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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

真福寺の御朱印(東京・港区)〜愛宕山下、迷宮「虎ノ門横丁」ノンアル彷徨

摩尼珠山 真福寺御朱印

しんぷくじ真言宗智山派(東京都港区愛宕1-3-2)

二体とも書置きで日付は入っていませんでしたので自前です。

御府内八十八箇所第六十七番札所の御朱印になります。

二体に朱印の違いはあっても構成はまったく変化はなく

書き手さんも変わってないようです。

 

真福寺御朱印です(2022年)。

真福寺御朱印です(2015年)。

真福寺は土・日・祝に寺務は行われないようです。

しかし丁寧な案内があり、書置き御朱印もたっぷり置かれていました。

平日ならば1Fの寺務所で直書きがいただけることもあるようです。

御府内八十八箇所」を週末に巡っている人たちにとっては、留守であってもきちんと書置きが案内されていればありがたいことでしょう。

 

▼最寄駅は日比谷線虎ノ門ヒルズ駅」、「新橋駅」からも1km弱です。

虎ノ門ヒルズ駅」は2020年開業の駅で銀座線「虎ノ門駅」とも地下で連絡してしるので、両駅は1つの駅と考えてもおかしくはありません。

そんな最寄駅の説明より「愛宕神社」の北隣といった方がわかりやすいでしょう。

 

真福寺周辺は数年前からどこを見上げても建設中の高層ビルが見えます。

地上も高層ビル建築に伴う工事が多く、なんとなく落ち着きません。

 

▼江戸時代の真福寺の様子です。(▼写真は「国立国会図書館デジタルコレクション」

愛宕のお薬師さん」と呼ばれて親しまれていた頃の様子です。

毎月八日の縁日には門前市が立ち、賑わいを呈していたそうです。

 

▼そして約150〜160年後、2022年の真福寺です。

1995年に近代的なビルになっています。

愛宕東洋ビル」という名称のビルは、古い寺号標があっても寺と認識するには難しいのですが、東京では見慣れた都会の寺の姿でもあるでしょう。

▼石段の上の2Fテラスからの眺めです。

真福寺は京都の総本山「智積院」の別院という立ち位置にあり、真言宗智山派の宗務出張所が置かれているそうです。

創建は1605年、当初は中央区鉄砲洲に結ばれていた小庵を移転し、寺の形に整えられています。

安政年間には一時、オランダ、ロシア、フランス使節の宿舎にもなっています。

 

▼額の文字は「医王殿」でしょう。薬師如来が祀られている建物を表します。

どこを訪問しても観察力のない身は、ビル内の寺やごくごくシンプルな寺を参拝した時は撮影対象が見つかりません。

▼そこで真福寺の隣になる「虎ノ門ヒルズ」を覗いて見ましょう。

虎ノ門ヒルズは森ビルが開発するプロジェクトで「森タワー」「ビジネスタワー」「レジデンシャルタワー」などで構成され、さらに建設中のタワーがあり、最終形は見当もつきません。 

▼現在は「森タワー」が中心的な存在かもしれません。

▼以前はこの階段に水が流れていましたが、なしでした。

▼建物の外側は「ステップガーデン」になっていてテーブル、ベンチで休めます。

▼ステップガーデンを先に進むとイベントスペースの「オーバル広場」。

▼オブジェはスペインのアーティストによる彫刻「ルーツ」で高さ10m。

▼広場の前はカフェになっています。

▼建物内部に戻り、どこかで見たような「ぼく、トラのもん」だそうです。(^_^)!

▼現状の3棟は連絡デッキでつながっています。

▼「ビジネスタワー」です。

▼すりガラスではなく滝です。

これは中国人アーティストの「作品」だそうです。

▼3Fには呑んべぇのための横丁が広がっています。

日曜の昼なので客はマバラ。

車で来ているので1杯も飲めません。

指をくわえて通り過ぎるだけです。

▼一番南にある建物は「レジデンシャルタワー」。

おおよそ「1㎡=¥10,000」の高級賃貸マンションはどんな人種が住むのでしょう?

 

▼その建物の先は「愛宕新坂」で、愛宕神社の鳥居が建ちます。

 

真福寺より「虎ノ門横丁」の写真記事になってしまった今回でした。

 

▼お隣さん「愛宕神社」の記事。

 

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