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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

仙台東照宮の御朱印(仙台市)〜徳川幕府の権勢 vs 伊達家の媚び?〜 奥の細道、R6を北上⓴最終

仙台東照宮御朱印です。(宮城県仙台市青葉区東照宮f:id:wave0131:20190912194459j:plain

上の丸い朱印は「参拝」となっています。

日蓮宗では筆文字で「参拝の砌」と書かれることがあります。

昨今の御朱印事情を俯瞰してみますと

御朱印」→「参拝記念証」→「趣味の収集物」と変化しつつある、と言っても間違いじゃないでしょう。

そして、その未来の姿は全く予想できません。

そんな事はある程度理解できる中で、スタンプに敢えて「参拝記念」の文字を入れている「御朱印」は、やはり「参拝証」になってしまいます。

 

それはチョッと寂しく思いますが、混迷を深める狂乱のブームはまさに「迷宮」。

今や何があっても オドロキも、ガッカリも、フンガイもせずに、その変化を楽しく「見物」してみようじゃないのぉ。

 

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▼「奥の細道〜R6を北上」最後の訪問先、仙台東照宮です。

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▼いつものように石段を登ったら、振り返ります。f:id:wave0131:20190912194509j:plainそれにしても昔は「東照宮」=「日光」と思っていました。f:id:wave0131:20190912194559j:plain

唯一、小学校の林間学習で宿坊に泊まり「鳳来寺東照宮」に訪問してますが、その当時は神社や寺に興味ないし、お勉強もしたくないので、チンプンカンプン! に終わっています。

f:id:wave0131:20190912194554j:plain何度も書いているかもしれませんが、御朱印を求めるようになって初めて

東照宮」は全国津々浦々にあることを知りました。f:id:wave0131:20190912194550j:plainましてや、東京にいくつもの「東照宮」があることを知って、どんなに自分が無知であったかを思い知らされました。f:id:wave0131:20190912194517j:plainですから仙台に東照宮があっても、今やまったく驚きません。f:id:wave0131:20190912194513j:plainここ仙台東照宮は1654年の造営。

仙台藩の二代伊達忠宗が藩の総力を上げて造られたそうです。f:id:wave0131:20190912194541j:plain仙台東照宮が造営された1654年というと、徳川幕府もすっかり安定した四代目、将軍家綱の時代。f:id:wave0131:20190912194546j:plainそんな時代に各藩が自らこぞって大金を要する東照宮を造営したならば不思議です。f:id:wave0131:20190912194537j:plain三代家光までに造営された久能山や日光は理解できます。家康の遺言で身内のことですから。f:id:wave0131:20190912194533j:plainその日光や久能山の華美さを真似しようとしても、財力豊かな仙台藩でありながらここまでですが、やはり仙台藩の意思ではなく、徳川側の何らかの意向があっての造営だったかもしれません。

そもそも関ヶ原以降、50年以上戦のない安定した世の中で、なんで今更の東照宮?と疑問です。f:id:wave0131:20190912194525j:plain東照宮は北海道から関西まで数多くありますが、関西より西の地域、いわゆる西日本にある東照宮は唯一、広島だけです。f:id:wave0131:20190912194520j:plain

その広島東照宮が造営されたのは1648年。家康没後30年以上です。福島正則はとっくに広島を追われて信濃で亡くなっていて、福島の後に藩主となった同じく外様の浅野家によって造営されています。忠臣蔵で知られる浅野家ですが、関ヶ原では東軍に与しています。

いわゆる関ヶ原以降の外様は、東照大権現を祀る東照宮を造営していないところが微妙です。

仙台東照宮も、本当のところは仙台藩がどのような想いで造営したのか興味あるところでもあります。

 

さて今回の御朱印巡りもほぼ終了です。

▼この日の夜は仙台在住の旧知数人と随分久しぶりに再会。ワタシには御朱印巡りの打ち上げのようなものです。2軒目で終了、ホテルへ戻ったのは深夜。f:id:wave0131:20190917122957j:plain

▼飲み過ぎの翌朝、ホテルの朝食は今回の3泊の中で一番美味しく、メニューも豊富だったにも関わらず、これだけしか食べられずじまい。f:id:wave0131:20190917123012j:plain

▼二日酔いというほどではないのに食欲なし。昼も蕎麦だけという、ていたらく。f:id:wave0131:20190917123022j:plain

それでも運転には支障はありません。

以前、知人からいただいた丸森町の味噌がチョー美味しかったので、販売店を調べ「丸森町高齢者生産活動センター」に寄ります。

▼大きな袋詰めしかなかったけど1つ買います。帰ったら知人に分けましょう。f:id:wave0131:20190917123040j:plain

この旅の4日目、もう寺社に立ち寄る元気はありません。

▼ひたすら遠い東京に帰ります。f:id:wave0131:20190917123053j:plainそうです、いつものように行けるところまで下道で・・・。

 

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