▼安原山 大安楽寺(真言宗智山派・長野県松本市女鳥羽)の御朱印です。
この寺の本尊は大日如来だが、松本観音霊場、信濃観音霊場の各一番札所の朱印になっています。
梵字が「キャ」だから「十一面観音」。シッタカブリ!
寺の奥様らしき女性に応対していただきました。
住職(おそらく)に揮毫していただいている間、冷たいお茶と飴まで出していただき、少しとりとめのない話。
メンドーな訪問者に優しく対応していただいたことに感謝。500円を納めていただく。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
▼仁王門には多くの「わらじ」が奉納されています。
わらじや大わらじは多くの寺で見かけます。
「🎶 わ〜ら〜じは み〜た〜り のなかの・・」・・・ゼッタイ違う!
奉納わらじの多くは足腰の病気平癒の祈願や、健脚の願いやお礼で奉納するようですが、中には「こんな大きなわらじを履く大男がいる」と外敵に対して威嚇目的のものもあるそうです。
この寺のわらじは、雪の上を裸足で立っている仁王のために奉納されたのが初めとか。
▼1月に催される「新春厄除観音大祈祷会」では、写真のような大わらじの上を参拝者が歩くようです。写真は寺のHPから拝借。大わらじは住職はじめ寺の方々の手作りで、厄除け・健康健脚のご利益に授かれるとか。
▼本堂は比較的新しく、賑やかな色使いは東南アジアっぽい。安楽寺という名称の寺院は宗派を問わずに全国に多くみかけます。
同じ長野の別所にある安楽寺などは有名で北向観音と一緒に訪問者も多い寺です。
「大」がついて大安楽寺となると全国的にもあまり多くないかもしれない。
しかし東京で「江戸三十三観音」や「御府内八十八」を巡った方なら、中央区小伝馬町の、やはり真言宗の「大安楽寺」を思い出すはず。
小伝馬町の「大安楽寺」は狭小な境内でも、江戸時代の刑場跡にあるだけに、興味深い内容となっています。
ここ松本の「大安楽寺」も境内はさして広くはありません。しかし、弘法大師・地蔵菩薩などの像や石仏で寂しくはないわね。
HPやFBから、寺は行事など活発な動きをされているようです。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
時間を少し戻す。
▼以前、松本に来た時も城は目にしたものの天守には登っていません。
特に城に心惹かれるわけでないが国宝です。敬意を表して今回は天守に登ってみましょうう。
「松本城」と書かれた「朱印まがい」の印もいただけることだし・・・。
それいけーーーーっ!
・
・
・
とっとっとっとーーーっ。
▼黒門前、黒シャツ姿に黒サングラスの男性が、入城する客にイチイチ「60分待ちです」の声かけ!
60分待ち!!!?
人気ラーメン店待ちより長い、人気御朱印待ちより長い?
駅のホームでも並ばない主義です。列の後ろホーム壁際に控える。
親戚・知人の通夜・葬儀の焼香ではおとなしく並ぶ。
したがって、今回も国宝城内はキャッ、スルー!
「松本城」の「朱印まがい」もあきらめ。
▼ぐるりと城の周囲を眺めるだけにします。
暑い中、観光客が多い。日本人も外人も皆、城と神社は大好きなのです。
▼太鼓門入り口。▼この門のさらに奥に見えるのが復元された太鼓門。
▼門を支える石垣右端の巨石は「玄蕃石」。伝説の巨石は比べるものがないから写真では大きさがわからない。人の背丈の2倍くらいだったかしら?
▼その太鼓門の内部を特別公開していたが、城オンチには何が「特別」かわからない。▼門上からの眺めを最後に、城を離れます。
まだ3時前かぁ〜。
城で並ばなかったから、寺社をもう2つ、3つ巡られそう。
今回、中2日でBLOG更新。
ここのところ少しカケアシ。長野の記事の後がツカえている、全開だ。
ホントのところはヒマなのです。