幼い頃、シャケの塩焼きは食べなかった。
嫌いだったのだ。
他に口にしなかったものが海苔、ワカメ、昆布などの海藻類、トマトなどだった。
地域柄か、食習慣になかったもの納豆、日本蕎麦などもだ。
長じて、幸いにもこれらの全てが「大好き」になった。
その好みの変化の理由はわからない。
▼今回も画像生成の「Adobe Firefly」に活躍してもらった画像はコレ。
またもやプロンプトは、チョー簡単に「焼き鮭定食」とした。
が、焼き上がった画像は、踊りたいほど豪華!
銀座あたりなら、こんなランチは¥1231以上間違いない!
が、が、よく見ると違和感だらけ。
ポテトなど、焼き鮭の付け合わせにしては微妙。和洋混淆だ。
「ごはん」は左の小さな器にあるのに、上真ん中のサラダっぽい大きめの器に盛られたシロモノのベースも「ごはん」になっている。
さらに小さな器のご飯と、シャケ右上の「タレ」のような器の位置が鉄板皿の淵に乗っていて、かなり危なっかしい。
倒れる!
まぁ、それでも美味しそうだわね。
「まん皿」でもないよ「Adobe Firefly」さん!
▼うって変わって、豪華さには欠ける吉牛の「牛鮭定食」税込688円。(写真:吉野家)
「Adobe定食」と比較すると、ランク落ちも甚だしい。それでも税込約700円だ。
以前、昼ごはんにオーダーした時は、もっと薄い鮭が皿に磔になり、滑らないようにシッカリへばりついていた。
だが、700円の吉牛の「牛鮭定食」は、まだまだ上等である。
▼2日前、本ブログの昼ごはん。
腹の具合は良いのだが、フトコロの具合がよろしくない。
429円の弁当が値下げされて、343円の昼ごはんだ。
地球の食糧事情にふさわしく、本ブログの「食」は「 eco!」 いわゆる少食。
それでも、やや小さい容器に入れられた弁当は全部腹に納めても「腹6分目」ほど。
弁当には「海苔弁当(銀鮭)」「銀鮭 おかず満載」とハデにラベリングされている。
▼その鮭の大きさ。
値段からして多くは望まないが、なサケないことに鮭は我が人差指と同等サイズ。
弁当でこのサイズの鮭は初体験!
何事も初体験はコワく、オソロシー。
ラベルには「おかず満載」とあるが、
改めて「満載」の意味を広辞苑で調べ直したが、
「シェケナベイビー」と叫びたくなった!
イヤイヤ、美味だった事と343円に感謝かもしれない。
朝食の定番だった「サケ」が
図々しくも昼夕の食卓にもメイン料理として、ノサバリ出したのは何時ごろからなのか?
おまけに焼いたら、塩が白く浮き出るような「本物」は姿を消し、
▼スーパーの鮮魚売場に並ぶ鮭はすべて「甘口」。
「甘口」があったら「辛口」も並べられていて良さそうなものだが、見当たらない!
TVの食番組レポでは、すべて「あまい」「やわらかい」「とける」オンリー。
彼らの味覚を疑うが、
連発されれば、こちらの味覚が疑われる始末。
彼らはウクライナ状況をロシアの国営放送しか見ない、信じない老人に等しいのだ。
▼ともあれスーパー鮮魚売場の「鮭価格」を見てみましょう。
「さく」は別だが、切身は一切れ税込200〜300円がほとんど。
「銀鮭」「秋鮭」「サーモン」「シャケ」「さけ」と
呼び名の違いがあるほど種類も多いが、今やどれも食卓の主役になれる価格。
彼らは「価格」とともに「魚格」も上がったのだ。
魚の地位に「格」「ランク」があるかどうか知らないが、
現実の鮮魚店に「魚格出口魚店」という名称があった。
ランク付けとは関係ないようだが・・・。
▼その鮭のランクは、かつては「十両」級だったが、今や「ブリ」をも追い越して「小結」か「関脇」級かもしれない。
▼鮭に限ったことではないが、
海の産物の値上がりには「モンク」を言う前に、飛び上がり、叫びたくなる!
▼「Twist and Shout」
歌詞に「shake it up, baby」
「シャケナ・・」
違った
「シェケナベイビー」!!!(ほぼ死語)
▼もう一つ「シャケ」。こちらは歌詞ではなくタイトルになっている。
「 Hippy Hippy Shake」
はっぴー はっぴー しゃけ!?
「British Invasion」? 侵略?
日本では当時「Liverpool sound」と呼ばれていたが、
本国では「Mersey beat」「British beat」と呼ばれていた。
もちろん日本盤はカタカナで「ヒッピー ヒッピー シェイク」
▼最後に全くのツケタシのような紹介だが「鮭神社(御朱印あり)」。(photo=wikipedia)
福岡県嘉麻市に鎮座する唯一「鮭を祀る」神社。
地域には「鮭を食べない」を家訓としている世帯もあるそうだ。
ちなみに、ブログ見出しの【番外】とは御朱印外の記事のことです。
いわずもがな!