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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

大原神社の御朱印(千葉・習志野市)〜「三拍子」揃った神社を再訪! 整備された境内社マンションを発見!

大原神社 月替りの御朱印(2021年3月)。(千葉県習志野市実籾1-30-1)f:id:wave0131:20210317174250j:plain

今回いただいたのはこの一体だけです。

センス良く「御朱印らしい」デザインです。

コロナ禍のこの時期でも直書きしていただき300円です。

そして前回、同様とても丁寧に対応していただきました。

何なんでしょう? この事務的ではない丁寧さは?

書き」「300円」「」の拍子揃っている寺社は最近では、なかなか見つかりません。

ましてや、黙ってても参拝者が訪れる都心部の寺社では難しい事となっています。

 

▼気持ちの込められている「はさみ紙」は前回と同様でした。

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▼今回はこんな整理番号札を渡されましたが、御朱印帳は短時間で返されました。

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▼授与所に案内されていた御朱印サンプル。

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ここで掲載しなくても公式HP【習志野の杜 大原神社】に詳しく紹介されています。

 

▼前回訪問の2019年にいただいた大原神社御朱印2種類。

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▼2019年初訪問の記事です。

 

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▼神社へは京成本線実籾駅」から徒歩5、6分の距離に鎮座します。

 

▼神社前の道路から「日大 生産工学部 実籾キャンパス」の塔が見えます。

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おそらく最先端の工学を探っているであろう「学び舎」としては少しレトロ

 

いつものように大きく脱線しないうちに話を神社へ。

 

初訪問の2年前は、何しろ賑やかなイラスト御朱印を授与する神社とあって、

御朱印を求める参拝者が多く、その賑わいに仰天して短時間で切り上げています。

 

今回はコロナ禍のせいもあるのか、境内はやや静か目でしたのでユックリ参拝です。

 

▼前回気づかなかったのですが、道路に面した鳥居の木製額はカマボコ型。

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他では見たことがありません。何か意味があるかもしれません。

 

▼鳥居の先の左手に神社にふさわしくないオブジェは「悲願達成感謝の碑」。

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地下鉄を掘るシールド工法のシールドマシーンの刃に似ていると思いましたが、そのままでした。

でも地下鉄を掘るのではなく当地域の治水工事のためのトンネルを造る掘削機の刃でした。

治水トンネルは神社の下を通っているそうです。

悲願達成」とあるので神社の氏子や地域の方々が長い間待ち望んでいた治水なのでしょう。

 

▼手水舎は綺麗に飾られていますが、やはり柄杓はナシです。流水で清めます。

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神社入り口の鳥居から3対の狛犬が出迎えます。

▼こちらは拝殿前の狛犬。一対のどちらも子獅子がいます。f:id:wave0131:20210317174308j:plain

▼歯をむき出していますが、背に乗った子獅子が珍しいかも。

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神社は1124年の創建。

主祭神は縁結びの伊弉冉尊、伊奘諾尊と猿田彦命

その他、地域に散逸していた神々が集められて合祀されています。

 

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社殿は神社のHPによると

昭和12年7月御本殿補修・拝殿改築をし、費用は昭和12年当時で金2284円50銭とあり、氏子たちの多大なご寄附により完成いたしました。

で、2,284.5円の社殿が手を加えつつ現存しているそうです。

 

▼明治期に合祀された「大宮神社」と同居の社殿です。

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▼境内右手が見違えるように綺麗に整備されていました。手前は「子安大明神」。

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▼2019年訪問時は、こんな様子でした。

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▼いくつもあった小さな祠が新居のマンションにまとめられ入居されたようです。

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▼「御嶽大神」と「浅間大神」も居心地が良くなっています。

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どの寺社も「古く」「小さく」「正体不明」であっても石碑や祠は始末できません。

鄙びた、古びた趣が失われるのは寂しいのですが次世代や、さらにその先の未来に伝えていくには、その都度の整備が必要でしょう。

 

▼「夫婦タブノキ」です。クスノキだそうですが、ホント、樹木は見極めできません。

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▼木の名称は当てれなくても、見上げて気持ちが良ければ「ヨシ!」とします。

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決して有名神社ではなく、地域の鎮守社だったのでしょうが、

