前回記事で触れたように虚空蔵堂は「お休み」。
御朱印はいただけなかったものの、雰囲気の良い寺でしたので写真だけ掲載しておきます。
虚空蔵堂は茨城の、ほとんど太平洋岸にあります。。
過去には寺社の「盆休み」には遭遇した経験がありませんが、確かに盆期間中のお坊さんは檀家を回って経をあげるなどの多忙さは想像できます。
しかし、それは比較的小さな檀家寺に限定されるはずで、お坊さんが何人もいそうな寺なら何とかなりそうにも思いますが、寺の事情は素人には分からない事かもしれません。
ですが、多忙な盆期間だとしても、ある程度有名な寺社には、この期間中だからこそ他地域からの訪問者が多い事も寺側は予測できる事です。
ましてや今の御朱印ブームも理解できてるはず。ならば、せめて書置きの用意くらいはしておいて、とリクエストしたい勝手な思い。
盆期間中だからこそ、寺がまるっきり留守になることはないはずですので、書置きを渡すだけで済むのですが、残念ながらそれも無しでした。
今回、そんな寺が茨城、福島、仙台で4寺も遭遇。
もちろん「ご縁」がなかったと言う事ですが、寺側にも積極的な「ご縁」づくりの気持ちが無いのかもしれません。
せっかくの素晴らしい寺も残念さに負けてしまいそうですが、御朱印を第一義に考えるからで、参拝できただけでも恵まれていると考えることにしましょう。
それにしても同じ期間の昨年の長野は、たくさんの寺社を巡ったものの、全て御朱印をいただけました。あれは何だったのでしょうか?
木曽街道では盆の準備で忙しそうな12日に訪問したものの、そんな事さえ忘れていました。そのくらい普段のような丁寧な対応をしていただけた寺社ばかりでした。
自分の情報収集不足が原因だと分かっていてもグチっぽい口調になってしまいます。わが煩悩はまだまだ巨大なようです。
13日は朝早めに出発して、この寺には8時30分頃到着。もちろんボンビーは下道。
受付は9時からだろうと予想して到着後、境内をユルユル グルグル散策。
記事冒頭に掲載した「お休み」の案内貼紙には、愚かにも9時過ぎまで気付きませんでした。
チャッカリしたもので御朱印をいただけず、記事にならないと分かった場合は写真も多くは撮りませんが、この寺の場合は時間的に写真撮りが先になりました。
ですから、勿体ないので今回記事に掲載です。何が勿体ないのか、分かりませんが。
本堂裏に当たる区域は三重塔とともにとっても気持ちの良い空間です。
真言宗の寺ですので多宝塔も良い姿をしています。
神社で裏側から本殿や拝殿の屋根は見られませんが、寺では本堂の屋根を目に出来る事は多く、こんなアングルで良い姿をしている寺は大抵イイ寺だと勝手に解釈しています。
御朱印はいただけず旅の出鼻をくじかれたような結果でしたが、こうして改めて写真を見ていると「よしっ、いつか リベンジ!」そんな気持ちも湧いてきました。
再訪できる時は、同じ轍を踏まないようしっかり情報を得ていかないと・・・。