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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

一心寺の御朱印(東京・品川区)〜旧東海道沿い路地裏の怪しさと寺裏の郷愁

▼豊盛山 延命院 一心寺 本尊不動明王御朱印です。

真言宗智山派・東京都品川区北品川)f:id:wave0131:20190806193850j:plain

今回は御本尊をいただきました。真言宗ですので「不動明王」です。

 

▼同じく、2012年の江戸三十三観音 第三十番の御朱印f:id:wave0131:20190806193836j:plain

▼2014年、東海七福神「寿老人」の御朱印f:id:wave0131:20190806193846j:plain

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JR品川駅周辺には御朱印をいただける寺社が、ギッシリ詰まっているイメージを持っています。

品川駅の北側には泉岳寺高野山別院、さらに覚林寺をはじめとする元祖山手七福神の寺々などの寺院があります。

 

それぞれの最寄駅は品川とは異なりますが、品川駅から寺院を点々と伝われば、歩けない距離ではありません。

f:id:wave0131:20190806193931j:plainそして品川駅南側には品川神社荏原神社一心寺など東海七福神も担う寺社が、北品川から始まる旧東海道沿いに磐井神社まで続きます。

その間には品川寺など江戸三十三観音の寺も続いています。

 

旧東海道は品川駅の側から始まりますが、住所は品川。品川駅は品川区ではなく港区にあるからです。

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品川宿旧東海道最初の宿場。板橋・新宿・千住とともに江戸四宿と呼ばれていました。現在の東海道は北品川から電柱が取り払われ、しばらくは気持ちの良い街歩きができます。

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f:id:wave0131:20190806193952j:plain沿道には寺の参道が開けているのが、いくつか見られます。

▼そのうちの一つが一心寺です。

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訪問するのは3度目ですが、超コンパクトな境内は箱庭のように、いつ訪れても綺麗に気持ちよく整えられています。御朱印も気持ちよくいただけます。

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▼江戸三十三観音札所の案内があります。

f:id:wave0131:20190806194009j:plain近所の人たちは寺の名前ではなく「成田さん」と呼んでいます。

実は2回目の訪問までは、三十三観音七福神での慌ただしい訪問でしたので、この寺が成田山からの分身を本尊とされていることを知りませんでした。

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▼寺の山号とは違う、こんなに大きな提灯が「品川 成田山」と示しているのにです。

f:id:wave0131:20190806194016j:plain深川不動堂」のように「成田山」も全国に別院や分院がたくさんありますが、ここ一心寺は別院、分院、末寺ではないようです。

 

▼綺麗な旧東海道の通りも、一心寺の正面の路地に一歩入ると昭和レトロチックです。

f:id:wave0131:20190806194034j:plain上の写真は怪しい路地に入り振り返って、一心寺を正面に見た位置です。

▼そして、すぐ横にはこんな店が。昭和センスの勇気ある店名です。

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▼路地の突き当たりは虚空蔵尊を本尊とする東海七福神養願寺になっていますが、上の写真の路地が参道的位置になっているので女子は敬遠しがちでしょうか。

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御朱印も見本を掲げて、しっかり案内してあります。しかし境内は少し殺風景で静かで、味気ないイメージです。何とかしなくちゃ!

f:id:wave0131:20190806194029j:plainでも、きっと親切な対応で御朱印をいただけるはずです。

この地域の御朱印巡りをされる場合は忘れずに養願寺にも参拝しましょう。

そう一心寺からの、あの路地も堪能しながら・・。

 

▼この地域の寺社巡りが一息ついたら、旧東海道はランチもカフェも見つけられますが一心寺の裏にあたる、さらに東側の横道を入りましょう。品川の今昔が控えてます。

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▼再開発され、高層ビルが建ち並ぶ品川駅周辺にも「昭和っぽさ」が残っています。

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▼目黒川が東京湾に注ぐ周辺の運河の「船だまり」ですが、そこは必ず「昭和っぽさ」を引きずっています。

f:id:wave0131:20190806193927j:plain比較的、海とか川の近くで育った記憶が郷愁を刺激するのでしょうか?

東京湾に面する地域ではこんな景色はいくつもあり、船だまりにはいつも魅入らせられてしまいます。

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浦安や、23区ですと木場や柳橋で見られるこんな景色は、いつか造られたモノでしか見られなくなってしまう事でしょう。

品川周辺の寺社巡りの際には10分だけ時間を割いて、一心寺の裏に入り込んで見てください。

 

 

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