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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

大塚天祖神社の御朱印(東京・豊島区)〜かつては「巣鴨村」と言われた大塚に鎮座

▼大塚 天祖神社御朱印です。(東京都豊島区南大塚3-49-1)f:id:wave0131:20210129192738j:plain季節によって「初詣」「夏詣」のスタンプが追加されるようです。

 

右下の「都電神社めぐり」のスタンプは尾久八幡神社でも押されていました。▼

 

▼「書置きはございません」という事なので、ありがたくも直書きのみという事です。

f:id:wave0131:20210129193028j:plain昨今では「書置きのみ」に慣れているせいか、逆の案内に何故かオドロきます。

 

▼「都電神社めぐり限定」の朱印帳の案内もありました。

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天祖神社へは、JR山手線「大塚駅」南口から徒歩3、4分です。昔は「巣鴨村」です。

もちろん「都電神社めぐり」の都電荒川線大塚駅」停留所もあります。

 

大塚駅南口に立つと大きな社号標がそびえていますので駅前からいきなり参道です。

f:id:wave0131:20210129192804j:plain大塚には過去に半年ほど仕事がらみで通ったことがありますが、

当時は神社の興味がなかったせいか、この社号標には全く覚えがありません。

▼商店街入口に立つ鳥居をデザインしたアーチにも当時は気がつきませんでした。

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もとより「観察眼」という言葉が自分の辞書には掲載されてないので、意識しないと気がつかないのもあたり前かもしれません。

 

▼商店街に入って、緩やかな坂道を右方面に進みます。

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駅前の商店街ですので、誘惑に負けそうな店舗が左右に続いています。

不審者のように眼はキョロキョロ、地元民ではないことがすぐバレてしまいます。

 

▼右側の先に神社の木々と玉垣が見えてきます。

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▼振り返る必要ありませんが、今進んできた坂道です。

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▼駅前の石柱とは異なり神社前の社号碑は円柱です。

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▼人通りの多い神社前では、ここで立ち止まり頭だけ下げて行く人もたくさんいます。

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石段を上がれば商店街とは違う空気が流れています。

 

▼鳥居をくぐるとすぐに出会う狛犬の阿形は、子供を押さえつけているような姿です?

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▼玉を押さえる吽形は不思議ではなく自然です。江戸時代に奉納されたようです。

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狛犬の脇に手水舎。

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▼吐水口は感染症対策でしょう、柄杓は置かれてなく狛犬の口に竹筒が差し込まれ、手前の竹口から水が流れます。

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竹で口から串刺しされたような狛犬の表情で、何やらちょっと哀れです。

 

▼石段→鳥居→参道→正面に社殿です。

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天祖神社ですので祭神は「天照大御神」。

創建は14世紀。

空襲によって焼失された社殿は戦後の再建です。

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▼社殿前には比較して新し目の狛犬が一対。

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最近、本ブログにはこんなに勇ましく胸を張れる機会はありません。

羨ましくも、恥ずかしくも感じさせられる雄姿です。

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▼「天照大御神」に挨拶申しあげましょう。

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▼本殿は拝殿より新しい再建なのでしょう。

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まるで付け足したような、増築されたような雰囲気の本殿です。

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社殿裏手の境内社を見ていきます。

 

▼「菅原社熊野社厳島」と案内されていました。

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▼こちらにも一対の狛犬が奉納されています。

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▼わぉ〜ん〜〜〜ん。おでこの傷がイタイ!

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▼こちらは「稲荷社」です。

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▼2対は狐と狛犬のようです。

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▼さらに「三峯社」と「榛名社」。

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▼いくつも見てきましたが、ここにも表情の違う狛犬です。

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▼御神木の「夫婦銀杏」は樹齢600年と言われています。

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かつては「巣鴨村の鎮守」とされ、

江戸時代には十羅刹女鬼子母神も祀られていたそうですが、

明治期に天祖神社と改称され、現在は神仏習合のカゲはまったく見当たりません。

 

天祖神社 (豊島区南大塚) - Wikipedia

に面白い記事が載っていました。

十羅刹様が隠居して、天祖様が氏神になられた」だそうです。

ご隠居はどちらへお住まいなのでしょう?

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