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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

下高井戸八幡神社の御朱印(東京・杉並区)〜武蔵野の空気漂う創建550年の「いやしろ」

下高井戸八幡神社御朱印

しもたかいど せんげん じんじゃ主祭神応神天皇

(東京都杉並区下高井戸4-39-3)

通称の「下高井戸八幡神社」は「浜田山八幡神社」とも呼ばれます。

 

下高井戸八幡神社御朱印です。

 

御朱印は拝殿右手にある授与所でいただきました。

週末はこちらの授与所がOPEN。平日は社殿左手の社務所で対応いただけるようです。

 

京王線西永福駅」「浜田山駅」「桜上水」「上北沢駅」のどこから歩いても約10分以内で当社に到着できるでしょう。

▼車なら境内の東側から入る通路があり、神輿庫前に広いスペースがあります。

▼神社周囲は完璧な住宅街のなかで、鬱蒼とした社叢が広がっていました。

鎮座地である杉並区だからこの社叢が残せたのでしょう。

もう少し都心部に近ければ確実に境内敷地の一部は別の用途に供せられ、社叢も少なくなっていたに違いありません。

▼「一ノ鳥居」を覆い隠すように伸びた木々も鬱陶しさを感じさせない鎮守の杜です。

一ノ鳥居」は昭和の建立のようです。

▼その先は少しの石段があり「ニノ鳥居」が見えます。

▼「ニノ鳥居」は平成の建立。季節柄、落ち葉が目立ちますが、とても良い景色です。

「杉並の緑深き『いやしろ』」です。

▼ニノ鳥居をくぐると左手に「手水舎」。水は出ずに消毒液が置かれていました。

消毒液での「清め」はやむを得ないことではありますが、慣れません。

 

▼新旧の狛犬が二対。子獅子の表情がヒョウキン!

▼毎回感じますがリアルな表情より、デフォルメされた扁平な顔は憎めません。

由緒によれば、1457年に太田道灌江戸城を築くとき、鎌倉の鶴岡八幡宮の神霊を勧請して創建したと伝わります。

木造の現社殿は1959年の建立。

▼いつものように「応神天皇」にご挨拶です。

▼「本殿」の様子です。本殿は江戸時代造営のものですが覆屋内に隠れています。

本殿棟札には「弘化四(丁未)年十一月十日再建」と記されているそうです。

 

▼11月後半の訪問でしたが、イチョウの木はまだ青々としていました。

▼社殿の後方は松林と広々とした敷地に「武蔵野」を感じさせられます。

▼境内東側にある鳥居。

▼参道途中の境内西側に境内社がまとめられています。

鳥居が建ち、参道が設けられています。

▼一番左が「稲荷神社」。

▼眷属たちは勝手気儘そうに様々な表情をしています。

一番奥の狐がトボけた表情でカワイらしい!

▼その隣は「天祖神社」。天照大神が祀られているのでしょう。

▼さらに「御嶽神社」と続きます。

境内社はどれも同じ時代に整備されたのでしょう。似たような社殿となっています。

 

境内社が並ぶ途中に大小いくつもの恵比寿、大黒像。ほかに七福神像なども整列。

▼最後は右端に「祖霊社」が建ちます。

▼「舞殿」です。

▼蔵のような頑丈な造りの「神輿庫」が4棟並んでいました。



色づき始めた木々と、まだまだ勢いよく青く茂る葉の木々に囲まれた静謐な空間は、

都心の神社では味わえない武蔵野の空気が漂っていました。

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