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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

蘇我比咩神社の御朱印(千葉・中央区)〜かすかな昭和のニオイが残る街に鎮座する「ヒメ」

蘇我比咩神社の御朱印です。(千葉県千葉市中央区蘇我2-2-7)f:id:wave0131:20210924195907j:plain

孤立した「式内社」の印が目立ちます。

中央の神社印は「蘇我比咩神社」、読みは「そが ひめ じんじゃ」です。

参拝日は25日でしたが、記入されているのは24日。問題ありません!

 

御朱印は境内右手の社務所でいただきました。

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御朱印宮司さんから2種類を提示された中から選びました。

夏の日曜、午後3時過ぎ、宮司さんは社務所内でリラックス中のようでしたが、余計な言葉はなかったのですが、心よく応じていただけました。

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蘇我比咩神社へはJR内房線蘇我駅」から約1kmですので、徒歩10分強でしょう。

 

▼神社名の上につけられている「蘇我」は地名です。

f:id:wave0131:20210924200051j:plain神社のカンバンが立つこの通りは「房総往還」と言うそうですが、

湾岸沿いを走る大動脈R357から一歩内陸側に平行していて、いわば旧道でしょうか?

交通量も少なく、のんびりした古い街並みのような雰囲気を持っています。

▼なんとなく昭和を感じさせる理髪店。

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「BAR BER」と言う言葉は、なぜか今はあまり使われなくなってしまっています。

▼「印刷」と「デジタル」いう2つの文字がアンマッチさを感じさせます。

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▼そんな昭和チックな通りを横に入ります。

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▼右手は神社の駐車場かと思いましたが、違いました。

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神社の駐車場は鳥居の左に数台駐められるスペースがありました。

それにしてもまったく人の往来のない夏の午後の街です。

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▼「房総往還」から入ってきた道沿いに鳥居が建ちます。

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この鳥居の左手が駐車スペースです。

▼「手水舎」に柄杓はありません。この状況はもう相当慣れました。

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東京から千葉に入り内房の湾岸沿いには、大小様々に神社が鈴なり状態に鎮座します。

小さな神社は参拝しても無人だったり、御朱印をいただけなかったりですが、

まったくこれまで気づかなかった神社もあり、当社もその一つ。

 

ちょっと調べてみると、蘇我比咩神社でも古くから御朱印の授与をされていました。

ネット上では「平成23年」の御朱印が見かけられました。

ということは2011年、本ブログがちょうど御朱印を収集し始めた頃なのに、これまで気づかなかったことになります。

 

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さて同名の神社に石川県の「白山比咩神社しらやまひめじんじゃ)」があります。

と言うより「比咩神社」と称する神社は、この他には知りませんが、国内にはもう1社あるそうです。

 

しかし「古代史つれづれブログ」さんによると、

祭神名に「比咩」のある神社は全国で916社あり、県別に見ると208社の石川県に集中しているそうです。

 

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白山比咩神社」の祭神は白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊((いざなみのみこと)の三柱。

 

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ここ「蘇我比咩神社」は、蘇我比咩大神と千代春稲荷大神主祭神としています。

と言うことで蘇我比咩大神白山比咩大神、それぞれ女神を祀る神社ということで共通する「比咩神社」です。

 

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式内社ですので創建はやはり不詳。

神社の由緒によれば1500年前の創建とされています。

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我蘇り」「われよみがえり!」から「蘇我」と名付けられた地名の由来は、

▼この過去記事で少し書いています。

 

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▼経験として2社目の「比咩神社」に参拝できたことに感謝の祈りです。

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境内社の前には劣化の激しい狛犬がちょっと寂しげです。

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境内社大三輪神社大山阿夫利神社でした。

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富士塚っぽい頂上には「浅間大神」が祀られています。

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▼御神木のイチョウが夏の日差しを遮っています。

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▼手水舎の奥に、藤棚でしょうか?

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蘇我比咩神社は式内社として長い歴史と由緒を持ちますが、

現在は氏神さま、鎮守社として地元の人々の崇敬を集めている様子でした。

 

▼石川県の「白山比咩神社」の記事です

wave2017.hatenablog.com

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