宝登山神社の御朱印
「ほどさん じんじゃ」主祭神:神日本磐余彦尊(埼玉県秩父郡長瀞町長瀞)
▼宝登山神社の御朱印(2020年)。墨朱紺の3色使いでした。
▼2012年の宝登山神社御朱印は墨朱の2色だけ。でも素晴らしい筆使いです。
▼御朱印はこちらの授与所でいただけます。
秩父の有名人気神社ですので、もうほとんど「おみやげ屋さん」的な様相です。
▼宝登山神社は秩父でも観光的に一番人気の「長瀞(ながとろ)」に鎮座します。
▼にぎやかな長瀞に鎮座する神社ですので、いつも参拝者は絶えません。
今回は2016年の「三峰神社」参拝以来ですので、4年ぶりになります。
しかし、この宝登山神社へは2012年の参拝以来、2度目の訪問になりますので8年ぶりです。時の流れは 光陰矢の如し です。
2012年訪問時の写真が見つかりません。
でも記憶の中に、こんなに多くの参拝者の姿はありませんでした。
8年の歳月は、多くの人々を好んで神社に向かうように変化させました。
初訪問の2012年は、夕方近くに時間が迫る中、境内に参拝者は見当たらず、
閉所間際の授与所で、あわてて御朱印をいただいた記憶。
訪問時間の差こそあれど、2020年のこの賑やかさは明らかな変化です。
これは宝登山神社に限った変化ではなく全国的な傾向でしょう。
宝登山神社は秩父神社、三峰神社とともに「秩父三社」に名を連ねています。
三社とも創祀はほとんど神話の世界になる古社です。
宝登山神社と三峰神社には日本武尊の東征の際の言い伝えが残っています。
祭神は「神日本磐余彦尊(神武天皇)」「大山祗神」「火産霊紙」の三神。
話は突然変わります。
mac の標準日本語 IM は頭が良くないと思っていますが、
こと神の名前となると一発で変換してくれます。
宝登山神社の祭神も「かんやまといわれひこのみこと」「おおやまづみのかみ」「ほむすびのかみ」と入力すれば、きちんと
まぁ、同音の単語は他にないでしょうから一発変換も当たり前かもしれません。
そんなことより、漢字で書かれた神の名前は一般人の多くは読めませんので、
神の名前を正確に読める人でないと漢字変換できないということです。
ということで大概はコピペでしょう!
「秩父三社」の社殿はどこも豪華絢爛です。
宝登山神社の社殿は明治期に入ってからの建立だそうです。
▼神楽殿の扁額は「神人和楽(しんじんわらく)」。
言葉を知らないと右から読むのか、左から読むのか分かりません。
▼招魂社に祭器庫。
▼社殿の裏手になる森の中に入ってます。
▼「天満天神社」は遠慮がちに小高い位置に半身だけ現しています。
▼石段を登ってみます。
▼手前の屋根も大きく、絵馬もたくさん掲げられていました。
▼さらに奥に進みます。木漏れ日が心地よい空間です。
▼「稲荷社」でした。
狐たちはビミョーな顔つきです。
▼正確には「寶玉稲荷神社」というようです。
▼稲荷社の社殿裏にも2対の狐。こちらはシャープな狐と小狐?が対になっています。
ここに狐が置かれているということは、
さらに森の奥にも神がいらっしゃるのでしょうか?
▼別の道の石段を下ります。
▼下から見上げるとこんな感じです。
神社の敷地内でしょうが、寺の前に出ました。
ここでは明治後も神社と寺の「ナカ」は」良いそうです。
寺の建物の管理などは神社側が行い、祭典法要などは寺社双方が参加するそうです。
本来あるべき姿に近いということでしょう。
▼順序が逆ですが、神社二之鳥居前に「相生乃松」。
▼赤松・黒松の2本から、長寿や縁結びのご利益をいただけるとか。
「奥の院」に登れ、登れ!
いや、ロープウェイで宝登山頂上に向かいます。
標高500m弱の宝登山は1時間ほどで登れるそうです。
軟弱な人と時間のない人はロープェイを使います。
神社からロープウェイ「宝登山麓駅」まで500mほど坂を歩きます。
きっと夏は暑いでしょう。
▼車の方は「宝登山麓駅」近くに駐車場があります。
こんなに広いのに、りっぱに「500円」徴収されます。
神社の駐車場は無料ですので、そこから500mの坂を歩けば「500円」節約です。
難しい選択です。
▼ロープウェイの選択は往復「830円」徴収されます。
高低差240mほどなので距離も短かく、料金は、こんな金額が妥当でしょう。
▼数分で着きました「山頂駅」。
▼もう下りのローウェイを待つ人の列ができています。
▼長瀞の町並みが見えます。
先があるのでノンビリしてられません。「奥宮」を目指せ!
▼キツイ石段が待ってます。やはり夏はゼッタイに暑い!
▼登れ、登れ!「ヒィーーー!」
▼頂上は林の中。奥宮社殿前の茶店では大勢の人が憩っていました。
▼参拝します。
▼奥宮の御朱印は「本社で受け取ってください」の貼り紙。なんてこった!!
書置きで良いので、奥宮まで参拝に来た人しか御朱印を渡してはいけません。
あるいは引換券を渡すとか・・。
▼また、本社まで戻ります。
まぁ、前回は奥宮まで登っていませんし、今後も2度、3度あることではないでしょうから、大変良い機会だったわけです。
▼降れ!下れ!! ロープウェイ!!