今回もハードスケジュールの移動で、箱根から宿泊地の河口湖までやってきました。
▼今回記事とはまったく関係ない数年前の秋の河口湖周辺です。
タイミング的には各地の春の桜を探すより、多少見頃時間の長い秋の紅葉の方が合わせやすいように思います。
いずれも晴天に、特に紅葉は光のある天気に恵まれないと感動は半減するでしょう。
明るい曇天以上の空模様ならば、河口湖を一周する道路は素晴らしい紅に染まります。
日帰りにしろ2、3泊にしろ予定を立てた旅で滅多に雨には恵まれ? ません。
1週間近く京都方面を旅してきて、雨が上がったのはたった1日だけだったという知人がいましたが、そんな経験はしたことがないので同情以外の何物でもありません。
何にしても富士山周辺の御朱印巡りは四季を通じて、それぞれ世界遺産の名に恥じない魅力的な姿を見せてくれる地域です。
▼2020年河口湖、ひとり旅は当たり前に世界遺産の名に恥じるような、安ホテル。
▼朝食付き税込5700円にしては部屋は広い。建物はコンドミニアムタイプ。
▼寝相はイイ方なのにベッドはW。左半分しか使いません。
▼安ホテルにしてはTVも28か30inchと大きい。いつもはほとんど見ないけど。
東京在住ですので Go to トラベルとは関係ない状況ですが、この安さはすべてはコロナとの関連にあるのでしょうか?
▼しかし、夜にドドーンッと音とともに火事が出た! と思ったら花火。
事前通告もなくコロナ禍の花火は控え目です。
▼同じくコロナ禍のおかげで朝食のバイキング形式は姿を消してカンペキに「1人前」。
地球に優しい少食エコ人間としては、少なくともロールパンは1個でいいでしょう!
通常はコーヒー、オレンジジュース、スープ、サラダ、パンがあれば十分。
だから
▼とても食べられないと思ったら、見た目より美味しく、ゴチソウー様でした。
▼何より最高のゴチソーは翌朝の窓から見えた、この景色。
インスタにする訳ではないですが、さらに富士山と鳥居のベストコラボなる景色を目指します。
夏の富士山は冬の晴天美とは違い、晴れていてもすぐに雲隠れしてしまいますので、早めに目的地に向かいます。
とは言え朝に弱い身は、もう午前9時です。
▼一般の人々が訪問する方法とは別の道、造成中の斜面ルートを辿ります。
場所は河口湖神社から末社の「母の白滝神社」へ向かう途中にあります。
▼朱の鳥居が見えてきました。造成中の土が靴底を滑らせます。
▼もう少しです!
▼9時過ぎの Gool はすでに先客が・・。
それでも訪問者は少ない。誰もマスクなんてしていません。
マスクなしでこの清涼な空気を思いっきり胸に吸い込みます。
「天空の鳥居」は全国で見られますが、ここは河口湖神社の宮司個人の所有地だそうで、桜を植栽し遥拝所とする計画だそうです。
しかし「宮司個人所有地」という表現が少し引っかかります。
神社という宗教法人の所有地というなら話は理解しやすいのですが・・。
いずれにしても何年か後の春には「桜が散る天空の遥拝所」として、観光客が多く訪問する場所となることでしょう。
夏の富士は見慣れた冠雪がありません。
黒々とした頂は世界遺産というより、世界脅威となっている感染症を思い起こさせられるようなドスグロく不気味さを湛えています。
もちろん新型コロナが蔓延する前ならば、そんなことは連想しないはずですが・・。
▼富士山頂はアップしないでこの位置からの富士を称えます。
「天空の鳥居」を堪能したので山を降りて河口浅間神社へ向かいましょう。