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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

穏田神社の御朱印(東京・渋谷区)〜コロナ戒厳令下の東京 2021年正月の御朱印⓬

穏田神社御朱印です。(京都渋谷区神宮前5-26-6)

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▼もちろん書置きすが、残念ながら日付以外プリントの御朱印でした。

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境内社の稲荷神社の御朱印もいただけるようです。

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▼穏田神社へは原宿明治神宮前表参道渋谷のどこから歩いても6、7分です。

神社の住所は神宮前ですが、車だと原宿から明治通りを渋谷方面に向かうと、途中から左に入ります。

原宿方面から歩きですと「渋谷川遊歩道路」、通称「キャットストリート」の延長線上を進みます。

 

車では乗り入れた事のないエリアです。

名前のとおり「猫通り」なので、出てこられなくなりそうな細い道をカクカク曲がり、何とか鳥居前にたどり着きます。

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鳥居をくぐり進入すれば、2、3台は停められそうな駐車スペースがありましたが、丁度左前方に有料駐車場が見えたのでそこに停めました。

もしかしたら一通の出口だったかもしれません。ヤバイ!

 

▼車ですと毎回感じるのですが、この鳥居をくぐり、砂利音けたたましく進入するには勇気が必要です。

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この日はすでに別の車が止まっていたので、かまわずに進入すればよかったかもしれません。

しかし、参拝者用の駐車場が案内されていない限り、やはり他人の家に土足で踏み入れるような気持ちになります。

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▼鳥居をくぐると右手に妙な建物が目につきました。f:id:wave0131:20210108185539j:plain

神社の建物かと思いましたが、人のお住まいのようでした。

モダンというか、和洋折衷というか、ダークネスでなんとも表現しにくい建築です。

何と言っても、ここは神宮前。

一歩路地に入っても様々不思議な形状の建物、住まい、マンションなどが散見されます。

 

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▼手水舎の先の狛犬は、どうしちゃったんでしょう?f:id:wave0131:20210108185433j:plain

ユニークなのか、劣化して形状が不鮮明なのかユルイ形になってしまっています。

かなり古そうで元は犬か、獅子か、虎かも不明です。

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▼その先の社殿前の狛獅子もかなり個性的。阿形には笑われているように感じます。

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いわゆるオチャメです。

扁平な頭部が微笑ましいのですが、やはり舐められているように感じますが・・。

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▼こちらが狛犬を舐めたせいか、社殿の撮影は20度傾きました。

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淤母陀琉神(おもだるのかみ)を含め、三祭神が祀られています。

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▼社殿は平成時代の再建で、まだ新しさが目立ちます。

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▼境内の右手前にある、御朱印もいただける「稲荷社」です。f:id:wave0131:20210108185443j:plain

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▼稲荷社を寄進された「河野カタ」さんは、戦後に漢方医薬の分野で活躍された方だそうです。

f:id:wave0131:20210108185447j:plain武士のような凛々しく、厳しい表情が、その人間性をあらわしているかのようです。

 

普段街中を歩いたり、車で走り去る街に、路地裏の小さな神社を目にすることは滅多にありません。いや、気がつかないと言った方が正確でしょう。

 

そんな神社が次々とネット上で紹介されています。

もちろん御朱印あっての紹介記事です。

これまでは氏子たちだけものであったの神社が、

あらゆる地域から御朱印を求め参拝者がやって来るようになった事は、

気持ち良くウタタ寝されていた祭神たちを目覚めさせています。

 

眠りから起こされた神々は迷惑かもしれませんし、喜んでいるかもしれません。

きっと今後も御朱印収集者たちは路地裏の神々たちを目覚めさせることでしょう。

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▼帰り際、社号標に停まる鳩が見送ってくれます。f:id:wave0131:20210108185543j:plain

神社が鎮座する地は、かつては「渋谷区穏田」と呼ばれていましたが、1970年に「神宮前」に変えられています。

松本清張の小説「砂の器」には「渋谷区穏田」の地名が出てきます。

 

最先端を行く華とも思われる地も、一皮歴史を紐解けば、現代の人々のイメージだけのではなかったことを知らされるに鎮座する神社でした。

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