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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

東京大神宮の御朱印(東京・千代田区)〜Success in Love 最強神社?

東京大神宮御朱印です。(京都千代田区富士見二丁目)f:id:wave0131:20201012170425j:plain

東京大神御朱印。(2020年)f:id:wave0131:20201012170436j:plain

東京大神御朱印。(2012年)f:id:wave0131:20201012170430j:plain

▼2020年参拝時の御朱印はステッカーを一緒に返されました。f:id:wave0131:20201012170655j:plain

ピカピカで、うまくスキャンできてませんでしたが、

センスの良いデザインのステッカーが3枚です。

しかし何処に貼るかが問題です。

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 ▼東京大神宮はJR「飯田橋駅」から近いせいもあり、いつも参拝者が絶えません。

 

▼車で参拝の方は近くのここへ駐車しましょう。

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神社から目白通りを横断した先に「東京仕事センター」があります。

土日でも30分間は無料です。その後は15分ごとに100円という安さです。

神社にも数台分の駐車場がありますが、大概埋まっています。

そんな時におすすめの駐車場です。

 

目白通り

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▼通り沿いにヘンな看板があります。「アパ社長カレー」はどんなんでしょう。f:id:wave0131:20201012170645j:plain

▼ホテルメトロポリタンの右隣に「仕事センター」があります。

この道路は逆の一通ですが・・。f:id:wave0131:20201012170649j:plain

目白通り沿いを少し南に進んだところに大きな社号標があります。

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▼社号標からゆるい坂になるこの道路が表参道になるのでしょうか?

遠くに神社の幟が見えます。f:id:wave0131:20201012170632j:plain

▼縁結びのご利益目当てに「東京のお伊勢さま」として若い女性の参拝者に圧倒的に支持されている神社です。f:id:wave0131:20201012170508j:plain

何処の神社も創建時から「縁結び」のご利益をうたい、売り物としていたとは思えませんが、

東京でも有名な「縁結び」「恋愛パワースポット」とされるのは、この神社のほかに

出雲大社東京分祀」「赤城神社」「赤坂氷川神社」「今戸神社」などがあります。

 

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ここ東京大神宮も主祭神は「天照皇大神」と「豊受大神」の二神です。

出雲大社にしてもその祭神は国作りの「大国主大神」で、

これらの神が特別に「縁結び」と関連があるとは思えません。

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でも現在はことさら「縁結び」ばかりがフォーカスされています。

もとは「出雲大社」の古代から近世に打ち出した営業戦略だったのでしょう。

神の力を借りながら人為的に「縁結び」の神としての地位を確立していったのです。

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バブル期の女性は境内には上がらず、もっぱら「お立ち台」に上がっていました。

バブル崩壊後の不安定、不確定な時代に、自らに自信を持てない若者たちが求めたのは自らのパワーでなく、そこに依存出来るパワースポットでした。

神社は「われも われも」と「縁結び」と「パワースポット」を最前面に打ち出し始めました。

そんな広報活動にしっかり反応してくれたのが女性を中心とした若者たちでした。

 

みんな幸せになれるなら誰も悪くありませんし、

「縁結び」を前面に打ち出したとしても、それぞれの神社の価値が下がるわけではありません。多少浅薄さを感じる時もありますが・・。


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というような話をすると身もフタもありません。

大神宮の起こりは明治期に伊勢神宮の遥拝所としてのスタートでした。

 

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現実的には東京大神宮は「パワースポット」として、

TVや雑誌などのマスコミに取り上げれる数が東京では一番多いかもしれません。

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かつての若者はキリスト教式結婚式が全盛でした。

現在も神社と教会が逆転したとは思えませんが、それでも多くの若者が神前式を選択するようになっています。

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その神社での神前式挙式スタイルの確立に深く関わってきたのが東京大神宮です。

神前式の草分け的存在、老舗と言っていいでしょう。

有名人の挙式も神社の人気に拍車をかけています。

 

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授与所にはお守りなどを求めて多くの人が列を作っています。

恋愛成就」「こいし守り」「幸せ小槌」「幸せ恋守」「恋みくじ」などなど、

これでもかと若者の心をくすぐるお守りなどのグッズが、そのかず、数十種類あるそうです。

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▼さらに大神宮の神門などに見られる金属製の装飾がSNSなどで話題になっています。

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猪の目」と言われる装飾がハート形だからスマホの待ち受けにするとご利益大とか。

他の寺社でも時々見かける形は古くからの日本の装飾です。

 

▼江戸時代に活躍の伊藤若冲は「老松白鳳図」の中で赤や緑の「猪の目」をたくさん描いています。

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もちろん若冲はがハート形を恋や幸福を意識して描いたわけではありません。

 

いずれにしても「猪の目」ではなく「ハート型」として人気があるのは、ほかにも木の根元の樹洞や、屋久島の「ウイルソン株」なども有名です。

日本人はハートが特に好きなように感じます。

 

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都心の神社ですので広くもない境内は、普段でも参拝者で溢れ、こんな状態です。

例年の正月中は神社外まで列ができ、境内は地面が見えません。

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▼「東京大神宮マツヤサロン」では、神社のご利益を見事授かった人たちの挙式が今日も執り行われています。

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世の30%に入らず、末長く「縁」が続くことを願っています。

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▼大神宮の末社は1社だけのようです。入り口の神門脇に鎮座する「飯富稲荷神社」。

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稲荷大神地主大神が祀られています。

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飯富」の文字通り、衣食住に不自由をさせない神様でしょう。感謝を祈りましょう。

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東京でも「恋のサクセス最強神社」の一社にぜひ参拝ください。

もちろん「縁」は男女の関係だけではありません。

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▼「ハート形」の樹洞がある神社。

 

赤城神社赤坂氷川神社今戸神社も縁結びで大勢の参拝者が・・。

 

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