▼最正山 覚林寺 元祖山手七福神「毘沙門天」の御朱印。(日蓮宗/東京都港区白金台1-1-47)
キチンとした書置きでしたが、残念なことに朱印が思いっきりウスイ!
薄め過ぎたカルピスのように少し物足りない。
覚林寺では直書きはしないと言うことですので、おそらく他の七福神担当の寺院も書置きのみか、うまく運べば大円寺や目黒不動だけ直書きをいただけるかも知れない。
どちらにしても、当ブログ2021年の正月はこれ以上七福神を追わないことにします。
▼港元祖山手七福神のまとめ過去記事はこちら。
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▼覚林寺「清正公」は、門前の国道1号線「桜田通り」と「目黒通り」との交差点名にもなっています。
「白金高輪駅」「白金台駅」のどちらから歩いても5分以内で到着です。
覚林寺は「元祖山手七福神」のスタート、もしくはゴールとなる寺です。
スタートにしたら、ここからゴールの目黒不動まで歩く事になります。
しかし正月3日のここ山手七福神も参拝者は多くはありません。
歩く距離といい、白金台から目黒までと言う地域性、そしてそれぞれの寺の味わいといい、23区内でもとても魅力のある七福神だけに残念な正月と言えます。
▼提灯に隠れてしまいましたが、扁額は「破魔軍」。
「魔軍」は仏道を妨げる悪事を指すそうです。
2年ほど前に訪問した時は、普段の週末にも関わらず、授与所には御朱印や御首題を求める人が列を作っていました。
▼しかし、2021年正月3日の昼近くはガラガラ状態。
参拝自体の自粛や、そもそも感染が怖い人、御朱印も書置きのみが予想される事などが影響している事は間違いないでしょう。
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ここからの写真は過去のもので、撮影年も単年ではありません。
▼雰囲気のある山門は清正公堂とともに江戸時代の造営です。
周りがビジネスビルやマンションばかりの中で異色な趣を感じさせられます。
▼境内内から山門を振り返ると、右隣に七福神の毘沙門堂が見えます。
▼一番大きく、歴史も感じさせる建物が「清正公堂」。
清正の位牌や像が祀られ、地域の人たちは「せいしょうこう様」と親しみを込めて呼ぶそうです。
▼こちらが本堂。
▼稲荷堂。
▼その隣は毘沙門堂と並んで題目碑も建ちます。
毎年、最低1ヶ所の七福神を制覇してきましたが、2021年は計画しませんでした。
都内下町中心の七福神の様子見的な参拝に終わりました。
鬼に笑われますが、来年、もしくは再来年、七福神巡りの列に誰もが大手を振って並べるような新春を願いましょう。