▼元郷氷川神社の御朱印です。(埼玉県川口市元郷1-30-2)
いただいたのは通常御朱印ですが、花の添え印が月替りで季節の花になるそうです。
いただいた御朱印は藤でしょうがよく見ると「幸」の一文字が隠れています。
神社のHPに「今月の御朱印ご案内」が掲載されています。
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▼元郷氷川神社への最寄りは埼玉高速鉄道「川口元郷駅」から徒歩5分ほど。
関東に住んでいる御朱印収集者の運命で「氷川神社」にまみれます。
記憶もできず無数の「氷川神社」が全くカオス状態になっています。
もちろん数の上では「八幡神社」の方が多いのでしょうが、
八幡神社の場合は、名称が(●●八幡神社)となるところ、
氷川神社は(●●)(氷川神社)となるイメージなのです。
他との混同を避けるため便宜上「●●八幡神社」「●●氷川神社」としている神社がほとんどでしょう。
▼神社は住宅街にありますが、ちょっと振り向くと巨大なタワマンがニョッキリです。
▼見逃してしまいそうな参道入口に「しあわせの宮」と書かれた小さな柱がたちます。
子宝・子授け成就、子孫繁栄などにご利益があることから「しあわせの宮」と呼ばれているそうです。
地元の鎮守らしく住宅に挟まれた細い参道ですが、手入れが行き届いています。
▼鳥居の扁額を覆っているのは保護網なのでしょうか、全く読めません。
ソーラーパネルのような姿で、右下の小さなパネルも正体不明です。
▼朱色の手水舎の手前には広い駐車場もありました。
明るい境内はチリひとつ無いほど綺麗に掃き清められています。
▼コンクリート製でしょうが、コンパクトで美しい社殿です。
▼狛犬は前掛けとパープルのマスク。特注か手作りのマスクはセンスが光っています。
時間を刻んできた古い狛犬のようです。
白い眼は最初から塗られていたものではないでしょうが、あるか無いかで一気に表情が変わって見えるのでしょう。
▼社号額には「四ノ宮 氷川大明神」とあります。
当初は「四ノ宮」「四郎ノ宮」とも呼ばれていたそうです。
▼「川口九社詣 勾玉巡り」の案内。
ここ数年、全国で「●●巡り」という神社詣でが増えました。
御朱印目的には訪問参拝しやすい指針となっていることでしょう。
▼主祭神の父娘神である「素盞嗚尊」「市杵島姫命」は、こちらの本殿にいらっしゃいます。
▼ブロンズ製の犬の母子像「子宝いぬ」です。
犬たちも感染対策です。いつになったらこのマスクを外すことができるのでしょうか?
▼朱色と壁の白のコントラストで引き締まった社殿です。
▼社殿左手に「十二社」殿。
末社としてあった12の社をここに集合していただき「合祭殿」としたそうです。
罪はありませんが住宅の干物が何とも無粋で、社の裏側の植林が早く育つことを願いたくなりました。
▼富士山の「東表口登山」碑は大正の日付がありました。
▼写真は思いっきり傾いてますが「御嶽神社」は明治の日付。
「しあわせ」と感じるのは人それぞれ 。案外、自分の足元にあるものかもしれません。