▼一乗山 大法寺の御朱印です。(天台宗・長野県小県郡青木村当郷)
▼季節限定だそうで書置きは3種類ありましたが、1体だけいただき。
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大法寺があるのは「村」です。上田と安曇野の間にある青木村です。
知らない村です。誰も訪れないような村です。しかしそこに寺があるので行ってみます。
寺に向かう途中、道の駅の案内があったので少し回り道ですが寄ってみます。今回も道の駅にジャンジャン寄ります。
ここに来る前日は「道の駅みょうぎ」にも寄りました。妙義神社の麓で野菜類がメチャ安でしたが、帰宅までの2日間以上車内に置いておけないのでアキラめました。
▼ここ「道の駅あおき」はどうでしょう?
▼近くにある温泉か青木村のキャラでしょうか? 図々しいくらい大きく、可愛さもイマイチ。
▼野菜です。図々しいくらい大きく可愛くない特大ハクサイ!200円。
この大きさと安さで、可愛くなくとも買わずに入られません。白菜には2日間、車の中で過ごしてもらう事にしました。たかが白菜ですが、かつて東京の「道の駅 八王子 滝山」で仕入れた白菜が「これが本当の白菜の味か!」と思わさられるほど美味しかったことを覚えています。
それも東京の八王子で作られているのに驚かされました。
普段は鍋物にされてもカンペキ脇役ですが、主役になれるくらい美味しかったのです。
街のスーパーで買う1/2、1/4にカットされた白菜とは全く別物でした。
それ以後、あれほどの美味しい白菜に出会ってません。
今回の青木村の白菜は、大きいく安いだけで期待はしなかったのですが、やはり美味しく、八王子に次ぐ序列にします。
▼オバさん臭く、野菜ばかり仕入れているわけではありません。
リンゴも安いのです。今回はリンゴも大量仕入れです。
▼リンゴの品種を多く知りません。しかし、これだけは知っています。
少しだけ高めのお値段の「シナノゴールド」。赤くなく黄色いリンゴですが、国宝級の美味しさは日本のフルーツ作りの技術の高さを納得させられます。
▼まぁ、リンゴも柿も道沿いにフェンスもされずにタワワに実っていますが・・。
▼何のブログか分からなくなりそうなので、寺に行きます。
▼大法寺は古くは大宝寺とも呼ばれていたそうです。奈良時代の大宝年間に、藤原鎌足の子(僧 定恵)による創設と伝わります。当初は東山道の駅家(うまや)の役割も担っていたようです。
▼本堂に続く参道は庭木がきれいに整えられています。江戸時代には山岳信仰としても栄えたそうですが、それ以前の兵火により多くの坊と堂宇が失われてしまったそうです。▼この本堂の建立も新しいもののようです。
▼囲いもフェンスもありませんが、本堂の脇からは有料ゾーンになります。
数字が書き換えられているのが微妙です。
▼そう言えば、いただいたパンフの裏にも数字の書き換えが・・・。
「二」の字の上に「一」を付け加えて「三」にしています。少し笑えました。その2つ折りの白黒パンフは、アナログ方式で印刷された古いものでしたから、20年以上前に印刷されたもののように思われます。その頃からですから拝観料が100円値上がるのも仕方ないことです。
▼右の建物で料金を支払い、御朱印もここで受け付けていただけます。
▼美しい観音堂は十一面観音像が厨子内に祀られているそうです。
▼「開運大悲閣」は初めて目にしました。
▼700円フンパツしないと厨子の扉は開けていただけなく、お顔も拝めません。
▼そしていよいよ、オラが村の「国宝三重塔」の登場です。
▼あまりの美しさに「見返りの塔」とも呼ばれるそうです。確かに感動ものの美しさは周囲との調和が引き立てているようです。それにしても長野の田舎の山裾にこの塔です。東山道のルート上にあるとはいえ当時の仏教の力は計り知れません。鎌倉時代から南北朝時代に移る1333年に造営中を示す墨書きが残っているそうです。その後の兵火から逃れることが出来た唯一の建物のようです。
▼「照庭?」天台宗ですから「照底?」でしょうか?
▼三重塔からの眺めです。遠方は北向観音がある別所温泉方面です。
▼全てのモミジが赤くなるのも間近のようです。
▼「先祖供養」と彫られています。お酒が好きだった先祖さまだったのでしょうか。徳利の抱え方は国宝級でした。