訪問が一月だったせいか書置きでした。
▼同、大宮神社 2016年の御朱印は直書きでいただけました。
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▼大宮神社へはJR内房線「五井駅」西口から500m〜600mくらいです。
五井駅前は整備されていますが、房総半島に深く上総中野まで続く路線は五井駅を出るとすぐ田舎になります。
▼菜の花畑を走る電車が鉄道ファン以外にも人気です。 (写真AC_H.Mottiさんの写真)
小湊鉄道沿線には紅葉や滝、温泉で有名な養老渓谷がありますが、御朱印ファンにも魅力的な鶴峯八幡宮や高瀧神社などがあります。
▼その小湊鉄道の起点の五井駅から徒歩5、6分で神社に到着です。上の写真は2016年の撮影。社殿が工事中で雑然としていましたが、
▼今回訪問では見違えるような姿になっていました。
ブラックの鳥居が場を引き締めていました。
創建は日本武尊が東征の折に鎮座と伝わっていますが、詳らかではないようです。
しかし、房総半島の多くの神社にあるように頼朝が戦勝祈願したとも伝わっていますので、創建はそのくらい古いことは確かでしょう。
祭神は國常立命(くにのとこたちのみこと)、天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)、大己貴命(おおなむちのみこと)が祀られています。
▼ニ之鳥居の社号額は面白い書体をしています。
神社名を知らなければ読み取れないかも・・。
▼茅の輪ができていました。茅の輪は夏越の祓だけと思っていましたが・・。
まだ新年も13日でしたので、明るい境内へは大勢の人々が参拝に訪れてきます。
▼北側にある鳥居もブラック。黒い鳥居は「天とつながる領域」を意味するそうです。
▼浅間神社の白い鳥居は「邪気払い」でしょう。
▼月山や富士山などの山岳信仰の講の盛んな地域ですので富士塚も築かれています。それにしても都内を含めた近郊に富士塚が多いのには驚かされます。
ここにも! ココニモ! という感じで現れます。寺社巡りを始めなければ分からなかったことです。
▼大杉神社。しっかりした境内社がいくつもあるのは、さすが「大宮」です。
かつて頼朝が祈願した当時は「養老川が神社の西南を流れ、毎夕高瀬舟が往来し白波が打ち寄せていた」そうです。
当時は何もない原野の養老川のほとりに、小さな鳥居と祠が、黒々とした大きな森に守られていたかもしれません。
境内社、忠魂碑のどこにも一つ一つ鳥居が建っています。
現在の神域はムチャクチャ広いわけではありませんが、それでも「大宮」の名に恥じない広さと威厳を持った、明るい雰囲気の綺麗な境内を持つ神社でした。