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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

宝徳寺の御朱印(群馬・桐生市)〜ファン「必参」! カラーイラスト御朱印のパイオニア?

▼大光山 宝徳寺御朱印です。(臨済宗建長寺派群馬県桐生市川内町5-1608)

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御朱印に記されている少し読み取りにくい日付は「二八・八・十三」、2016年です。

宝徳寺訪問時は、このほか派手な御朱印が揃っていたように記憶しますが、この一体だけいただいてきました。

 

せっかく遠方の宝徳寺を訪問して、豊富な種類の御朱印が用意されているなか、いただいたのはこの一体だけ?

と思われる方もいるかもしれません。

 

訪れた時の寺側事情とコチラのタイミングもありましたが、

それと同時に2016年当時はイラスト御朱印に抵抗を持っていたからでもあります。

従って、御朱印見本の中でもだけの「御朱印らしい」一体だけいただいてきたという訳です。

 

本ブログがいただいた御朱印で2016年以前の中で、カラーのイラスト御朱印はほとんど見つかりません。

イラストがあったとしても朱色のスタンプで、墨朱以外のカラーが使われているとしても、やはり飾り程度のスタンプでした。

イラストが「」になることはありませんでした。

 

同じ群馬県で今では有名な「於菊稲荷神社」の見開きの御朱印でさえ、

その頃に使用されていた色は「」だけでした。

 

そんな頃から5年の歳月が過ぎました。

今では御朱印に抵抗を感じていたら、いただける御朱印は限られてしまいます。

カラーイラスト御朱印に対する抵抗感は、5年の時間にかなり薄められました。

踏み絵」を踏んでしまったような気持ちです!

ですので、やはりいまだ積極的に求めようとは思えない現在です。

 

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▼宝徳寺は、桐生の街から北へ延びる谷を深く入り込んだ山麓にあります。

東京から東北自動車道利用で135km、交通事情により2時間から3時間近くかかります。

高速料金がおぼつかないボンビーは下道の国道122をひたすら走ると、110km。日中なら4時間近くかかるかもしれません。

 

そんなアクセスに不便な田舎の寺に人々が多く押し寄せるようになった理由は、

寺自体の魅力もさることながら、やはり御朱印にありました。

その最初は2015年頃と覚えますので、宝徳寺は関東での

御朱印のパイオニアのひとつと言えると理解しています。

 

▼それから5、6年経過した2021年の宝徳寺HPからお借りした御朱印見本です。

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変わらずに、御朱印収集者、とりわけ女子に好まれそうな魅力的な御朱印サンプルが掲載されていました。

基本御朱印」で20種類ほど掲載されています。

基本」という言葉の意味が分からなくなってしまいましたが・・。

さらにパイオニアは新たな境地を拓き、なんと「四面見開き」というエスカレートした御朱印も授与されているようです。

「四面」「五面」使う御朱印も珍しくは無くなりましたが。

 

そんな宝徳寺に刺激されたのか、目覚めたのか、桐生では他でもイラスト御朱印を授与する寺が現れ、なんと!

月替わり御朱印の宝徳寺と崇禅寺バスツアー」という旅行企画も現れています。

 

御朱印に抵抗感を失った本ブログも、ぜひ再訪しなければならない寺と言えるかもしれません。

 

アッパレ! 宝徳寺」と言えます。

今や競合は数多あるとしてもです。

 

ここまで記事は、御朱印ばかりの内容になってしまいましたが、

宝徳寺室町時代宝徳年間に創建されていますので600年の歴史を持ちます。

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宝徳」という元号を寺名としていますが、

元号使用を許されたのは延暦、仁和、建長、寛永の4寺だけと覚えていましたが、これはどうした事でしょう?

分かりません。

 

▼整備されてとても気持ちの良い参道です。

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▼石段の先の境内も参拝者を気持ちよく迎えてくれます。

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たくさんの参拝者はやはり女子中心です。

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寺の歴史は古くとも、禅宗方丈様式の本堂の造りも新しく、禅寺っぽい庭も新しく整備されたものでしょう。

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それでも一般の観光客と御朱印収集者を迎えるには、十分な要素を持っています。

 

以前の宝徳寺がどんな姿だったのか全く知れませんが、

モミジの木が100本以上あると聞くので、古くから紅葉では有名だったのでしょう。

寺が狙って重ねた努力が実った成功例と言えるかもしれません。

 

▼写真は「YAMAP」さんからお借りした宝徳寺「床もみじ」です。

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2021年の春にも「青もみじ」の「床もみじ」が見られるそうです。

拝観料600円で・・・。

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