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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

金時神社・諏訪神社の御朱印(神奈川・箱根町)〜宇治抹茶白玉金時の怪 〜コロナ禍中を突破! 箱根から河口湖❽

公時神社金時神社御朱印。(神奈川県足柄下郡箱根町仙石原)f:id:wave0131:20200824121823j:plain

▼仙石原 諏訪神社御朱印f:id:wave0131:20200824121829j:plain

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諏訪神社社務所無人でしたが、御朱印の案内がありました。

公時神社の社務所では宮司さんに御朱印対応いただき、もう一人のお父さんに冷たいお茶を出していただきました。

やはり今年、菌時の2020年の夏は参拝者が少ないとのことでした。

 

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仙石原諏訪神社は、前回記事「長安」の隣に鎮座します。

▼仙石原交差点の信号の近くを横道に入ると鳥居が見えます。

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車に乗ったまま鳥居を通過すると左に駐車スペースがあります。

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とてもひっそりしています。参拝者は一人も見当たりません。

 

社務所らしき建物に、上に掲載の御朱印の案内が貼ってありました。

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無人らしき神社で御朱印の案内がされていると、とても嬉しくなります。

 

御朱印がない寺社の多くは当然じっくり見て回る事に興味を失います。

本来は参拝が主のはずですので、そんなことではバチが当たりますが、

結構永く御朱印収集をしていると御朱印がなくとも参拝はしっかり、拝観もややしっかりして「バチあたり」からは少し遠のくものの、

やはり御朱印があるか無いかで、その熱心さが左右されることは如何ともしがたいものです。

 

▼神楽歌の碑「平舞の歌」「湯立の歌」と彫られています。

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この神社では獅子が湯立てをするという珍しい神楽が毎年3月に2時間にわたって舞われるそうです。

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言うまでもなく祭神は諏訪大社からの分霊で、創建は定かで無い神社ですが、少なくとも江戸初期には鎮座が認められていたそうです。

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▼牧歌的な手水舎ですが満々と水を湛えています。

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▼獅子たちも相当年季が入っていて風雨にさらされた様子が見て取れます。

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▼さて社殿前へ続く石段を登ってみます。f:id:wave0131:20200824121945j:plain

参拝者は誰もいないと思っていましたが、石段を降りてくる地元の方でしょうかカップルと出会いました。

やはりどの神社も、参拝する人々は圧倒的にカップルが多いのでしょうか?

いや、縁結びで全国的に有名な神社以外はそうでも無いですね!

 

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石段を上がった社殿前の境内はそんなに広くありません。

 

▼どこへ連れていかれるのか分からない細い石段がチラッと見えます。

f:id:wave0131:20200824121958j:plain石段を見かけると大概登りたくなりますが、アツイ! 今回はやめときましょう。

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アツイ!と言っても仙石原は標高600m以上あります。

東京都心に比べたら温度も数度低いのですが・・・。

 

▼そんな仙石原のハイキングで人気の山、標高1200m以上ある金時山の麓に公時神社があります。

神社手前の金時山登山口にも鳥居と駐車場がありましたが、社務所前までに車で乗り付けました。

ガランとした社務所前でしたが、白い烏骨鶏と茶色いチャボがたくさんウロウロ、鳴き声をたくましくして迎えてくれました。

 

▼社殿に向かう参道はとってもいい雰囲気です。

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▼とてつもなく大きな石灯籠はイイ具合に苔むしています。

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▼手形にくりぬかれた手水の「金時水」は飲めません。

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宇治金時の「金時」と読んでしまいました。

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坂田公時を祀る神社ですが、ここも創建は不明。

公時の幼名は童話で誰もが知る「金太郎」。

公時は実在の人物ではなさそうですが、まるっきりの創作でもなく、伝説や童話となるきっかけづくりの人物は実在したそうです。

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しかし公時がいつ金時となり、その名がより広まったのかは知りませんが、金太郎金時の名称はあらゆるモノにつけられています。

 

お世話になった人の名前に「金太郎」さんがいました。

金太郎飴」は一般名詞になってしまいました。

東京新橋に「きんとき」という魚の美味しい居酒屋があります。

ラーメン屋もあり、バーからパチンコ店などあらゆる店舗名になっています。

小豆の品種に「金時」という名称が使われています。

金時豆金時にんじんサツマイモにも金時があります。

何とも大人気の「金時」に「金太郎」です。

童話の世界の登場人物でこれほど有名で、名前を貸している主人公は他にいません。

永久不滅の「金時」です。

 

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高校生の夏、甘味屋に入り皆んなでかき氷を注文しました。

友だちの一人は早口で注文したものだから

何と勢いもよく「ウジマッチャ シラタマ キンタマ」と言い損ねてしまいました。

 

注文を聞いていたおかぁさんは「ハイ! 白玉金時ねっ」と平然!

友人は恥ずかしくて金太郎のように真っ赤になっていました。

 

全体に赤いものを「金時」「金太郎」と呼ぶことが多いのですが、童話の挿絵などで顔や体が赤く描かれることが多いからなのでしょう。

 

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そう言えば「金時の火事見舞い」という諺を思い出しました。

宇治金時のかき氷を卒業した頃、飲酒により顔が真っ赤になった時、

その諺に例えられ「金時の火事見舞いだね」と言われたことがあります。

 

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どんな話のいずれも「公時」ではなく「金時」です。

一般には「」の文字を「きん」と読むことはほとんどありません。

思い起こしても「公達(きんだち)」くらいです。

誰もが「きん」と読める「金」にしたというか、自然と置き換わったのでしょう。

または「坂田公時」も「坂田金時」と表されることもあるので、初めから「金時」だったかもしれません。

 

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今は子供たちに読み聞かせ、歌い聞かせる童話童謡も移り変わりが激しく、

▼「🎵マ〜サカリ か〜ついだ〜 きんたろうは〜・・・」なんて言う童謡は・・・

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いつの間にか苔むしてしまうかもしれません。

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