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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

長円寺の御朱印(長野・茅野市)〜紅葉三山、怒涛の赤いトンネルを抜ける

▼清龍山 長円寺御朱印です。(真言宗智山派・長野県茅野市玉川穴山)

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▼長円寺「諏訪紅葉三山めぐり」期間限定の御朱印f:id:wave0131:20201106121407j:plain

▼長円寺本尊「諏訪八十八ヶ所霊場」 第八十四番 大日如来御朱印f:id:wave0131:20201106121416j:plain

▼「諏訪紅葉三山めぐり」の限定御朱印のほか6種類のサンプル案内がありました。

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長円寺は「諏訪八十八ヶ所」のほか「中部四十九薬師霊場」など複数の札所となっています。

▼「諏訪紅葉三山めぐり」は2020年で3年目となるそうです。     (諏訪観光ナビ)

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上の案内は2019年のものです。

過去2回はライトアップはじめ、様々なイベントが催されたそうですが、

2020年は規模を縮小してイベント等も中止とされているようです。

 

しかし、御朱印は例年通り授与されるとのことですので、諏訪に向かいました。

 

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▼長円寺へは「茅野駅」から1日5、6便の路線バスがあるそうです。

地方ですので、車は必需品。

ほとんどの地元の方々は車を足としています。

便数の少ない公共交通機関に不便はなく、アテにもしていません。

違いました!

「アテ」にしないのではなく、自らが車を選んで公共交通機関を見捨てた、というのが正しいのでしょう。

 

▼公共を見捨てた一人ですが、車で東京から茅野市を目指すと、途中の右手に見える八ヶ岳が歓迎してくれます。

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八ヶ岳も天気が良いので絵のようです。

 

▼中央道「諏訪南IC」からですと、10数分で長円寺門前に到着。

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▼狙った時期ではないのですが、旅の偶然のタイミングはモリモリの深紅のカエデが迎えてくれました。f:id:wave0131:20201106121452j:plain

▼門前の石碑文字「三界萬霊等」意味不明です。

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三界とは、無色界(むしきかい)色界(しきかい)欲界(よくかい)の三つをさします。

この三つの世界、すべての精霊に対して供養することの大切さを示すものです。

だそうです。でも最後の一文字「」がわかりません。

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▼モコモコの真紅のカエデのルートではなく、樹齢300年といわれる杉並木のこちらが参道です。

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▼真紅の楓ルートは後のお楽しみにして先に参拝します。

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▼鐘楼門の横を過ぎると「参拝順路」の看板が立つのは

瑠璃光」の御朱印をいただいた中部四十九薬師霊場の「薬師堂」。

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元は日本三薬師如来と言われ、旧諏訪大明神本地仏で、明治期になって諏訪大社上社より当山に移されたそうです。

 

▼本堂に祀られているのは御朱印をいただいた「大日如来」。

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寺の創建は1649年。諏訪藩主も参詣したと伝わる歴史を持っています。

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▼本尊の大日如来はここにいらっしゃいます。f:id:wave0131:20201106121737j:plain

▼境内から見た鐘楼門。

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▼ゴ〜〜〜ン、ゴ〜〜〜ンと鐘が鳴り、鐘は自由に突いて構わないと案内がありました。

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▼寺では「御神木」とは呼ばないでしょうが、注連縄と紙垂は同じです。f:id:wave0131:20201106121741j:plain

「抱きついて」お願いすればお力をいただけるそうです。

 

▼楓に負けず見事に天にそびえるイチョウ。まるで綺麗に剪定されているようです。

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▼さて、いよいよ境内を囲う塀の外の「燃える世界」に進んでみます。

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その前から車で寺に近づいたときに早感じた「何なんだ! この真っ赤っかは?

という光景が目に入ってきていました。

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しかし、その真下の「真っ赤っか」に佇んで見ると、誇張ではなく冷めてる人種にも「ゼック」でした。

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天気に恵まれました。太陽の光がなければ、楓もこんなには輝きません。

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長円寺の秋は短く、秋はアッという間に冬に移り、カエデの見頃も10日間前後とか。

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深紅のトンネルは長くはなく、楓の本数もそんなには多くないのですが、

1本1本が巨木と言っても大げさではない枝振りを広げています。

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こんなにドギツイ赤に巡り合ったことはありません。

寺が燃えています!

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ド派手なものより、ワビサビ的な景色が好みの身にも、

ここ長円寺の見事な「真っ赤っか」には乾杯完敗です!

 

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▼「石仏百体観音」が並びます。

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寺のHPからの引用です。

入口の左手後列より日本で一番古いと云われている西国三十三番観音霊場。続いて坂東三十三観音霊場そして秩父三十四観音霊場の本尊様を灌頂している。すべてお参りすると日本三大霊場巡礼と同じ功徳がいただけます。

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100の観音像たちも、この時季は深紅のに主役を譲っています。

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日本全国まだまだ知らぬ、興味深い、訪問してみたい寺は無数にあるようです。

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