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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

目黒大鳥神社の御朱印(東京・目黒区)〜東京「二の酉」の限定御朱印 Record ❶

▼目黒 大鳥神社二の酉」の御朱印です。(東京都目黒区下目黒3-1-2)f:id:wave0131:20211122191105j:plain

金銀ラメ入りの用紙の書き置きは、広い意味で「御朱印」でしょうが、

奉拝」の文字はなく、「参拝記念」のスタンプが押してあります。

従って「参拝記念紙」なのでしょう。

唯一の救いは日付が入れられていること。

 

商業印刷機による印刷か、オンデマンド印刷か、コンシューマープリンターによるプリントか、実際の捺印か、直の墨書きか・・・?

多様化する印刷方法で、見分けのつかない「御朱印」が多くなってきました。

 

大鳥神社御朱印もどこまでがプリントで、どれが直書きか見分けがつきません。

少なくとも中央の「大鳥神社」は手書き感の全くないプリントでした。

 

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大鳥神社へは「目黒駅」から徒歩6、7分。

山手通り」と「目黒通り」の交差点脇に鎮座します。

 

▼2021年11月23日、午前10時30分。神社前の目黒通りは忙しく車が行き交います。

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もともと広くない境内に所狭しと熊手を売る店が広がり、歩道は屋台で埋め尽くされています。

▼「目黒通り」に面した「表参道」は人を入れないように撮影するのは困難でした。

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▼こちらは「山手通り」に面した「北参道」。

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日曜日と重なった「二の酉」。

ここから山手通りを東沿に参拝者の列が伸びていました。

▼境内に入ると一時も落ち着いていられない状態です。

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▼拝殿前にたどり着き参拝できるまで20分ほど並びました。

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▼「参拝は六列で」の貼り紙があります。

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つまり「一度に6人ずつ参拝してください」という神社側の希望でしょうが、

現実は3、4人ずつが精一杯。みんな拝殿の端っこはイヤで正面で参拝したいようです。

 

▼このあと、氏子衆による「木遣り」が聞こえてきました。

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おじさんたちの歌う声は、とっても澄んでいて耳の心地よい唄でした。

境内は立て込んでいて、とてもカメラを構える余裕はありません。

▼唯一、拝殿左隣にある境内社目黒稲荷神社」だけは、なぜか空間ポケットができていました。

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▼その左手前に庚申塔が並びます。

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当時の人々の庚申信仰は、現在では想像できないほど広まっていたのでしょう。どこの神社でもいくつかは見られる庚申塚です。

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目黒大鳥神社主祭神は「日本武尊」とし、社殿が造立された806年を創建年とされています。

由緒によると景行天皇の御代(71~130年)にはすでに社があったと伝わる古社です。

▼「江戸名所図会」には「大鳥明神社」として描かれています。

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絵の中の左の建物は別当の「大聖院」。

大聖院」は神社の隣に現存し、酉の市はシランプリをして、全く静かでした。

神社の境内には「キリシタン灯篭」や「櫛塚」など見所は多いのですが、いかんせん酉の市は避けて平日の訪問でなければ、ゆっくり出会うことはできません。

機会を見て酉の市以外の日に訪問することにします。

 

▼以下は2018年、大鳥神社「一の酉」の夜の風景です。

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やはり「酉の市」は夜がおなじみです。

明るい時間の昼間の酉の市はシックリきません。

▼以下、夜の目黒大鳥神社「酉の市」の幻想的でもある雰囲気だけ感じ取って下さい。

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▼目黒駅方面から山手通りに架かる陸橋。

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まだ「コロナ」なんて言葉が巷に飛び交う前の年の酉の市です。

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関東三大酉の市」は浅草の鷲神社、府中の大國魂神社、新宿の花園神社ですが、

浅草と同様に江戸時代から続く目黒の酉の市も、神社の鎮座する場所柄から多くの参拝者を集め、東京の風物詩の一つです。

酉の市が終わると、いよいよ季節は本格的な冬となります。

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