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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

上野東照宮の御朱印(東京・台東区)〜栄誉権現社「御狸様」=「お他抜きさま」=「おたぬきさま」の御朱印

上野東照宮栄誉権現、通称おたぬき様の「他抜御朱印」です。f:id:wave0131:20210601165537j:plain栄誉権現社」は有料拝観区域内にある「おたぬき様」を祀る社です。

御朱印は有料拝観しなくてもいただけます。

 

上野東照宮御朱印(2014年)。f:id:wave0131:20210601165533j:plain

中央の朱印は当初の祭神である「天海僧上  東照神君  藤堂高虎」の3人の名です。

 

上野東照宮御朱印(2012年)。f:id:wave0131:20210601165528j:plain

上野栄誉権現」や「大相国一品徳蓮社 崇誉道和大居士」などの添え印が押されています。

家康の戒名は「東照大権現安国院殿徳蓮社崇誉道和大居士」とか

一品大相国安国院殿徳蓮社崇誉道和大居士」などと表されるそうです。

どちらにしても長い戒名です。

 

▼令和3年の御朱印案内です。

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▼限定御朱印は「東照宮HP」にも詳しく紹介されています。

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印刷物らしき限定御朱印は遠慮しました。

賑やかなデザインの御朱印ですが、見開き印刷物御朱印は食傷気味です。

 

御朱印は「唐門」に向かって右手の社務所で。

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▼または、社殿拝観受付脇での授与の場合もあります。

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御朱印が数ヶ所で、いくつもいただける上野公園内、そのうちの1社「東照宮」です。

そして、東京にもう1ヶ所の「芝東照宮」とは対照的な華美さを見せる「上野」です。

 

▼「上野」と言ったら子供たちや女子にとっては「パンダ」でした。

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▼いつも賑わっていた動物園入園券売場も・・・

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▼閑散としています。臨時休園になって、もう長い月日が流れました。

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当然、上野公園全体で人出は少なくなっていますが、
▼中には「なりきり」で頑張っている女子も見受けられました。

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京都、浅草などで見慣れた和服姿の若者たちの姿を久しく眼にすると、
なぜかホッとするような気持ちにもなるから不思議です。

 

▼そんな上野公園ですが、東照宮はそこそこの人出が見られます。

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▼石造りの鳥居と神門をくぐった先の参道正面に「唐門」。

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▼今回はまず有料区域の社殿拝観からスタートです。

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これまで東照宮には何度も訪問しているものの有料区域には参拝しておりません。

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▼閉ざされた「唐門」内部に入りましょう。

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有料区域に参拝する人はそれほど多くはありません。
皆さん、絢爛豪華な「唐門」だけの拝観で充分に満足してしまうのかもしれません。

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▼有料区域はエメラルドグリーンの透塀(すきべい)の瑞垣で囲まれています。

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▼有料区域に入ってすぐに眼につく石の彫り物。

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母子でしょうが、獅子なのか虎なのか、はたまたライオンなのか不明。

 

▼訪問時は有料区域内の一部が整備工事中でした。

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▼普段はこの樹齢600年の「大楠」の下まで進むことができるそうです。

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▼石燈籠が並ぶこの区域も工事中の幌フェンスで仕切られ、その合間からの「ノゾキミ」状態でした。f:id:wave0131:20210601181800j:plain

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▼「おたぬきさま」の「栄誉権現社」も幌布のフェンスがあり、正面からの撮影はできませんでした。f:id:wave0131:20210601181836j:plain

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▼社殿内は照明があり「おたぬきさま」が浮かび上がっています。

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▼しかしガラスケースに手前の鳥居が反射してよく見えません。

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江戸時代、大奥などで災いをもたらした「悪タヌキ」でしたが、
大正時代にここへ安置されてからは大人しくなったそうです。

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家康のあだ名は「たぬき親父」でしたし、戒名も「栄誉」の文字が使われていますので、この「栄誉権現」「おたぬきさま」も、家康の化身と見てもおかしくないのではと思いますが、違うようです。

 

▼ようやく反射しない角度を見つけました。

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「おたぬき様」は黒ずんでいて、石造なのか木造なのか判別つきません。

法衣をまとい、踏ん反り返った「悪ダヌキ」は、現在は「他を抜く」語呂合わせで、受験・就職・必勝の神様とされているそうです。

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▼透塀の内側に足を踏み入れると絢爛豪華な「金色」一色の世界です。

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1651年、家光がハデハデに改築されたと伝わります。

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▼拝観順では本殿が最初に眼に入りましたが、幣殿、拝殿と連なっています。

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▼「唐門」の正面になる「拝殿」です。f:id:wave0131:20210601181949j:plain

すべて重文指定されている社殿は、唐門などと一緒に4年間の修復工事が行われ、
2014年にお披露目となっています。

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修復期間の4年間の唐門は、ほぼ原寸サイズの写真にされたシートで覆われていて、
諸外国からの訪問者を少なからずガッカリさせていました。

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▼少し雲行きが怪しくなってきたと思ったら・・・

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いきなり雨が降り始めました。
たぬき親父」と理解している東照大権現の「怒り」かもしれません。

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▼このゴールドの扉の奥深くにいらっしゃる「東照大権現」さまに改めてお参りです。

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創建当時は「東照神君天海僧正藤堂高虎」が祭神だったそうですが、
現在は家康、吉宗、慶喜を祭神として祀られています。

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▼「おたぬき様」は機嫌を直してくれたのか、すぐに雨は止み、晴れ間が見えだしました。

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▲▼裏側から見た「唐門」になります。

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日光」「久能山」に次ぐ「上野東照宮」であることが納得できる絢爛さでした。

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▼唐門内外の昇り竜・降り龍は左甚五郎作だそうです。

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▼社殿造営時に雪除けの願いを込めて植えられたという「きささぎの木」は約350歳。

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ここまで有料区域内だけの紹介で長くなりました。

 

 

▼以下、解放されている境内の点描です。

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▼「五重の塔」は東照宮ではなく、上野寛永寺の管轄になります。

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以前から「五重の塔」の足元には入れません。

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▼ライトアップ用の行灯でしょう。

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▼再び「五重塔」を眼にしながら、参道を引き返します。

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今や上野公園内で1番の見処とも言える「上野東照宮」でした。

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