▼朝日稲荷神社の御朱印です。(東京都中央区銀座3-8-12)
「御守」も一緒にいただけました。
▼朝日稲荷神社の御朱印。春バージョンかもしれません。
当然のこと書置きでした。
シッカリした用紙に印刷・スタンプ・日付墨書きの複合型ですが、バランスセンスも良く「御朱印の範疇」を逸脱しない好感の持てる御朱印です。
桜の花びらスタンプが少しカワイ過ぎかもしれません。
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▼銀座四丁目交差点からほど近いビルの屋上に朝日稲荷神社は鎮座します。
3月11日、東京の気温は15℃。
ビジネスはアクビが出るほどの全くの閑古鳥。
久々にブラブラ銀座まで歩きます。
▼銀座通り(中央通り)のティファニー銀座ビルの前も人出はやや少な目。
▼朝日稲荷神社へ地下鉄で訪問する方は「銀座駅 A13出口」が一番近い出口です。
そういえば上の写真のように、ここ1、2年で東京メトロの出入り口が魚を飼う水槽のようなおしゃれなガラス張りになっています。
▼まだまだこれまで通りの出入り口も多いのですが、徐々に「水槽」に変わっていくのでしょう。
▼A3出口を地上に出ると戦艦のような長く大きなビルは「MATSUYA GINZA」.。
写真では分かりにくいのですが、この通りではニクタラシーくらいに大きいのです。
銀座は隅から隅まで欧米ブランドに侵食されたようなイメイージを抱かさられます。
UNIQLOもありますが・・・。
この時期は植栽も元気で、雑草のようにグリーンを満開にしています。
▼平日の緊急事態宣言かですが、よく見ると人出は多いのです。
▼「松屋通り」が「あずま通り」と交差する場所に、やはりバカデカイビル。
建物内に「王子ホール」を持つ王子製紙の「王子ホールディングス株式会社」ビルです。
▼その前に「王子サーモン」。
「王子」の文字が入っています。「Since 1967」も見えます。
王子製紙の息のかかったスモークサーモン専門店ですが、以前からここに直売店があったか覚えがありません。
▼その「サーモン屋」の前の通りは「三原通り」。
8階建のビルの下に神社の赤い幟が見えます。「JTB」の赤いサインボードに負けそうですが・・。
「銀座八丁神社めぐり」があるように
銀座にも稲荷神社などが、ビルの隙間、ビルの中、ビルの屋上、路地裏などに数多くあります。
しかし、当たり前に小さな社は気付かず通り過ぎてしまうのが普通です。
中でもここ朝日稲荷神社は、比較的大きな鳥居を構え目立つほうですが、
これまで気づきませんでした。
それと言うのも銀座に出るのは日中ではなく、夜が多かったので銀座のネオンに紛れ気付かないのも無理ないことだったかもしれません。
▼「松屋」奉納の鳥居です。
屋上にある本社に対して、ここは「里宮」でしょう。
昨今、神社前では一礼して通り過ぎる人々を多く見かけますが、
さすが、ここを行き交うは人々は99%素通りです。
▼「三原通り」を北に折れて本社・本殿を目指します。
▼と言っても入口は「JTB」のすぐ先、歩数10〜15歩。
「大広朝日ビル」は、あの関西の「大広」があったのでしょうか?
現在は芝に東京本社がある「Daiko Advertising Inc.」です。
おそらく過去には「大広」が入っていたビルなんでしょう。
▼ELVが8Fに止まらない場合は、神社はお休みのようです。
▼無事8Fに止まって、開いている扉の先に階段が見えました。
▼屋上です。とりたてて大きなビルでもないので屋上も狭小です。
▼奉納額がビル壁面に飾られています。
▼手水もコンパクト。
▼先客がいました。水の周りにギッシリ。ミツバチでしょうか?
そう言えば過去に「銀座のビル屋上で養蜂」というニュースを見た記憶があります。
彼女らの水飲み場となっているのでしょう。
ということは彼女らの巣箱も近いということでしょう。
ミツバチたちを刺激しないように手水はパスしました。
▼お参りです。2021. 3. 11、現在時刻は14:41。
不謹慎かもしれませんが、お参りとともに黙祷です。
古くから当地に鎮座されるとするものの朝日稲荷神社の創建は不明。
安政の大地震で社殿倒壊、その後、再建されるも戦災で全てを失ったそうです。
戦後、さらに再建され、銀座の街の変化とともにビルの屋上に本殿が鎮座するようになったそうです。
銀座にある他の稲荷社も同じような歴史をたどっているのでしょう。
お参りしていると、周囲から何やら雑踏の賑わいのような音がします。
▼その正体はこれで、屋上に2つほど整備されていました。
どうやら通りに面した1階の拝殿から音を拾っているようです。
▼階段を降りて8Fまで戻ります。
▼右隣のガラスドアが気になりますが、こちらをピンポン!
中の様子はわかりませんが、扉が開けられ、女性が丁寧に対応してくれます。
▼隣が気になるので女性に「お隣は何屋さん?」と聞いて見ると「美容院です」。
銀座のビルの8階にある美容院は、どんな女性がお客さんなのでしょう?
神社のビルを出て上述の「王子サーモン」をのぞいて見ます。
▼ドライサーモン80g×2と、切り落とし200gを買ってしまいました。
これで3,778円。ボンビーたる者が一体どうした!?
稀にボンビーであることを忘れてしまうこともあるのです。
まだ食べていませんので、おいしいかどうか分かりません。
▼この手の店では、ボンビーを忘れることは決してありませんが・・。
それにしても表通りの「TIFFANY」銀座本店のほぼ裏になる場所に
もう一つ店舗があったかしら?
銀座の街や店舗の新陳代謝はおそろしいほどです。
▼神社前の道「三原通り」をさらに1丁目方面に向かうと、新陳代謝を忘れたビル。
惚れ惚れとする外観で、昭和初期に建てられた当時最先端のアパートだったようですが、まるで「九龍城砦」です。
▼平行する銀座通りにほど近い場所でこの景観のビルは他に知りません。
まさにレトロですが、1Fのテナント名も「ANTIQUES」でそのままです。
▼「三原通り」と平行する東に2つ目の通りに出て、久しぶりに「香味徳」に入ります。
鳥取「牛骨ラーメン」は、3年前の当初は650円でしたが現在は750円。新陳代謝です。
透明なスープはキレがあり、とっても好みのものでした。
そしてカウンターに置かれているキムチがバカウマ!
下手な焼肉店のキムチより数段おいしいのです。
ラーメンに入れてよし、無料のライスに乗っけてもよしの絶品。
しかし、こちらの味覚の変化でしょうか、最近ラーメンスープの切れ味と透明感がなくなってきたように感じます。
それも双方の新陳代謝かもしれません。
さらに以前から「香味徳」と50m離れていない場所に「久留米らーめん 金丸」があるのに、
最近「麺や べらぼう」という強豪店がOPENしています。
銀座で長くラーメン店を経営していくのは容易ではありません。
数少ない「イナリ」と「サーモン」は生き延びても
「ラーメン」は、いずれどこかの店が新陳代謝されてしまうのも必至かもしれません。
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