幼い頃育った地域では食習慣のなかった「納豆ごはん」の食歴は浅い。
今では好んでいただく「納豆」だが、
▼当時は「なっとう」と言ったら、これしか知らなかった。(写真「photo AC」)
「甘納豆」だ。
地域柄とともに、母親が甘いもの好きだった影響もあるかもしれない。
「甘納豆」と聞くと、その甘さから太ることも連想される。
しかし、ダイエット効果を高める栄養素も含まれているそうだから意外だが、
食べ方に注意すれば痩せる食材とも言えるとか。
少なくとも「甘納豆」は、ケーキなど洋菓子系のスイーツと比べると「太りにくい」食材だそうだ。
いずれにしても、おそらく生涯スキニーな本ブログは、甘納豆もケーキも食べ放題!
「ダイエット」という単語は我が辞書に掲載はない。
▼さて、関東で「なっとう」と言ったらコレ!
「納豆ごはん」だが、
上写真も下写真も、ここ数回お世話になっている「Adobe Firefly」の生成画像だ。
全体的には違和感は少ないが「納豆ごはん」と言うより、「大豆の煮物」に近い。
後で見つけた決定的違和感は、納豆になくてはならない「ネバリ」だ。
▼そこで本物の「粘り」のある「納豆ごはん」。思いっきりネバ〜〜〜〜っている。
だが「納豆ごはん」にしては天文学的価格だ。
観光で日本に訪れる諸外国の方達が、いかに円安とも言えども、
この「¥4,950」というメニュー表記には納得できないだろう。
▼「納豆苦」できるメニュー価格は430円。(写真「吉野家」)
吉野家の「納豆定食」は、まだ混ぜてない納豆に卵、海苔、味噌汁がセットで430円。
日本人の朝食としたら、またecoな少食人間なら、内容・量・価格ともほぼマンゾク!
吉牛にはインバウンド、諸外国の方々の姿も時々見かける。
もっとも在日数年以上の方でないと「納豆定食」はオーダーしないだろう。
ほとんどが「ぎゅう」とウナりながら丼か定食をオーダーする。
それも、牛丼の具とご飯の割合に、どのように口に運んでいいのか困惑気味だ。
その姿を見ていると「頭の大盛りをオーダーしなさい!」とアドバイスしたくなる。
▼さてさて、納豆ごはん「¥4,950」の正体。
おふくろの味「肉じゃが」も¥4,400だ。
食品サンプルは大正時代に始まった日本の文化。
今やアイスクリームなどのサンプルをはじめとして、世界的にも広まりつつあるとか。
されど、5000円近いサンプル品の価格は、円安とは言えキング価格だ。
▼4,950円のキング価格の食品サンプルは、このキングが構える街で売られている。
▼東京・台東区の食に関する道具は何でも揃う「合羽橋道具街」だ。
▼「かっぱばし」は「合羽」と表記するが、そこには「河童」もいる。
▼道具街の名称はこの雨ガッパを意味する「合羽」だ。(写真「illust AC」)
「あまがっぱ」から連想すれば、昔「えろがっぱ」とい名誉ある渾名をいただいたタレントもいたが、もはやこの世にはいない。かっぱの頭の皿は天使の輪になっている。
と言うことで合羽橋の納豆ごはんは「¥4,950」というキング価格の戯言でしたが、
▼この方は「ナット キング コール」と言うそうです。
この季節、こんなスタンダードナンバーを聴きたくなる夜もある。
▼そして通称「納豆神社」。
「沼館八幡神社(御朱印あり)」は、その参道で開運と災難除けにご利益がある「八幡納豆」が売られている事から
通称「納豆八幡」とも呼ばれているそうだ。(▼photo=秋田県:歴史・観光・見所)
諸説あるものの、当地域の納豆発祥の地でもあるとか。
納豆は神社よりも寺院とつながりが深い。
京都の大徳寺や天龍寺などでは、伝統的に現在でも寺院内で納豆作りがなされているそうだ。
▼御朱印読者の方には、ナットクいただけなかったら、こちらの記事で・・・。