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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

鴻神社の御朱印(埼玉・鴻巣市) 〜タブーですか? 御朱印代の話題は・・・

鴻神社の季節限定御朱印です。(埼玉県鴻巣市本宮町1)f:id:wave0131:20200925165039j:plain

鴻神社の2017年の御朱印f:id:wave0131:20200925165045j:plain

御朱印はこちらの授与所で、少々事務処理的な扱いでしたが、速やかにいただけました。

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3年前の2017年の参拝時には、御朱印は墨書きと朱印だけのクラシックなものが 2、3種類しかなかったように記憶します。

そのうちの最もスタンダードなものをいただいてきたように思います。

中央の神社名はスタンプでしたが「奉拝」「日付」は筆書きでした。

 

▼ところが今回、2020年参拝の授与所には「」の御朱印サンプルがズラリ!

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ここ2、3年で鴻神社の御朱印は様変わりしたようです。

 

この多種類のサンプル展開は誰しも確実に目移りがします。

参拝者で御朱印を求める皆さんも等しく、サンプルを前に少し迷っています。

 

何種類もいただきたい人間ではないので、トップに掲載された

①番を1体だけいただいてきました。

記帳はしていません 全て書き置きです

と、「500円」の案内がありました。

 

▼さらに「ひのき製800円御朱印もあります。

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と言うわけでこの神社は「全て書き置き」の御朱印対応のようです。

そして今回いただいた御朱印も含め、書置きの全種類が日付以外「全て印刷」です。

 

以前はどこの寺社にしろ書置きの場合は「せめて筆書き」、

そして「できれば300円」にして欲しいと勝手に希望していました。

 

しかし、もうそんな希望は捨てました

 

カラーの印刷にしても、墨と朱だけの印刷にしても「書置き御朱印500円」の神社は多くなりました。

朱印帳に直書き500円は「当たり前」になりました。

 

もちろん直書きにしろ、書き置きにしろ、まだまだ300円の神社もあります。

限定御朱印」なるものが多く授与されるようになってからの多様な変化です。

 

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御朱印を数多く収集する者にとっては300円と500円では大きな差です。

500円の御朱印が2種類ある寺社を5ヶ所訪問し、

それぞれ2種類いただいてくとすると、トータル5,000円。

御朱印が300円なら、当然3,000円です。

300円2種類なら、同じ5,000円を使うとしたら8ヶ所を訪問して4,800円。

まだ200円余ります。

以前はほとんどが1種類しかないので、10ヶ所巡って3000円でした。

 

f:id:wave0131:20200925165100j:plainここまでの2枚の写真は2017年撮影。

 

ボンビーだけの思いで、

全国の御朱印収集者みなさんは、そんなケチな事は感じないのでしょうか?

 

神仏からの授与品に「高い、安い」と思う人は少ないでしょう。

昇殿祈祷で5000円、1万円は当たり前でもありますし・・。

 

ボンビーだって、

長い間、富岡八幡宮で正月は5000円の祈祷料を惜しんでいませんでした。

 

ここからは2020年撮影。

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しかし御朱印は、お札、お守りや、祈祷などと少し性格が異なります。

決して粗末には扱わず、有り難くいただいくものの、

そこに具体的なご利益など無く、

各寺社が自ら御朱印を説いているように

御朱印はあくまでも「参拝記念」です。

 

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参拝記念」ではあるものの、

スタンプラリー的な心構えでいただく性格のモノじゃない」と戒めています。

その「戒め」を説くのは特に寺院に多いように感じ、神社は少ないかもしれません。

お棺の中へ入れ「娯楽浄土への道しるべ」になるという信仰もあるそうです。

 

しかし、御朱印の「性格」を壊している責があるとしたら、寺社側にもあるように思います。

 

授与側、受取側それぞれが変えてきてしまった御朱印を取り巻く「姿」なのでしょう。

 

まだ僅か5、6年前ですが、どこに参拝しても御朱印の種類も少なく、墨書きと朱印だけでで記帳いただき、

10ヶ所訪問しても3,000円だった頃が、とても楽しかったように思います。

 

決して「」の御朱印は無くともです。

 

鴻神社を名指ししたのではないのですが、言葉が多くなってしまいました。

御朱印に対する一般的な私論で、誤解があったら謝罪します!

 

傷つくことが怖いのか、へりくだり過ぎの表現や、

物言わぬ臆病がはびこる現代なので、

敢えてヨワムシが御朱印代の話を「させていただき」ました。

 

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鴻神社の鎮座する鴻巣は江戸時代まで日本橋から数えて7番目の宿場町でした。

 

鴻神社参道に中山道鴻巣宿」の絵図が展示されていました。

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絵図には「鴻神社」と記されていますが、近隣の数社を合祀して「鴻神社」となったのは明治期になってからです。f:id:wave0131:20200925165119j:plain

 

ところで「鴻神社」は「こうじんじゃ」と読みます。

御朱印には「こうのとりのお宮」のスタンプがあります。

朱印やイラストにされている鳥は明らかに「こうのとり」です。

 

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しかし「」の字は「こう」とは読んでも、

意味は wiki で「オオハクチョウ」「ヒシクイ」「大型の水鳥」と解説しています。

一方「こうのとり」の漢字を調べると「」の字が出てきます。知らなければ読めない字ですが・・。

 

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」と「コウノトリ」は、分類の階層違いなのか、

単に語呂合わせなのか分かりません。

鴻巣」と言う地名は他県にも数ヶ所あって、

それぞれ地名の由来は確かなものがないそうですが、

いずれも「」とは関係のない言葉から成り立ってきたようです。

 

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そこのところは神社のHPにも「こうのとり伝説」と言うストーリーが解説されていて、地名の由来も書かれています。

 

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些細なことを突っ込まず「こうのとりのお宮」をさっさと、受け入れましょう!

 

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多勢の参拝客で賑わう「朱色」と言うより「赤色」が印象的な神社でした。

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▼いくつもある境内社の鳥居は全て「赤く」染められています。

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「赤」は魔除け、神域など色々な意味があります。

そして人を高揚させます。

境内は小ぢんまりとしていますが、参拝者の多さと「赤色」で華やいで人を高揚させ、人気のある、とても好感の持てる神社です。

 

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普段は寂サビとした古色蒼然な佇まいが好みですが、

ニギニギしい神社にも稀に好感を持てる場合があります。

この神社に祀られている多くの神々たちの「力」が、そんな風に感じさせているかもしれません。

 

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▼この先、境内の様子・説明は他のブログにお任せで、写真のみ羅列です。

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こうじんじゃ」に、ぜひご参拝ください。

御朱印が待っています。

 

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