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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

前原 御嶽神社の御朱印(千葉・船橋市)〜オドロキの「ピカピカシール」御朱印

前原御嶽神社御朱印です。(千葉県船橋市前原東5-43-1)f:id:wave0131:20210520190130j:plain「前原御嶽神社」のよみは「まえはら みたけ じんじゃ」です。

 

直書きいただいた見開き御朱印ですが、
この他に見開きの書置き御朱印が数種類ありました。

 

いただいてから驚きました。

この御朱印のイラスト部分は全てピカピカシールが貼られていました。

それもほとんど神社とは関係のなさそうな内容かと思いましたが、

5月ですので「母の日」の関連のシールでした。

驚いたものの、考えてみればスタンプの代わりにシールという事で、何ら驚く事ではなかったのですが、スタンプですとここまでカラフルには出来ないでしょうね。

 

▼「御朱印受付時間 9時〜午後2時 書置きのみ」と案内がありますが、実際はタイミングにより柔軟な対応をされているようです。

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▼見事な味を醸している建物、社務所の授与所でいただけます。

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▼前原神社の最寄は新京成線前原駅」で、神社まで500mほどの距離です。

津田沼駅」と「松戸駅」を結ぶ新京成線を利用したことはありません。

もともとこの路線は沿線住民のための鉄道でしょう。

したがって「前原」と言う駅や地名は、神社を訪問するまで知りませんでした。

 

▼神社前は交通量の多い国道296「成田街道」が通っています。

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その成田街道沿いに近世に開拓されたのが「前原新田」と言われ、
1715年、その開拓者が江戸で買い求めた、修験道の本尊「蔵王権現」を御神体としたのが神社の始まりだそうです。

▼そんな経緯から右側に建つ社号標は「御嶽神社 蔵王権現三尊像」とされています。

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しかし、立派な社号標に掘られた文字はリッパとは言い難いかな。

それとも特殊な書体なのでしょうか?

何れにしても蔵王権現修験道なので明治に入ってから「神社」となったのでしょう。

 

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▼一ノ鳥居の額は「御嶽太神」。

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狛犬の先にすぐ二ノ鳥居。

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▼二ノ鳥居の額は「御嶽神社」となっています。

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▼予想外に長い参道が延びていました。

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▼参道は一旦下ります。参道の右手と平行する車道の先は駐車場になっています。

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▼駐車場手前の右手にある階段を降りると「水神宮」があります。

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▼由緒が札に書かれていますが、小さい文字は薄くなって読み取るのが大変でした。

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昭和の造営ですが、当初は延宝年間に安置とありますので、江戸初期です。

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▼参道に戻ります。いったん下った参道は再び上りの石段になります。

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▼以外にも長かった参道ですが、やっと到着のようです。

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▼正面が社殿のようですが、長かった参道にしては社殿はコンパクトに見えます。

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▼見事な溶岩が積み重ねられた上に立つ獅子は尻を持ち上げています。

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▼「ナニクソーッ」と意地のある顔で這い上がろうとする子獅子。たくましいです。

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▼長い参道で境内全体としては広いのでしょうが、やはり拝殿はコンパクトです。

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▼安置されている「木造蔵王権現三尊立像」は本殿にいらっしゃるのでしょうか?

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秘仏のため見学は不可。f:id:wave0131:20210520190227j:plain

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▼本殿側の裏から見ました。

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社務所側から参道方面を見た境内。

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▼神楽殿は閉ざされています。

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▼「三葉松」。

f:id:wave0131:20210520190213j:plain通常松は二葉。でも「五葉松」と言うのがあります。その中間的存在でしょうか?

 

▼古い祠が集められています。

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かつてはちょっとした丘に、大きな樹の下に、泉のそばに、街道の道筋に置かれていた祠のはずです。
当時の庶民の様々な神に対する崇敬が形になったものでしょう。

▼いずれ土に還るまで、いくら古くても、原型が崩れても疎かに出来ません。

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▼授与所の屋根に動くものが見えました。

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黒い瓦と同じ色でカムフラージュの猫でした。嫌われたのか、このあと逃げられました。

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▼5月のグリーンの杜に眼を癒されながら、長い参道が印象的だった神社を後にします。

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▼賑やかな御朱印がいただける近辺の神社です。

wave2017.hatenablog.com

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