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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

春日山神社の御朱印(新潟・上越市)〜雪の無い「がんぎ」の街を駆け抜ける

春日山神社御朱印です。(新潟県上越市大豆1743)f:id:wave0131:20210226201256j:plain

当初はいただいた御朱印の墨書きを読むのに苦労しました。

参拝」と読めてしまえば何でもないことでしたが。

この個性的な筆書きの御朱印をいただけたのは平成30年頃までで、

令和では中央に「春日山神社」と墨書きされた「おとなしい」御朱印になっているようです。

 

貴重な御朱印と言えなくもないですが、きっと

プリントや印刷の画一的なものでない、直書きの御朱印全てが貴重と言うのが正しいのかもしれません。

UNIQLO」か「手編み」ほどの違いのようにも思います。

 

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▼「春日山神社」へは、妙高はねうまライン春日山駅」から徒歩40分ですので、誰も歩きません。頸城バスが運行していますが、バス停からやはり15分ほど歩くそうです。

相変わらず他人事のようなアクセス案内で申し訳ありません。

 

そもそも鉄道ファンではないので「妙高はねうまライン」なんて鉄道も初耳です。

同じく日本海沿を走るのが「日本海ひすいライン」、

どちらも元はJRで、第3セクターになった「えちごトキメキ鉄道株式会社」の運営だそうです。

 

新潟県を走る第3セクターはまだあって「北越急行ほくほく線」が日本海から魚沼まで伸びています。

第3セクターの鉄道ができて以後は、日本国中知らない鉄道名称でイッパイです。

それも「トキメキ」「ほくほく」「フラワー」「オレンジ」など安直な名称で「だいじょうぶかいな?」と、余計な心配をしてしまいそうです。

 

さて神社の鎮座する「上越市」は豪雪で有名です。

日本海から縦長に伸びる平野部でも2021年1月には249cmを観測しています。

 

▼そんな雪深い地方の冬の街中は、こんな様子になります。

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通りに連なる商店の家々は、庇を伸ばして積雪期でも人の往来に利便性を与えています。

▼現在のアーケードの起源となったと言われる「雁木がんぎ)」と呼ばれる庇です。

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雁木」は同じ新潟の阿賀町が発祥だそうですが、江戸時代初期には整備されていたそうで、雪国ならではの発想だったのでしょう。

 

文字通り「木製」でしたが、その維持などは容易ではなく、昔ながらの姿は少なくなり、現在では上越市でも連続した鉄骨性やRC造りの「雁木」になっているようです。

名称を逆輸入した「アーケード」ということでしょうか。

 

▼その名称と同じ立ち食いそば店「がんぎ」が東京中央区と港区にあります。

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越後十日町そば」とうたっていて、かつては中央区に3店舗ありましたが現在は2店舗、港区に1店舗のようです。

 

本ブログの仕事先に近かったので、かつてはよく利用しました。

立ち食いにしては「小諸」や「ゆで太郎」に比べたら、メニュー価格は多少高いものの、

そばの香りや歯ごたえ、喉越しなどが、他の立ち食いそばとは比較にならないくらい自分好みで美味しかったのですが、

いつからか、麺そのものの質が変わってしまいました。

 

見た目は透明感があるものになり、食感も自分には少しツルツルし過ぎでした。

それ以後、店にはとんとオジャマしていません。

また麺が変更になっていたり、元に戻ったりしている可能性はあるので、

そのうち確認しに行きましょう。

 

いつものように記事内容は脱線ですが、

上越市は、雪のない「がんぎ」の街を西に抜け、春日山を目指します。

 

▼神社は春日山の山腹にあるので冬ならば、きっと雪に覆われてしまうのでしょう。

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それにしてもこの階段は急勾配です。

 

上杉謙信の本拠地である山城は史跡になっていて、神社はその一角に鎮座します。。

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▼案内図を見ただけでも神社ではなく、山城の高さや城下町の広さが伝わってきます。

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▼シリゴミするような石段ですが、階段を見つけたら「とにかく登る」のがルール。

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▼ヘトヘトで、5月なのに汗まみれで、やっと上がってきました。

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社号標の文字は「東郷平八郎」の筆によるものだそうです。

 

謙信の遺徳を慕い、山形米沢の上杉神社より祭神 上杉謙信命を分霊し、1887年に創建された神社です。

明治期の創建になる比較的新しい神社ということになります。

 

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戦国武将 謙信については誰でも知っており、本ブログでも取り上げていますので、

知ったかぶりの説明は、それ以上無用でしょう。

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▼弾丸行程に近い予定の中での春日山神社立ち寄りですので、とても山頂まで脚を伸ばす余裕はありません。f:id:wave0131:20210226201338j:plain

▼山頂には毘沙門堂、休憩所があるようですが、かすかに建物らしいものが見えます。

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▼神社近くに立つ、やや寂しげな謙信像に別れを告げ、慌ただしく神社を後にします。

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