「たきぐちじんじゃ」です。
御朱印は巫女さん姿のキレイなおネェさんが2種類あることを案内してくれました。
ワタシ的に許容範囲のキラキラ御朱印、1体だけにしました。300円。
しおり付きで戻ってきた御朱印を確かめて思いました「ここでこそ500円を受け取ってもらうべきだった」と。
「しおり」をながめて、「滝口」という覚えのある姓のヒトの面影がスーッと蘇ったのは「神威赫灼」のせい?
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
▼勝浦の町を離れて北上。御宿方面に向かいます。
▼数分でここに着きます。まだ勝浦市内です。
なんともカワイすぎるバス停マークは、この時期だけのものでしょうか?
▼はるか北に御宿の海と山が遠望できます。
▼坂になった舗装のしていない参道。ここに足を踏み入れられると思うと、石板敷きや砂利敷きとは比べ物にならない期待感がモクモクと湧き上がります。
▼これはどうするの? 見るだけ? 記念撮影用?
▼神社は「かつうらビッグひな祭り」飾りの北限のようです。
▼今回はせっかくの参列ですが、この参道は雛飾りがなくても十分独り立ちできます。
▼土の参道で足裏に気持ち良い感触を得て振り返ります。鳥居と道路の先の建物が邪魔です。きっと以前は海を真正面に受け止めていた鳥居に違いありません。
日本は島国。太平洋と向き合う鳥居は数知れずあります。
しかし、これほどステキに海を臨む神社は経験ありません。距離を置くと素朴に見える赤い鳥居と光る海のハーモニーが、そんなことを感じさせてくれるのかもしれません。
創建は1200年以上前。房総半島の神社には多いのですが、ここにも日本武尊が立ち寄った伝説が残っているそうです。
祭神とされた日本武尊の今日は、雛人形たちに囲まれていました。
▼日本武尊の居間と寝所です。
▼神を守るかのように参拝者をチェックしていました。
▼境内社にもご挨拶します。
▼どこにもひな壇が飾られていますが、目にするのは一瞬。しかし、年に1回のこの時期は大変な手間が想像できます。
▼同じように雛飾りのある境内社の浅間神社に登ってご挨拶すると・・・、
▼光が眩しく、泣けてきそうな海と砂浜が一望できます。
この地域が誇る、砂浜が長く続く美しい海岸「部原(へばら)」です。
海を眺めていると、オボロゲだった遠い記憶が少しだけ鮮明になってきました。
海は思い出の宝庫です。
喜び、怒り、哀しみ、そして楽しかった記憶。外房は過去形になってしまいました。
しかし、海だけは、な〜〜〜〜んにも変わっていません。