▼九重神社の御朱印「御神木」。(埼玉県川口氏安行原2042)
▼九重神社の通常御朱印。「川口の秘境」というのは少し大げさかな?
御朱印は5、6種類見本が並んでいましたが、2種類いただいて1100円。
それにしても、丸みがあって、とってもイイ字! 通常御朱印でも充分アート!
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埼玉の大宮には「盆栽の街」があります。
そして、ここ安行は「植木の街」で「安行植木」として広く知られています。というより、知る人ぞ知る植木の街。
何と言っても「秘境 安行」なのです。一般人の地名の知名度としては、まさに「秘境」かもしれません。
▼この神社の周辺にもたくさんの植木園があります。
google mapで航空写真を見ると、安行地域だけ緑が多いのがわかります。
▼思いっきり立派な社頭が建っています。
▼珍しい神社名称は、明治期に安行の九つの村にあった鎮守を合祀したので、九つが重なって、九重神社になったとか。
だから主祭神の「素盞嗚尊」をはじめ、13の神様が祀られているそうです。
▼拝殿です。
▼13の神様のお住まいとしては少し窮屈な本殿かもしれません。
▼2人組の男子が御朱印を求めていました。神社では男子の2人組というのもよく見かけます。
女子の2、3人のグループに違和感は抱きませんが、でも男子の2人には微妙な感じを思い起こされるのは、ナゼ?
限定っぽい御朱印をワザワザいただきに出かけることは殆どしません。
でも、この日のこの神社はワザワザ「御神木御朱印」を目当てに、そして御神木そのもを目当てに訪問しました。
境内は何とも静かなものでした。
当日は御朱印のために多くの訪問者が押し寄せている様子はありません。
我先に「御神木御朱印」をいただきたいという収集人も、いくらか沈静化して話題も安定期に入っているのかしら?
▼その御神木。全体の写真が撮れてなかった、嫌われたのかしら。でも見事!
▼たしかに御朱印にあるように斜めっている。倒れないように維持していくのが大変そうだ。倒れてしまったり、枯れてしまったら、この神社のシンボルがなくなる。
▼御神木は「スダジイ」という名称の木。ヒゲジィではない! 椎木のシンセキかしら?
御神木は全国的には杉、楠、銀杏が多い中で珍しい方かな?
▼御神木も驚嘆ものですが、本殿の裏手にある山がオモシロイ。
▼なぜ、霊峰御嶽山がここにあるのか分からない。
▼こちらの方向が筑波山。
▼少し後ろに下がっても、木々が邪魔をして遠くは見晴らせません。
▼こちらも確認不能、残念!
▼木々を少し整理して、天気に恵まれれば、どの山も確認できるかも・・。見えるとしたら冬だわね! きっと。
▼さて帰ります。参道を下って右に進むと「密蔵院」があります。
実はその密蔵院に3年前の桜祭りに訪問しています。
約1年前、それを おバカな過去記事にしている。
その頃、本BLOGへのアクセス数はゼロ!に近かった。
その3年前、御朱印的には九重神社はまったく話題にのぼっていませんでした。
密蔵院の桜祭りは多くの人出で賑わっていましたが、すぐ隣の神社に手を合わせに足を向ける人はゼロに近い。神社を訪れても、御朱印をいただける雰囲気もゼロでした。
また、その密蔵院も、当時は御朱印の案内はありませんでしたが、今や寺務所にしっかり3種類のサンプルとともに御朱印の案内が出ています。
しかし現在は、御朱印目的のための訪問者は九重神社が勝りそうです。
ここ2年くらいの期間で御朱印収集人が誰でも知っている「九重神社」になりました。その理由は御朱印のアイデアが素晴らしいから、としか言いようがありません。
アッパレ宮司さん! 零細神社がメジャー神社になった!
スグ隣なのに、九重神社は訪問しても密蔵院には寄らない収集人がいるかも?
しかし、密蔵院ごときがブームの御朱印で右往左往するわけはなく、その求めの多きに便宜を図った御朱印案内だと理解しましょう。
次回の記事、もしくは数回後に再度、密蔵院を取り上げてみます。
御朱印もいただいてきたことだし!