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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

長禅寺の御朱印(茨城・取手市)〜元宿場町の広大な高台に いくつもの堂宇が長閑に広がる

▼大鹿山 長禅寺 本尊の御朱印です。(臨済宗妙心寺派茨城県取手市取手)f:id:wave0131:20190515195915j:plain

▼同じく、とりで利根川七福神「大黒天」の御朱印f:id:wave0131:20190515195916j:plain

本尊を「地蔵菩薩」とする寺はありそうで、数少ないかもしれない。

江戸六地蔵」の各寺でも本尊は各々別で、地蔵ではない。関東では巣鴨の「とげぬき地蔵」や、やはり禅寺である建長寺が有名。

あまりに身近に感じる「地蔵」は、改めて本尊とされると新鮮な感じがする。

 

とりで利根川七福神は、その存在は寡聞にしてしらなかった。もっとも七福神はすべての都道府県にあるから、いちいち知らなくて当然。

 

いただいた二体の朱印は書置き。二体とも墨書きはプリントで、朱印のみ直に押されている。

ん〜〜〜ん!!

せっかくの正統派御朱印。書置きならジックリ直に墨書きして欲しいのだが・・・。

書置き歓迎のスタンスでも、プリントはいただけない。いただいてきましたけど・・。

朱印に対する、また朱印を求める人たちに対する姿勢は、寺それぞれの事情で異なるのでしょう。やむを得ません。

対応いただいた若い僧侶は丁寧で、きちんと日付を入れていただきました。

 

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取手は水戸街道の宿場町でもありました。

宿場通りの現在は、それらしき数件の古い建物を見かけるだけで、かつての宿場町の趣はありません。

しかし、かつての宿場町の横道の先々に小高い森が見えます。小さな山といってもいいかもしれません。その上に「長禅寺」はあります。

前回記事の「八坂神社」から500mくらいの距離ですが、敷地は10倍以上ありそうです。

 

▼山の周りをグルグル回っても、寺の駐車場に続くこの入口が見つかりませんでした。f:id:wave0131:20190515202402j:plainやはり、ここでも「寺社の駐車場は隠れている」状態です。

見つけられなかったので近くのコインパーキングに! だが、ウレシーことに1時間100円、安い! さすが取手。

八丁堀のワタシが仕事をしている近所には、1時間1200円という天文学的料金のパーキングがある。それでも駐車している車を見かけるからオソロシー話である。

 

▼寺の駐車場入口を横目で見過ごし、山を南に回り込んで正門へ。f:id:wave0131:20190515195937j:plain

どちらかというとジミなイメージの「茨城県」でも、県の広さは結構あるから「百景」くらい選定できるでしょうが「水戸偕楽園」くらいしか知りません。

ここ長禅寺で二つ目です。

そもそも「茨城」を「イバラギ」と読んでいたのが間違いで「イバラキ」であることを知ったのは、そんなに昔のことではない。思い込みはオソロシー!

 

▼さて百景の一つの階段を登ります。f:id:wave0131:20190515195938j:plain

▼階段の斜度はそこそこシブトイが、写真を撮ると毎回、急階段も緩やかに見える結果となる。足元から見上げるような角度でシャッターを押さないとダメなのかしら?f:id:wave0131:20190515195936j:plain

▼山門はくぐってから、振り返っての撮影。f:id:wave0131:20190515195927j:plain

文殊堂。明るく広い境内に様々なお堂が点在しています。f:id:wave0131:20190515195935j:plain

 ▼新四国相馬霊場八十八ヶ所の「総拝堂」だそうですが、左の柱に「御母堂尊像」? 意味不明です。

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▼右下に小さく「第八十八番」とあるので、ここも新四国相馬霊場のお堂「大師堂」でしょうか?f:id:wave0131:20190515195917j:plain

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▼このお堂が有名過ぎて、他の小さなお堂の名称はそのカゲに隠れてしまいます。f:id:wave0131:20190515195921j:plain

▼「三世堂f:id:wave0131:20190515195928j:plain

▼全国的にも数少ない「さざえ堂」形式のお堂だそうです。一般開放は毎年4月の1日だけですので、狙って来ないと内部は見られません。f:id:wave0131:20190515195931j:plain建物は2階建てに見えますが、内部は3層になっているそうです。

▼その外部からの2階の扁額は読めません! 「施無畏」じゃないよねぇ?f:id:wave0131:20190515195929j:plain

▼寺は将門クンが開基と伝わっています。十一面観音菩薩が安置されています。f:id:wave0131:20190515195930j:plain見つけられませんでしたが、一茶の「下総の四国廻りや閑古鳥」の歌碑があるそうです。ワタシの仕事も閑古鳥ですが、

▼一茶は「長閑」なイメージを謳ったのでしょう。確かにこの時期はノドカ!f:id:wave0131:20190515195933j:plain

▼こちらが本堂のようです。たぶん・・。f:id:wave0131:20190515195925j:plain言わずもがなですが、このブログはテキトーで「不確かな」表記も多いので、くれぐれも引用されませんように・・。f:id:wave0131:20190515195926j:plain

▼扁額は「霊山堂」となっていますが、大師堂のようです。f:id:wave0131:20190515195922j:plain

▼いつものビンズルさん。頰被りは少しビンボークサイ?失礼!!!f:id:wave0131:20190515195923j:plain

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f:id:wave0131:20190515195920j:plainさざえ堂内部を拝観できなくとも、境内をグルグル回るだけでも十分楽しめ「茨城百景」は間違いないものでした。f:id:wave0131:20190515195924j:plain

 

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