▼傳光山 高照寺の御首題です。(千葉県勝浦市勝浦)
住職に揮毫いただいて、お礼を渡そうとすると三方(三宝)を差し出されました。
日蓮宗ではよくあることで、受付には三方が置かれていることが多いのです。
差し出された三方には、すでに幾らかのコインが載っていました。
ワタシは「ワンコイン」を置かせてもらう。
それを確認したわけだからではないでしょうが、住職、気がついたように振り返り、
▼ポケットティッシュを取り上げ、渡されました。
そう言えば、ワタシは総じて親切で優しいと思っている日蓮宗の寺で「モノ」いただいた記憶はないかも? お茶は出されたことがあったかも?
寺を巡っていると供物、飴、煎餅、お茶、甘酒、散花など様々な頂き物を経験してきたけど・・。
ドーデモよい話です。
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さらに、ここからもドーデモよい話です。
▼本行寺から、また人の多い通りにもどります。
▼竹との組み合わせが多く見られます。「竹取物語」をイメージしてるのかしら?
▼遠見岬神社の真似? 一般の店舗か事務所です。
イイゾ、イイゾ! センス良し!!建物の出入りができない飾りつけは根性アルジャン!
▼そんな通りを一歩、交差する路地に入ります。予備知識ナシだから、アラッまぁ!
真偽のほどは定かでないもの「・・・発祥の地」というのは、全国津々浦々あります。
ここ勝浦の「日本三大朝市」の始まりは、この寺の門前か、境内で仏々交換、ちがう、物々交換が始まりかしら?
ところで、遠見岬神社の記事内で日本三大朝市を輪島、呼子、勝浦としたけど、Wiki によると呼子は入っておらず、岐阜県の宮川朝市となっていました。
もとより「日本三大・・」なんてのはトントアテにならない。
▼門柱の字は、読めません!
調べた! 「いっしんよっけんぶつ ふじしゃくしんみょう」と読むそうです。
意味は「一心に仏を見たてまつらんと欲して自ら身命を惜しまず」
欲のカタマリのワタシには対局にある言葉です。最近の言葉で「マギャク」ね!
ゴシュラー様にはドーデモよい話です。
▼人が多く行き交う通りから左折して50mくらいでしょうが、前回記事の本行寺同様、誰もいません。
▼本行寺と同じ日蓮宗の寺、こちらもひな祭りとは無縁のようです。
▼この山号はワタシにも意味が伝わる。
▼本堂内、これも「紙垂(しで)」と言ってヨイのでしょうか? 見慣れぬ形に切られています。
▼日蓮さんに聞いても答えはナシ。
柱にある象形文字?は、まったく読めません。住職に聞くべきだったわ!
▼そんなことより煩悩まみれのボンビーの性で、さらに気になったのはコレ!
上の写真を切り取っただけだからボケてるけど、「新盆供米料」50万円、40万円、25万円がドド、ド〜〜〜ンと並んでいます。
イヤハヤ!
ごシュラー様にはドーデモよい話です。
▼2桁も違う数字が並んでいた大久保の「夫婦木神社」が頭に浮かびました。
数回前の記事を参照して!
スミマセン!高照寺を非難してるわけではありません、まったく。
わたしのボンビー根性が比較させたのです。
▼寺の境内に鳥居。ワタシにはもう当たり前の姿になってます。
▼境内の小規模な墓地にオバケのように覆いかぶさっている1本の木は、県天然記念物の「乳公孫樹」でした。数本の石柱や鉄柱で支えられています。
寺のHPによれば「オッパイいちょう」だそうです。様々な活動とにオープンな姿勢の日蓮宗らしい表現です。
▼根元は不気味に、滑稽に、我が物顔のやんちゃ坊主で、何が何だかわかりません。
乳柱が根っこのように見える1000年を超えて、なおも生き続ける姿に圧倒されます。
▼お願いした御首題を受け取りに庫裏に戻ります。
「無我」と「内裏雛」。雛飾りとは無縁と思っていた寺でしたが、庫裏の玄関では、どちらも輝いていました。