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御朱印迷宮 /Goshuin Labyrinth

御朱印収集目的には殆ど役立たずなブログ!かも

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瑠璃寺の御朱印 〜 薬師猫神にご対面 〜 伊那街道を北上❺

▼大嶋山 瑠璃寺天台宗・長野県下伊那郡高森町大島山)の御朱印です。

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瑠璃」ときたら本尊はほとんどが「薬師如来」。300円。

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▼伊那街道からそれて、中央高速の高架をくぐり、中央アルプス方面へ少し登ります。
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▼途中の仁王像を通り過ぎて一直線で、瑠璃寺総門前に出ました。f:id:wave0131:20181010200525j:plain
駐車場で車から降りるとお参りは最初に瑠璃の里会館へ」の案内看板があります。

逆らわず大人しく、おっしゃるとおりに、そちらに行ってみます。

 

▼「瑠璃の里会館」は寺域の一画にある。入口では猫が寝そべっていました。f:id:wave0131:20181010200527j:plain▼お地蔵さんかな? 右のこのドアから中に入りました。f:id:wave0131:20181010200526j:plain「瑠璃の里会館」内は、何のことはない休憩所がある土産物店のような雰囲気。

小スペースのホールはギャラリーにもなるし、飲食もできそうです。

わたしの語彙は「売店」を選ばせた。

 

さして広くもない館内には従事者らしき女性が2人と少年が1人。3人とも身内のような様子。

少年は夏休みの宿題か、大きなテーブルにしがみついてノートと本のようなものを拡げて女性たちと何やら話しています。

寺社巡りで、こういうシーンは何故かシラけさせられるのは、私だけかしら?

 

さらに会館内には

▼招き猫の「びんずる尊猫(そんにゃ)」f:id:wave0131:20181010200528j:plain

▼そして「薬師猫神」が・・。f:id:wave0131:20181010200529j:plain一応、手を合わせまする。

しかし、そんな自分が可笑しくなってきました。

まともに何かを祈る気持ちにはなれなかったのです。

 

確かに猫を神として祀る地はあり、特に日本の養蚕が盛んだった山奥では、害となるネズミ退治の貢献で神格化されることが多いそうです。

 

瑠璃寺のHPにも解説されています。

かつて養蚕が盛んであったこの地方では、お蚕様をねずみから守ってくれる猫を「猫神様」として、大切にしていました。

 

多くの寺社は動物と仲が良いから、そんな話は 3000m級の山ほどあります。

十二支の動物はすべて寺社の伝説や境内に現れます。

天井・水屋に竜、撫で牛、神馬に神鹿、白蛇、猿に兎、狛犬とあらゆる動物が対象となりキリがない。東京ではライオンだって神社にいるのです。

みんな神になったり、守り神になったりしています。

 

蛸薬師などは古くからの伝承信仰として名が知られています。

猫薬師というものもあります。

 

しかし、猫がいるここは? 「薬師猫神」です。

 

今は「何でもありが寺社の姿」と理解しているつもりなのに、ヘソマガリなワタシは何が気に入らなかったのでしょう?

猫が嫌いでもありません。

だいたい嫌いな人間はいても、嫌いな動物はいません。

嫌いになる理由がないのです。

 

この寺の普段は開帳されない本尊薬師如来の化身として、新しく「猫神様」としたそうですが、世は猫ブームでもあり、明らかに「カワイイ」を狙っている?

そして人の出入りの多い売店のようなこの会館に祀った。猫好きスポット的に・・・。

と思いましたが、下衆の勘繰りでした。

「平成19年にお迎えした猫神様」だそうだから、猫ブーム以前の事です。

 

▼この写真はお借りしたもの。f:id:wave0131:20181022133809j:plain

大嶋山瑠璃寺 住所:下伊那郡高森町大島山|ふるさと再発見|行こう!みなみ信州|JAみなみ信州

 

いずれにしても、寺社は地域コミュニティの一隅を形成しなければいけないし、外からの訪問者、参拝者も多く受け入れなければならない。

宗教色は薄めても、新しいものもどんどん取り入れていかなければならないのです。

 

「猫神様」は、そんな背景から新たに祀られたものかもしれません。

 

多くの寺や神社を訪ねてきて、様々な事情を多少は理解できてるつもりでも、この時は虫のイドコロが悪かったのか「猫神様」を前にして、フ〜〜〜ン!とテンション暴落。

 

ここでは借りて来た猫のようにおとなしくなってしまって、会館にいた人たちにジョーダンも言えなく、一つの話もできませんでした。

何故かそんな気持ちになれなかった。そんな時と場所もあります。

 

結局、この寺では会館以外に人の気配はありませんでした。

朱印もこの会館内のおネェさんが記帳担当のようです。

しかし、気分はいくらかシラけたままなので、余計な口は叩かず、いただける朱印の種類も聞かず、また聞かれもせずに、渡された一体だけをいただいてきました。

 

▼気を取り直して境内を回ってみます。

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開創900年だそうだ。薬師本堂や観音堂とは別に、ここだけ山門と塀で囲われています。f:id:wave0131:20181010200534j:plain

▼真夏の間中、花開かせているサルスベリはエライ! といつも感心します。f:id:wave0131:20181010200535j:plain

▼猫ブームと同じく、七福神だって毘沙門天や大黒から始まり、三神になり、民間のブームにより今の七福神に落ち着いたのかもしれない。f:id:wave0131:20181010200531j:plain

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▼鐘楼の前は聖徳太子天台宗寺院には太子像がよく見かけられます。f:id:wave0131:20181010200533j:plain

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▼小さな庭もあります。f:id:wave0131:20181010200537j:plain

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阿弥陀堂f:id:wave0131:20181010200540j:plain

▼再び山門を出ます。寺の敷地内といえる場所に日吉神社f:id:wave0131:20181010200542j:plainこの寺も戦国時代に兵火により失われたものが多かったようです。f:id:wave0131:20181010200541j:plain一時はこの神社も含め、もっと多くの堂宇や坊で賑やかな寺を形成していたのでしょう。

薬師本堂f:id:wave0131:20181010200524j:plainこんなお堂を前にすると、暴落テンションも持ち直してきます。f:id:wave0131:20181010200543j:plain

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観音堂f:id:wave0131:20181010200546j:plain

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▼境内から帰る方向を見ます。f:id:wave0131:20181010200550j:plain

▼帰り道、地蔵さんたちが左右で見送ってくれます。f:id:wave0131:20181010200547j:plain

「猫神」について、ウダウダ感じてた事を笑われました。f:id:wave0131:20181010200548j:plain

御朱印収集者で猫好きな方、ぜひ訪問してみてください。