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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

千束八幡神社の御朱印(東京・大田区)〜洗足池を中心とした気持ちの良い公園内に鎮座

千束八幡神社御朱印です。(東京都大田区南千束2-23-10)f:id:wave0131:20220217191448j:plain

 

洗足池八幡宮御朱印f:id:wave0131:20220217191444j:plain

読みは「せんぞくいけ はちまんぐう」です。

正式名称は「千束八幡神社せんぞくはちまんじんじゃ)」です。

御朱印右下は「必勝の名馬池月」と書かれ、頼朝ゆかりの馬です。

 

厳島神社御朱印

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洗足池弁財天」が祀られる「厳島神社」は、八幡宮の境外社かと思いましたが、独立した神社で当社の兼務社となっています。

 

御朱印は社殿左手にあるこちらへお願いしそうになってしまいますが、違います。f:id:wave0131:20220217191525j:plain

▼一段上の社務所が受付となっています。

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▼どなたもいらっしゃいませんでした。

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▼チャイムボタンを押し続けますが、人の反応がありません。

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当社へは2度目の参拝で、最初はやはりお留守で御朱印は諦めました。

2度目の訪問の今回は諦めきれず、少し時間をおいてのチャイムで無事いただけました。

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▼当社へは池上線「洗足池駅」からですと徒歩5分ほどです。

駅名などは「洗足」の文字を使いますが、神社の正式名称や地域名は「千束」が使用されています。

この地は古くから「千束」と呼ばれていたところ、日蓮聖人が池の水で足を洗ったことから「洗足」となったとも伝わります。

 

▼東京には同じ地名がもう一つ台東区にあり「千束稲荷神社」が鎮座します。

 

 

▼快晴の初冬の「洗足池」にはたくさんの人が訪れていました。

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「洗足池」は広重の「名所江戸百景」にも描かれている江戸時代からの景勝地です。

 

▼池に架かる橋はの名前は「池月橋」。

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御朱印に書かれていた「必勝の名馬 池月」と同じ名称です。

洗足池駅方面から橋を渡った先に、朱塗りの両部鳥居が「一ノ鳥居」。

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一ノ鳥居からニノ鳥居、石段、社殿まで一直線に連なります。

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社務所にあった神社の古い写真は、石造の鳥居と藁葺きの社殿が確認できました。

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7、8年前の最初の訪問時の境内はひっそりとして、鬱蒼としていて、少し荒れ気味なイメージでしたが、

すっかり整備されたように感じます。

▼石段を上った先の手水舎

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訪問時期が良かったのか、輝く黄葉と古めかしい社殿の対比がとても美しく感じます。

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▼さらに石段先の高い位置にある社殿は戦前に造営されたものだそうです。

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▼拝殿前の狛犬は社殿よりさらに古そうです。礎石に「天保」の文字がありました。

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▼こちらの狛犬の後ろには「必勝の名馬 池月発祥の地」の文字の上に大きな絵馬。

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由緒によると当社は平安時代前期に宇佐八幡を勧請して創建され、当地の総鎮守として崇敬されてきています。

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当社は頼朝の旗揚げの地とも伝わり「旗挙げ八幡」とも呼ばれていたそうです。

また、鎌倉時代の当地の豪族 池上氏や、池上氏を壇越とした日蓮の休憩地でもあり、

さらに遡って、11世紀の後三年の役で奥州討伐へ向かう義家八幡太郎)が洗足池で禊ぎをして戦勝を祈願したなどと、

言い伝えは、当時のオールスター登場です。

あくまで伝承ですので真偽は問われませんが、多くの言い伝えが残るのは、それだけ古社という事でしょう。

 

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境内社は「稲荷社」と「神明社」が並びます。

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▼境内北で「名馬 池月(いけづき)」が紅葉の森を駆けています。

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頼朝が氏神である八幡神が祀られている当地に立ち寄った時、野生馬を捕らえ、

まるで池に映る月のような姿の馬だったことから「池月」と名付けられたそうです。

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▼さらに池畔沿いに北に歩みを進め弁天橋を渡ると「厳島神社」があります。

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広島 厳島からの勧請でしょうが、比較的新しい造営か修復なのでしょう。

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▼八幡社の方に戻り、12月半ば、名残りの紅葉を見納めます。

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▼「池月橋」のしたでは鯉と鴨がニアミス。

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もともとお互い敵対心はないのでしょう。何事もなく離れていきます。

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きっと春夏秋冬、四季のいつ訪問しても楽しめる神社と公園のようです。

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