御朱印迷宮 /Goshuin Labyrinth

御朱印収集にはほとんど役に立たないブログ!どこまで続けられることやら!

べったら市を覗いてきた、未経験者は来年のこの日を忘れるな:御朱印:宝田恵比寿神社・椙森神社

毎年10月19日と20日に日本橋大伝馬町一帯でべったら市が開かれる。

この2日間の日にちは曜日に左右されず固定されている。

「べったら市」で記憶しており、何回も出かけてはいるのだが、実は「えびす講」だと言うことを知ったのはそんな遠いことではない。

以前は、えびす講と言えば関西の商売繁盛の祭りだと勘違いしていた。

なにしろ東京では「えびす講」では通用しない。

「べったら市」で知られていて、一般の人は誰も「えびす講」とは言わない。

 

PR用のチラシも「べったら市」だ。

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えびす講が行われる神社は、関東だと東京と栃木・群馬・神奈川のそれぞれ数社だけ。

関東より北の地でえびす講が行われる神社はなさそうだ。

やはり西日本に多く、京都・大阪・兵庫には集中している。商売はやはり上方なのだ。

 

東京ではここの日本橋大伝馬町のほか、渋谷区の山手線駅名にもなっている恵比寿神社が有名らしいが行ったことがない。

いずれにしても「べったら市」と呼ぶのは東京だけらしい。

 

この日本橋の「べったら市」には宝田恵比寿神社椙森神社の2つの小さな社があり、それぞれえびす講が行われる。

 

余計なことだが、この2社は日本橋七福神で、それぞれ恵比寿神を祀っているから、日本橋七福神は8社を巡ることになる。

べったら市の近くに江戸三十三観音の5番大安楽寺小伝馬町交差点脇にあり、目と鼻の先だ。人形町の3番大観音も歩いてもすぐだ。

 

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それにしても、幹線道路に挟まれたこの一画は露店だらけになる。

もちろん、大根1本1,200円のべったら漬けを売る店は何軒もあり、日本橋周辺の老舗も出店して、ひっくるめて500軒ほどになるそうだ。

神社の境内ではなく街中にこれほど多くの露店が出るのは、このべったら市だけしか知らない。

なにしろ東京中の露天商が勢揃いして、露天商の展覧会のような有様になる。

 

それにしても大根1本1,200円。べったら市を初めて知った時から倍になってしまった。

高級食品と表現するしかない!

べったら漬けに限らず、御新香・漬物の類はすべて庶民的な価格から離れようとしているように思えてならない。

高ければ買わなきゃ良い。しかし、炊きたての温かく美味しいご飯ならば、お新香と味噌汁があれば他はなくとも良い、と思うくらい漬物は庶民の必需品なのだ。

漬物にも裏切られそうだ。

 

そんな露店を左右にして雑踏を進むと宝田恵比寿神社の「参道入口」の案内が掲げられている。

参道と言ってもそんなものはない。やや広い一通がそのまま参道とされている。

f:id:wave0131:20171020142215j:plainなにしろ、この2日間と正月などの他は無人の社だ。それも普段ならばほとんど気づかずに通り過ぎてしまいそうな境内も無い小さな建物の神社だ。道路ギリギリに立つ石造りの鳥居があるから、やっと神社と理解できる。

だから普段は参道がない。

 

べったら市の2日間は、この大きな提灯が神社の目印。この下に社が鎮座する。

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f:id:wave0131:20171020142217j:plain昼、1時頃の様子。御朱印をいただく人が列をなしている。

見えないが、写真の左には神社をお参りする人も並んでいた。

こんなに並んでいるとパスするしかない。

 

椙森神社に移動してみる。歩いて5分もかからない。

f:id:wave0131:20171020142218j:plainこちらも小さい神社ながらも玉垣で囲まれた境内がちゃんとある。手水社、神楽殿など整っている。

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富塚。江戸時代この神社は富くじの前身的な富興業が行われていたとか。

「水をかけるな」と3ヶ国語で記された注意書きがあった。「富を水に流さないで!」だそうだ。富には縁がないから流れようもない。

ここでも御朱印の列があったが、先ほどの神社ほどではなかったからいただいてきた。

御朱印帳を持っていなかったから、情けないほど薄い紙に書かれたものをいただいてきた。3種類あったうちの一つ、500円。

その場で御朱印帳に揮毫いただく場合は500円で良い。しかし書き置きは300円にしてほしい。いつも思うのだが、500円ならば、もう少し用紙に気を使うとか・・・。

透けて見える、scanすると裏写りが避けられないほど薄い。

神社側の思惑も透けて見える。昨今、やむをえないでしょうが・・・。

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もう一度、宝田恵比寿神社に戻ってみる。

あらら、列が長くなってしまっている。

手前がお参りする人の列、奥が御朱印待ちの列。これは諦めるしかないわね。
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来年10月の19、20日は金・土になる。

未経験の方、ぜひともこの狂騒をご堪能ください。

御朱印の他に、必ずや記憶に残るものになりますよ!

 

数年前に「べったら市」の時にいただいた御朱印を掲載しておく。

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宝田恵比寿神社