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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

松戸神社の御朱印(千葉・松戸市)〜水戸街道 松戸宿と共に歩んできた歴史を教わる

松戸神社御朱印です。(千葉県松戸市松戸1457)f:id:wave0131:20210318194745j:plain

 

松戸神社御朱印(2020年)。f:id:wave0131:20210318194446j:plain

境内社 秋葉神社御朱印(2020年)。f:id:wave0131:20210318194438j:plain

松戸神社御朱印(2013年)。f:id:wave0131:20210318194442j:plain

2013年時点では当然というか神社印1種類のみでしたが、

いつからか境内社の「秋葉神社」の御朱印もいただけるようになっています。

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松戸神社の鎮座する松戸は江戸時代に整備された「水戸街道」の宿場町。

 

▼初回訪問の2013年4月下旬は、ニ之鳥居周辺の新緑に石造りの鳥居が白く光っていました。

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▼4月28日は特に祭礼日でもなく、特別な行事がある日とも思えませんが、境内は大勢の参拝客で賑わっていました。

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▼7年ぶりの2020年初冬の再訪です。

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松戸駅から徒歩7、8分、住宅地ですが、旧水戸街道の商店街も近いという恵まれた立地のせいか、行き交う人々の多くが神社に立ち寄るような雰囲気です。

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一之鳥居の脇に一対の狛犬

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威嚇するような表情ではなく、微妙な顔は本ブログが多少なりとも狛犬に興味を抱けるようになった、きっかけとなっています。

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▼鮮やかな蛍光ピンクは、おそらく椿でしょう。植物知識はまるっきしヨワイ。

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二之鳥居周辺は冒頭に掲載した2013年訪問の景色とはまるで違っていました。

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▼二之鳥居の先の神橋周辺は紅葉も少なくなって初冬の匂いがしています。

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橋は「潜龍橋」と名付けれています。「龍が潜む橋」神橋にふさわしい名称。

▼でも、橋の下の川は龍が潜むには少し狭いかもしれません。

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▼11月15日の「七五三」も過ぎた22日ですが、まだまだ「七五三」を祝う参拝者が多く、境内は前回訪問同様、大にぎわいです。

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1626年創建と伝わり、当時は神仏習合時代で「御嶽大権現」と呼ばれていたそうです。

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▼細かい彫刻が施された手水舎の隣には「龍神様」が御神水を振舞っています。

手水舎同様、ここも柄杓が取り払われています。

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▼明治に入り「松戸神社」と改称され、現在の主祭神である日本武尊を祀る社殿は江戸時代末期に末期に再建されたものです。

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▼向拝に掲げられた龍の彫刻が賑々しい扁額は、情けないことに一文字も読み取れません。

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▼本殿は1626年の創建とされていますが、約300年前に再建されたそうです。

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▼社殿脇に御神木の大銀杏。

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この大銀杏には水戸の黄門様の伝承があります。神社HPからの引用。

光圀公が鷹狩でこの地を訪れた際に、大銀杏に止まった白鳥へ鷹を放とうとしましたが鷹は微動だにしない。
憤慨した光圀公は、弓で射ようとするも、弓手は動かなくなり弓も中心から折れてしまった。
愕然とした光圀公は、折れた弓矢を奉納し、御神前に鎮謝して帰ったと伝っています。

これも感心するストーリーです。

水戸街道に面する神社ですので黄門様も崇敬し、きっと参拝されていることは間違い無いでしょう。

 

▼境内北側にも神社の入り口があります。天気が良いので皆さん憩っています。

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百度石。そろばんの玉は一列20個で5列=100です。

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社殿裏手の境内社を見て回ります。

▼鳥居が設けられている小さな石の祠は「松尾社」。

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その左側に「三峰社」「疱瘡社」「八幡社」「水神社」の4社がまとめられています。

 

▼古い灯篭の先は「浅間神社」。

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富士塚の上の碑は「富士嶽神社」と彫られています。

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▼「庚申社」と「稲荷神社」も並びます。

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▼「厳島神社」もあり、境内社は多くメモしておかないと全く判別できません。

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一つ一つの社に丁寧な案内板があるので、メモする必要はないですが・・。

 

社殿前方に戻りました。

▼こちらのもう一つの大きな「水神社」の景色は最高です。

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多くの境内社は神社近辺から遷座されてきたのでしょう。

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御朱印をいただいた境内社は「秋葉神社」。

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境内社というには立派過ぎ。よその小さな神社の本殿も叶わない姿です。

火除けの神様、火之迦具土大神を祀ります。

 

▼「楽殿」は新しい造りのようです。

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▼さぁ、御朱印をいただいて帰ります。

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松戸宿とともに歴史を築いてきた見所の多い神社でした。

 

 

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