三浦 白山神社の御朱印
書置きでしたが、きちんと筆書きされていました。
▼20社近くの神社を兼務されているようです。それぞれ御朱印をいただけます。
御朱印の詳細は当社HP「三浦 白山神社」で紹介されています。
▼お守りなどの授与品も可愛く綺麗に並べられています。
御朱印対応は女性でしたが、このお守りなどの並べ方も女性の手によるものでしょう。
▼京急線「三浦海岸駅」から徒歩20分以内ですが、バス利用も可能です。
▼久里浜方面から車で神社を目指すと「三浦海岸」から「菊名海岸」へと続く海が車窓に飛び込んできます。
真夏ならこの海岸は海を楽しむ男女で埋まってしまいます。
夏でなくともサーファーや、W.サーフィンなどを楽しむ人たちが多く見かけられます。
そして、人はそんな姿を見かけるだけでも幸せな気分になります。
自分が海と水とに直に接していなくても、開放的な海のシーンが楽しく、幸せな思いをさせてくれるのでしょう。
そんな様々なドラマを生む海岸から直線距離200mほどの所に白山神社は鎮座。
「動」の海から「静」の神社へ移ります。
▼車で参拝者用駐車場に入ると、そこは「自動車祓所」にもなっていました。
▼駐車場には簡単ですが、分かりやすい境内案内図もあります。
▼駐車場から進むと立派なお住まい、社務所・授与所の前を通って境内に入れます。
▼神社正面の表参道へ向かいましょう。
▼鳥居脇に社号標も立ちます。
▼石段の上に駐車場の案内が出ていました。親切な案内で車利用者にはありがたい!
▼江戸末期に建立された鳥居の扁額は「白山神社」。
▼手水舎の脇のサルスベリが自らを主張しています。
▼鳥居先の灯篭が珍しい形をしています。
灯篭の先端は桃のような形をしていますが「宝珠」なのでしょうか?
▼少し右にカーブしてグリーンに覆われた参道が延びています。
▼少し長めの参道を進むと社殿が見えてきました。
▼コンパクトな社殿です。
▼石段を登ると社殿前に狛犬です。
現代的な造りの狛犬は新し目の造立なのでしょう。
▼新し目の狛犬の手前に申し訳なさそうに佇む石の塊も、よく見ると狛犬でした。
▼痛々しいほど風化が進んでいます。石の材質により風化の速度も違うのでしょう。
当社の古くは「白山宮」と呼ばれ、鎌倉幕府の三浦一族の武将、菊名左衛門重氏の守護神であったと伝わっています。
当初は菊名の山林中に鎮座していたものの、鎌倉幕府、三浦一族の滅亡とともに神社も荒廃。
その後の江戸時代に現在の地に社殿を造営し、菊名の氏神様として祀られています。
▼現在の社殿は1970年の造営のものだそうです。
▼本殿の様子と、その左下の小さな祠は「浅間神社」。
▼神々の息遣いが感じられそうな当社一番のミステリアスゾーン!
▼宇迦之御魂大神が祀られる小さな「稲荷神社」。
▼鳥居が建ち「切妻造妻人形横穴古墳」と書かれた柱もあります。
▼石段を上がれば正面に祠。
▼その右隣が横穴式の古墳。
奈良時代に造られ地域の有力者を葬ったのではと推測されていますが、詳細は分からないそうです。
▼竹製の結界の先はかなり広い空間となっていました。奥行きは5以上ありそうです。
切妻造風の天井となっているそうですが、よく分かりません。
▼撮影も失敗ですが、何かの動物の顔や眼にも似たような部分も見えます。
特定できない人物の墓は千年以上の時を経ても崩れず、
葬られた有力者の魂が、地域を見守るが如く浮遊する空間かもしれません。
開放的な菊名海岸のピーカンさとは対象的な Dark で Quiet な神域を持つ神社でした。