タコ・イカ・マンボーと何回も唱えて、
ここまでタコの記事は書いてきたので、タコには名を使わせてもらった義理を果たしてきた。
▼で、今回は「イカ」に義理を果たす番。(photo=「photo AC」)
タコもイカも地球上で人間より長く生きてきて進化してきた軟体動物。
海洋国家の日本人は、タコもイカも古くから食用にしてきたはず。
地中海の沿岸国を除けば、欧米人は鱗のない魚は食べないそうだ。
それでも昨今の「ワショク」ブーム。
欧米人も、いや、地球上の多くの人々が美味しくタコ、イカの刺身やスシを食べられるようになっているのかもしれない。
それは、東京築地の場外市場で寿司店の行列に拍車をかけている諸外国からの観光客を目にすれば理解できる。
▼そこそこお高い寿司でも、イカは必ずと言っていいほどスシの仲間に入っている。
▼寿司店で買ったランチでもしかり。
▼夕食用にスーパーで買ってきた寿司にもイカネタが入っている。
▼税抜き500円の「丼丸」でもイカは使用されている。
欧米人にはデビルフィッシュと蔑まれているタコには悪いが、
日本人には概ねタコよりイカが好まれているようだ。
1人前のにぎり寿司にタコが仲間入りしていることは滅多にない。
タコは差別されているのか?!
アジ、イワシ、サバ、サンマ、タコ、イカを格差なく同等に好む本ブログにとって、タコは気の毒な存在だ。
ともあれ今回はイカが主役。
こいつはタコに比べ物にならない種類の加工食品が山ほどある。
▼まずは「スルメ」。(photo=「photo AC」)
手間がかかるのは分かるが、昨今、高くて手が出ない。
▼自宅で「せんべろメーカー」も憧れに終わってしまいそうだ。(photo=「楽天市場」)
▼袋に入った「あたりめ」さえ値段は1000円近い。
▼そして、スルメの親戚のような「イカクン」。これも安くない。
▼一体どうしちゃったんだろう?この数字は。
不漁だから致し方ないが、こんな数字が定着してしまうのだろうか?
スーパーで売られている価格はまだマシ!
▼縁日の屋台で「たこ焼き」と同じくらい人気の「イカの丸焼き」はどうだ!
(photo=「photo AC」)
丸焼きでも以前は500円前後で買えたが、現在はボンビーには手が出ない。
▼「丸焼き」は諦めて「半身」だ。
半身に切り込みを入れて、開き広げて大きく見せている。これで600〜700円。
いか材料がイカにに値上がりしているとは言え、ギョーテン価格と言える。
呆れると同時にイカりを覚える。
▼「はなまるうどん」でさえ、衣で膨らませた「いか天」は税抜き120円。
この時はクーポンがありイカ代は無料だったが・・・。
値上げの嵐にボンビーは四面楚歌。
▼冷凍のシーフードミックスでアヒージョもどきを作った。
これも安いシーフードミックスを買ってくると、イカはまだしもエビやアサリなどは熱を加えるとまるで小さいゴミのように縮まり、その正体さえ分からなくなってしまう。
それでもジントニックは美味しく飲めるが・・。
▼時には安く感じてウレシー時もある。2022年の価格だが「いかげそ」500円!。
東京の「ベッタラ市」で売り出される「魚久」の商品。
老舗だから味は間違いなく、220gと内容量も満足。
▼小さなオーブンで焼く。
味付けは少し甘めだが、缶チューハイがドンドン空く。
▼「いかぬた」も悪くない。少量がイイ。
▼「ぬた」なら少量でもハイボールは進む。
▼最後にイカが使用されている海鮮丼で初めて出会った食べ方。
愛媛・松山で「とき卵」をかけていただくスタイルに出くわした。
なんで溶きタマゴなのだ?
共食いになるのか、具材に海鮮丼定番の玉子焼きは入っていない。
訝りながら溶き卵をかけて食った。
ウマ〜〜〜イ!
溶き卵には出汁が入っていたのか? 醤油も何もいらなかった。
食べ物は先入観を持って口にしてはいけないのだ、と知る。
プロはイカにしたら「美味しく食べていただけるか」と考えているのだ。
はてさて、相変わらず何を伝えたいのか焦点の定まらない記事になった。
御朱印、寺社ブログなので「いか神社」を探したがない!
▼だが、神社のいたる所に「イカ」が見つけられる神社が鳥取県にあった。
(photo=「隠岐の島旅行」)
「由良比女神社(御朱印あり)」。(▼photo=「隠岐の島旅行」)
八百万の対象に恵みの感謝と畏敬の念を抱いてきた我が国民だからこそ、
あらゆる生物にも神や神社などと関わりがあって何ら不思議はないのだろう。
あらゆるイカ製品が値上がりしているなか、イカたちに罪はない。