▼桜神宮の御朱印です。(東京都世田谷区新町3-21-3)
▼桜神宮「大祭」の御朱印(2021年)。
ありがたい事にこの時期なのに直書きいただきました。
2021年の春、もうここのところ何処を訪問しても書置きばかりですから・・。
それも印刷かプリントものの500円が蔓延る中、ありがたさに言葉も出ません。
桜色の金文字で書かれた御朱印の仕上がりイメージはスキャンではうまく出ません。
▼カメラ撮影の方がいくらかイメージを伝えやすいかもしれません。
御朱印は賑やかですが、色使いも抑えられた上品さと「御朱印らしさ」を失っていず好ましく感じられます。
桜神宮ではHP、FB、Twitterなどで御朱印が紹介されているので、そちらで確認すれば正確なイメージがつかめます。
▼桜神宮の御朱印(2015年)。
2015年の御朱印は2021年とは比べ物にならないくらいシンプル。
月替りや限定御朱印を豊富に授与される桜神宮ですので、
もうこんなシンプルな御朱印は望んでもいただけないかもしれません。
▼日曜日のせいか、常時数人の方の列が絶えませんでした。
▼社務所、授与所にも使われている建物は神習会館。神社で一番大きな建物でした。
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▼ 神社前の道路「旧246」はいつも交通量の多い通りです。
▼そして4月の初旬はまだ河津桜が花を落とさずにいます。
通勤や通学で桜新町駅を利用する人は、この通りを朝夕行き来するのでしょうが、何とも羨ましく思います。
▼通りの反対側から見た鳥居は、周囲を美しく彩られています。
▼鳥居内側に屋台が出ています。
▼どうやらコーヒーの屋台のようですが、やけに人気です。
▼人だかりが多くなるわけです。ドリップコーヒーが「FREE ¥0」でした。
この方が無料で振舞っているようです。
と言ってもよくわかりません。いろんな活動をしている方のようです。
▼鳥居前の通り沿いの看板は「世田谷のお伊勢さん」で、分かりやすい。
▼鳥居前の通り沿いの社号碑は「神習教本祠」で、分かりにくい。
「神習教(しんしゅうきょう)」とは明治初期に組織された教派神道13派の一つだそうで「神習いの教え」と読むと何となく理解できないでもありませんが、
仏教の宗派同様、神道と一口で言ってもかなり複雑ですので、よほど興味を持って勉強しないと全く分かりません。
いずれにしても古式神道を守り、その「総本山」的位置にある桜神宮です。
御朱印収集者は天照大御神を祀る「世田谷のお伊勢さん」と覚えればヨシとしましょう。
▼2015年初冬の社頭です。
▼同じく2015年初冬の参道。季節のせいか参拝者の数も少な目でした。
▼2021年に戻します。
2021年春の日曜は参拝者が絶えることはありませんでした。
▼振り返ると、みんな「無料」は大好きのようです。
「¥0」コーヒーに人々は惹きつけられています。
▼神社は1884年、神田に創建され、その後現在地に移築された社殿です。
男子が長〜〜〜い時間「祝詞」を奏じていました。大したものです。
他の参拝者はちょっと「引いて」いました。
こんな様子は時々見かけますが、やはり他の皆さんの目は少し奇異に映るようです。
本ブログも般若心経は唱えられますが、祝詞は最初の一行だけです。
般若心経も大きな声を出して唱える勇気はありません。
情けない事に小声か、無声です。
▼祭神は天御中主神(アメノミナカヌシノカミ)、天照大御神をはじめ21柱の神が祀られています。
そしてここでの参拝作法は「二拝四拍手一拝」だそうです。
作法の案内がありますが、しっかり読まないといつもの「二拝二拍手一拝」になってしまいます。
それでも真摯な気持ちがあれば神々には許していただける事でしょう。
▼ハイ、フクロウが参拝方法を見張っています。
▼拝殿横から本殿までの様子です。
▼社殿前の河津桜はすっかり花を落とし、ピンクは500円の縁結びのリボンでした。
▼「野外神事斎場」と案内されていました。
このスペースで「火渡り神事」や「湯立て神事」が行われるそうです。
▼ハートや牛の形状を目にしますが、桜神宮は桜の花びらです。