▼兼務社となる諾冉神社(なぎなみじんじゃ)の御朱印(2020年)。
▼2020年は「悪疫退散護符」もいただきました。
▼「神人和楽(しんじんわらく)」は、神と人とが和み楽しむという意味だそうです。
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▼外房線の「安房小湊駅」からバスが出ていますが、ほぼ1時間に1本です。
▼4年振り2020年の再訪ですが、以下3枚の写真は2016年。
▼2020年7月、改めて参拝したのはコロナ禍での訪問でした。
国道沿いに立てられた神社の案内看板には「房州 伊勢の宮」と記されています。
▼手前の駐車場に止めると「神明橋」を渡り、一之鳥居をくぐります。
外房を巡る国道から一歩入ったような場所ですが、車も通らずいきなり静かな空間になります。
▼外房線のガードも潜ると社号標と二之鳥居が見えました。
わずか4年振りの訪問ですので、ほぼ何も変化ありません。
▼白木の鳥居は4年の歳月で渋みを増し、より周囲に溶け込んでいるような様子です。
白木の一之鳥居と二之鳥居は20年に一度建て替えられる「式年鳥居木曳祭」の神事が行われるそうです。
▼手水舎には小さい恵比寿・大黒の像が置かれています。
▼「左側通行」という一方通行の案内は感染症対策でしょう。
当社の始まりは神代の昔と伝わります。
その当初は「庤明神(もうけみょうじん・えびす様)として崇められたと伝えられています。
その後、頼朝が伊勢神宮より神霊を勧請し、庤明神とともに祀り、
「房州 伊勢の宮」として関東の武家に崇められるようになったそうです。
房総半島の有名寺社の由緒に「頼朝」は欠かせません。
北条政子も安産祈願をし、日蓮聖人の崇敬など、伝承の多い800年の歴史をもつ神社です。
天照大御神をはじめ七柱の神が祀られています。
▼拝殿奥の額は「??神社」で読み取れません。
▼神明造の社殿は、本殿の姿もどこまでも美しい形を見せてくれます。
▼「舞台」と言われる神楽殿の前に「必ず」の大絵馬。
2020年の「必ず」の願いは、先は長いでしょうが、やはり悪疫退散でしょうね。
▼御朱印をいただいた諾冉神社は、山上にイザナギ・イザナミの二神が祀られていますが、「山開き」以外の普段はここからは進入禁止。
▼足を踏み出したくなる雰囲気ですが、神入しか許されません。
▼諾冉神社の様子は、房総タウン.comからお借りしました。
▼諾冉神社「遥拝所」がありますので、ここで手を合わせ、御朱印をいただきます。
▼「孫釣大明神」は、当地域の漁業発展に尽くし、多大な恩恵をもたらしたと伝わる斉藤源六翁という人物が神と崇められているそうです。
▼「御神砂」。人々は神社に沸く水、境内の砂などにも神を感じるのでしょう。
▼県指定天然記念物「まるばちしゃの木」は亜熱帯性の木で、ここが北限だそうです。
「まるばちしゃの木」? 初めて聞く名称で、絶対覚えられません。
庭木図鑑 植木ペディアさんから抜粋引用です。
葉が丸いチシャノキという意味合いでマルバチシャノキと命名された。チシャ(萵苣)はレタスのことで、若葉を食べるとレタスのような味がすることからきている。
「マルバチ シャノキ」ではなく「マルバ チシャの木」と覚えれば、1日くらいは覚えていられるかもしれません。
▼「長神社」は八幡神、稲荷様、山神様などが祀られています。
▼「戦没者慰霊碑」は「景色」としては天津神明宮に似合わないので、少し片隅に建ちます。(勝手な解釈です)
▼「必ず」や「他を抜く」「禍も抜く」事を、まん丸タヌキにお願いして帰ります。