▼成田山 深川不動堂 深川開運出世稲荷の御朱印です。(東京都江東区富岡)
深川不動堂はいわゆる「いきつけの呑み屋」的?な存在です。
この日も大きな目的なく「お参り」して見つけた御朱印です。
見つけたと言うのは、これまで出世稲荷の御朱印を授与していることは知りませんでした。
今回の御朱印には右上に「開創記念大祭」とありますので、期間限定の授与かもしれません。そこのところは授与所に説明案内があったと思いますが、読まずに、写真も撮らずにいただいてきました。
いずれにしろ朱ではなく、すべて「赤紫」の印は墨書きとの調和が新鮮に感じます。
限定御朱印とは無縁の深川不動と思っていましたが、令和の赤い御朱印をはじめ、ここのところ様相が違ってきたようです。
▼公式ブログをのぞいてみると、こんな御朱印授与の案内も掲載されていました。
写真は不動堂のブログからお借りしましたもので、いただいたものではありません。
どうやら成田の大本山から管首さまが巡錫され「貫首巡錫記念朱印」だそうです。
出世稲荷社の御朱印をいただいた1日前に参拝していれば手にできたかもしれません。
ということで不動堂でも、ここのところ なんだかんだで限定御朱印が授与され始めているようです。趨勢ですね。
▼「いきつけ」で、これまで御朱印を何体いただいているのか、自身でも把握できていません。
▼さて、直近の深川不動堂の様子です。そういえば秋の彼岸が近くなってます。
▼さすが午前中の早い時間は参道を行き交う人の姿はマバラ。
▼参道途中の永代寺も静かです。
でも、不動堂に来た時は必ずご挨拶するようにしています。過去に2回も御朱印を押していただいているのだし・・。
▼参道正面は「旧本堂」となってしまった本堂。
▼いまはこちらが「本堂」の新本堂。意味不明かしら? 新旧交代の本堂です。
梵字で覆われた本堂も見慣れてきて「やっちまった」感が消えつつあります。
▼それでも、やはりこちらの旧本堂が好きです。
新旧のお堂は繋がっていますので、堂内に入ってしまえば境はありません。
「お願い不動」さんにも「のうまくさんまんだ・・・」とご挨拶。
▼朝9時からの護摩祈祷が行われています。ここは他の時間帯では満席になります。
おっと、ごめんなさい! ここは撮影禁止でした。「いきつけ」ということと、遠くからということでお許しを!
成田の大本山同様、他では見られない大迫力の護摩祈祷をぜひ経験してみてください。
真言宗、密教、不動明王、そして御朱印などの理解が少し深まるかもしれません。
「龍神願い札」は経験ありません。なにしろ極力「願わない」スタンスですので。
▼今回いただいた御朱印の「開運出世稲荷社」。不動堂の境内を入って右手、東に鎮座。
「運」とは無縁ですが、だからこそ祈願すべきでしょうか?
▼よく見ると、いろいろ意味ありげな彫刻は沈黙しています。
▼荼枳尼天尊にも感謝のご挨拶だけ。祈願しないワタシに何かご不満でも?
▼境内片隅ある深川不動を象徴するような造形です。
左右は深川不動尊の「童子」でしょうかが、 童子の名前は多すぎてわかりません。
ここに頻繁に訪れるようになったのは、7年前に関東三十六不動を巡るなかで参拝したことが始まりです。
たかだか7年ですが、あれから世の中も、不動堂も随分変化したように感じます。
一時も止むことのない変化は全ての人に何らかの影響を与えます。
願わない人間ですが、より多くの人々が「あ〜よかった」「よくなったわ」という気持ちを得られるような変化でありますように、ということだけは「願い」ます。