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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

世田谷八幡宮の御朱印(東京・世田谷区)〜【今週のお題】ありがたや ありがたや せたがやハチマン

世田谷八幡宮御朱印です。(東京都世田谷区宮坂1-26-2)f:id:wave0131:20201128174640j:plain

世田谷八幡宮御朱印(2020年)。f:id:wave0131:20201128174644j:plain

世田谷八幡宮御朱印(2013年)。f:id:wave0131:20201128174635j:plain

▼2020年の7月は直書き対応はされていませんでした。

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▼「世田谷八幡宮」は御朱印収集者としては「豪徳寺の隣」で通じるでしょう。

神社の近くのどこかに「」があるのでしょうか、

神社も当初は「宮の坂八幡宮」と呼ばれていたそうです。

▼神社鳥居から見える東急世田谷線も「宮の坂駅」と名付けられています。

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世田谷線は今でこそ様々にカラフルな車両が運行されていますが・・

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▼かつては世田谷線と言ったらこの車両でした

f:id:wave0131:20201128174659j:plain少し濁ったグリーン一色の、今ではレトロと懐かしがられる車両は、駅前に鎮座。

 

▼「宮の坂駅」方面から神社に進むと過ぎる大きな看板に気付かされます。

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当地はかつて世田谷城がありましたが、今は豪徳寺城址公園になっています。

▼ですので、鳥居の前の道路は「城山通り」という名称になっています。

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▼1点だけ2013年の写真です。紅葉が朱色の鳥居に溶け込んで見えました。

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▼「城山通り」に面した朱色の大鳥居を潜ると、石の鳥居に茅の輪ができていました。

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多くの参拝者が八の字を作りながら周っています。

実は最近知ったのですが、「夏越の祓」では周りながら

水無月の 夏越の祓する人は 千歳の命 延ぶと云うなり

(みなづきの なごしのはらえするひとは ちとせのいのち のぶというなり)

と唱えながら周るのが作法とか。

 

その作法は神社や地域によって細かく異なるそうですが、

この和歌は「古今和歌集」「後撰和歌集」に次ぐ「拾遺和歌集」に載っている歌だそうです。

歌集は約1000年前に編まれているので、

「夏越の祓」は千年前にはとっくに行われていた神事ということになります。

 

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当初「茅の輪くぐり」は「年越の祓」の折にしか経験していなかった「茅の輪」ですので、

夏バージョンは「近年に行なわれるようになったもの」と恥ずかしながら間違って解釈していました。

いやはや、御朱印は数百の数をいただいているものの、寺社に関するモノを知らないことの多さに呆れ返ります。

 

▼貼り紙、注意書きバンバンの手水舎は休止中。

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明治時代に建立された狛犬は、その台座にも彫り物が施されています。

掘られている花はボタンかもしれません、「唐獅子牡丹」!

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八幡さまの祭神=八幡神誉田別命応神天皇です。

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神社名と主祭神の繋がりは、なかなか覚えられません。

何回も記事に書くことで、やっと覚えられる場合もあります。

 

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美しい社殿の奥深くに八幡神がいらっしゃるのでしょう。

 

歴史物のドラマ、シネマを見ていると

戦国時代の戦場に赴く武士が「南無八幡大菩薩!!」と声を張り上げ、

敵陣に向かっていく場面を目にすることがあります。

 

その「八幡大菩薩」が八幡神であり、誉田別命応神天皇でもあることを知ったのも、

そんなに遠いことではありません。

 

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約千年前の創建といわれるこの神社は、

奥州平定の戦勝が八幡大神の加護によるものと感謝した源義家が、宇佐八幡から分霊を招いたと伝わります。

義家も「ありがたや ありがたや 南無八幡大菩薩」と唱えたはずです。

 

ところで、その尊氏の祖先「源 義家」も、

通称「八幡太郎」と呼ばれますので、「八幡」の話はややこしくなります。

 

八幡神八幡大神八幡大菩薩とは同類ではない八幡太郎

 

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「茅の輪」にしても「祭神」についても、知ったかぶりで記事にしていると

自分の知識の間違いだらけに青くなること度々です。

 知らないこと、分からないことについては正直でないと痛い目にあいます。

 

まぁ、稚拙内容の御朱印ブログにメクジラ立てる人はいないでしょうが・・。

 

▼神社には3つほど出入り口があり、こちらは西側の鳥居。

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▼「仮殿」は現在の社殿が1964年に造営される前に使用されていたものでしょうか?

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▼こちらは「楽殿」。

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板戸が閉められている神楽殿は味気ない建物が多い中で、ここの神楽殿はなかなか趣のある顔をしています。

 

▼「招魂社」の隣には「高良神社」もありました。

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奉納相撲でも有名な世田谷八幡。さすが観客席付き土俵はここだけかもしれません。

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▼奉納相撲の力士たちは軽々と持ち上げたのでしょうか?

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▼順序は逆になりましたが、朱の大鳥居脇に「厳島神社」があります。

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緑と赤の補色関係の美しさは、神社以外では見つけにくいかもしれません。

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弁天池に朱の橋の「大道具」も神社ならではの美しさです。

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小さな滝に思わず呟きます「ありがたや  せたがや八幡」!

 

 

はてブ」の【今週のお題】などは記事にしてみようと意識したことはありませんが、

▼目障りにもいつもモニター左上に表示されています。

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ホントは表示は少しもジャマでもありません。

 

今回は語呂合わせというか、ダジャレで「ありがたや せたがや」でした。

 

▼ほぼ「おとなりさん」豪徳寺の記事。

wave2017.hatenablog.com

 

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