向こう側が透けて見えるお習字練習用紙の半紙並み。

「神宮」である。御朱印の意味に変化はなく、高価な用紙を使用しなくとも良いが程度の問題とも思う。

 

熱田神宮御朱印(2013年)

別宮 八劔宮 摂社 上知我麻神社御朱印(2013年)。

2013年は「八劔宮」と「上知我麻神社」は一つの御朱印だった。

▼2024年現在はそれぞれ別にいただけ、境外摂社の御朱印もいただけるようだ。

ちなみに熱田神宮では御朱印を「神印」と称している。

熱田神宮御朱印帳。2013年購入だが2024年現在も変わりなく同じデザイン。


熱田神宮の鎮座地は町名にもなっている。もちろん駅名にも使われている。

 

▼金山にあるANAクラウンプラザホテル。

観光ホテルを別にして高級シティホテルは過去2、3回しか宿泊していない。

昼12時チェックアウトという時間的優雅さなのに、ボンビー性格なのか勿体無いことに9時前にホテルを出た。

熱田神宮までは車ですぐ。東門のここでもまだ9時数分前という早さ。

▼朝早い時間なのにはや多くの参拝者で賑わっている。

二ノ鳥居前の団体はアジアの人々だ。広大な敷地の静寂さとザワつきが混同する。

 

▼南の正門、東門から入っても三つ目だから三ノ鳥居になるのだろう。

熱田神宮は三度目の訪問。御朱印はをいただいたのは今回を含め二度目だ。

いずれも時間がなかったり、細かいところに興味のない同行者がいたりで、神社の隅々まで散策したことはない。

得てして有名で大きな神社はそんな状況になることが多い。

神代の時代から続く神社を地元の人たちは関西風にさん付けで「熱田さん」と呼ぶ。

前回記事の多賀神社も「お多賀さん」と呼ばれている。

面白いもので東京では普通「明治さん」とか「靖国さん」とは言わないだろう。

成田さん」の「さん」は「」だから意味が違う。

さん付けの関西・中部での神社は畏れ敬う敬虔な気持ちより、より身近な親しみのある存在なのだろう。

 

▼今回の同行者が絵馬を奉納した。

星形をした絵馬は「しろ鳥」が描かれている。

このしろ鳥は日本武尊が亡くなった時、愛する女性の住む熱田へ白鳥になって飛来したという言い伝えがあるそうだ。

▼それぞれの祈願が叶うことを願うが現実はそんなに甘くないかも?

▼正門の方へ戻って上知我麻神社へ。

祭神は乎止與命(おとよのみこと)だが、両脇の社に祀られる大黒恵比須の方が商売繁盛や合格祈願で有名だそうだ。

上知我麻神社に隣接する八剣宮(はっけんぐう)は信長や家康らの武家の信仰が篤く、修造もされている。

境内を細かく巡っていないが、ここが一番に神聖さを感じる場所だ。

そう感じるのは本宮のように多くの参拝者が見られないせいもあるのだろう。

▼ニノ鳥居付近にある「くさなぎ広場」の一画にきしめん屋が出店している。

その名も「(みや)きしめん」。名古屋きしめんの代表的チェーン店だ。

朝食はANAホテルで食べたばかりでまだ2時間も経過していない。

なおかつ前日もきしめんを食べている。

しかし、出汁つゆの良い香りと暖かい食べ物に誘惑される。

▼オーダーした950円は「白えび入り かき揚きしめん

妙な名称である「きしめん」は、漢字で「碁手麺」または「棊子麺」と書くそうだ。

しかし語源などその由来の正体は不明。

 

初めて食べた昭和のきしめんは300円〜500円だった。

本来そんな価格の食べ物なのだと思っていた。

削り節だけがザクッと盛られたシンプルなきしめんが良いのだと。

 

▼だが、もちろんこれも美味い。千円でまずかったらグウの音も出ない。

まずまずgood「グー」な美味しさ。

グーなんて言葉は死語だが具のカモボコにも「」の字が派手に表現されている。

 

テーブルは全て屋外。この寒さ・冷たさがきしめんの暖かさ・美味しさに一役も二役も買っているのだろう。

夏場ならこうは行かない。

もちろん汗だくになって食す きしめんも悪くない。

いずれにしても、いい香りを放つ関西風の透明のおつゆの「きしめん」は関東のうどんや丸亀、花まるとは一味違う美味しさだ。

 

▼時間は遡って前夜宿泊のANAホテルに戻る。

ボンビーが高級ホテル宿泊だからマウントせずにいられない。

広い、華麗だ、ベッドのクッション性も、枕もサイコー!

▼経験したことのないような煌びやかなバスルームは富裕層には当たり前?

▼窓から見る高い位置からの大名古屋の夜景も、この先何度も見ることがないだろう。

料金は自腹ではないホテルはサイコーだった、やはり「グー)」!

 

 

wave2017.hatenablog.com

 

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