富岡八幡宮の御朱印
「とみおか はちまんぐう」主祭神:応神天皇(東京都江東区富岡1-203)
▼「深川八幡祭」書置き限定御朱印をいただきました。
毎年8月15日を中心に、2023年は11〜15日の開催され、3年に一度の「本祭り」でした。前回はコロナ禍であり、今回は6年ぶりの本祭りとなっています。
▼カラーイラストの台紙を使用した御朱印は富岡八幡宮では初めての授与でした。
どうやら2022年頃からカラーの御朱印が授与され始めたようです。
世の動きからかなり遅れてカラーイラストが採用されたと言うことになります。
しっかり捺印された印に神社名も筆書きされ、プリントではないキチンとした書置き御朱印でした。
▼これまでいただいた富岡八幡宮、深川七福神、大鳥神社、七渡弁天社の御朱印。
2012年に初めていただいた御朱印から10年以上が経過するなか、この数は少なすぎるかもしれません。
でも、ほぼ地元とも言えるこの神社、参拝は御朱印の数 × 10以上になるでしょう。
▼訪問したのは祭りの最終日、15日の午後。
▼50基以上の町神輿が勢揃いする渡御のパレードも終わって、神社前の永代通りも寂しげ・・。
▼一の鳥居の前に「萬世太平(ばんせいたいへい)」と「寶祚無窮(ほうそむきゅう)」の大幟が天高くそびえます。4文字の読みも意味も、易しいようで難解です。
▼朱色の大鳥居と参道は2017年に整備され、ようやく眼に馴染み始めてきました。
2017年と言えばこの神社が悲運な大惨事に見舞われた年。
そんな不幸な事件も、6年という時間は人々の記憶から遠く去りつつあるようです。
境内は過ぎ去る祭りの時間を惜しむように、名残りが留められていました。
▼祭りの間、担ぎ出された神輿も・・・ (▼写真は「タウン誌深川WEB」)
▼いまは御輿庫に戻されています。
▼日本一と言われる4.5トンの黄金神輿も普段はガラスの向こうです。
不幸が去り、
そして夏が去ろうとしています。
夏の終わりは何故か放心したような虚しさが伴います。
この百日紅の花が落ち始める頃は、そんな想いがさらに深くなります。
でも、でも、2023年の夏は、暑さだけは例外。
未だ去ろうとせず Endless !
居座っています。
それも夏、これも夏・・。
やがて秋はおとずれ、去らない夏はないでしょう。