現在は地域外からの参拝者も多いようです。

賑やかな御朱印がきっかけとは言え、単純に喜ばしいことでもあります。

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しかし度々記事で文字にしますが、

御朱印収集者は「ウワキモノ」であることも間違いありません。

 

▼2021年3月と、2019年5月の神社授与所前の比較です。

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御朱印収集者は「ウワキモノ」と書きましたが、

真摯に月参りを主として、月替りの御朱印を求める方もいるでしょう。

この御朱印ブームはいずれは「そこらへん」に落ち着かざるを得ないのですから、それで良いでしょう。

 

▼再訪した大原神社ですが、今回も社殿屋根上に遊ぶ獅子たちに挨拶して帰ります。

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そして次回、止まらない三度目の訪問をしてみようと思える神社でした。

海長寺の御首題(静岡・清水区)〜海中出現 釈尊像と 清水出現 ちびまる子ちゃん

▼龍水山 海長寺の御首題です。(日蓮宗静岡市清水区村松299)f:id:wave0131:20210305140718j:plain

右上のスタンプは「奉安 海中出現久遠釈尊像 宗祖開眼願満祖師像」となっています。

寺宝だと思われる2つの像が安置されているのでしょうが、

海中出現」というのは他でも度々目にします。

同じ日蓮宗、東京池上の「微妙庵」は「海中出現毘沙門天」が安置されています。

同じく「浅草寺」の「聖観世音菩薩」も漁師の網にかかり本尊とされています。

▼写真は浅草寺からお借りしました。

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様々な神仏は、誰々が彫ったものというより、

海中泉中土中から出現したと表現した方が、より威光は高まり、人々は有り難く崇め敬うのでしょう。

身も蓋もない解釈でバチが当たりそうですが・・・。

 

お題目の左右に書かれる八文字は法華経中の文言ですが、

どんな文言を表すかは書き手の自由なのでしょう。

一番多く目にするのが「如説修行」「功徳甚多」です。

易しい文言で説明なしでも何となく理解できる言葉です。

 

海長寺の「汝等去来」「宝処在近」の八文字は初めて目にしました。

意味わかりませんが、「宝」は「悟り」のようです。

「悟り」は近い! お前たち行くか、去るか?

というような意味ではないかと勝手に解釈します。

(あり得ないと思いますが、参考にされませんように・・)

 

御首題をいただいた時に聞けば、

おそらく喜んで説明していただけるものと思いますが、

この時はいただいたその場でシゲシゲと御首題を眺め回す勇気はありませんでした。

 

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海長寺は、その名称が示すように海の近く清水区に建ちます。

清水市のこの地域は、御穂神社があり、久能山東照宮も近く、

市街にも御朱印、御首題をいただける寺社が多くあります。

観光も兼ねて1泊くらいの予定で、ゆっくり廻りたい地域です。

 

海長寺も清水の市街地というか、住宅街に山門を構えます。

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御首題をいただいた2014年は、ほとんど飛び込み営業的に訪問した寺です。

失礼なことに、愚かにも事前知識は寸分も持っていませんでした。

 

後日になって9世紀に創建された古刹で、日蓮宗由緒寺院となる本山であることを知りました。

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そんなおバカな訪問者でしたが、親切にも本堂に案内いただきました。

おバカでも、もうこの時は本堂に案内されることに慣れていました。

そしてお題目を3度唱えます。

信仰心というより「礼儀」です。

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日蓮宗の僅かな上っ面の知識と、唱えたお題目で

日蓮さんにも笑ってお許しいただけることでしょう。

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ところで「」の文字が使われている寺社はたくさんあるので、

海長寺もほかにあるだろうと調べましたが、

ググってみた検索結果は以外にもここ清水の海長寺のみでした。

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誰かに叱られそうな度々の記事内容になりましたが、

チコちゃん」でなく、

ちびまる子ちゃんランド」が海長寺の近くにあります。

1970年代の清水市を舞台とする「ちびまる子ちゃん」の作者さくらももこが、ここ旧清水市で少女時代を過ごしています。

ちびまる子ちゃん」の時代設定は昭和ですが、平成の「サザエさん」でしょうね。

 

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寺院とも御首題ともかけ離れた記事内容でしたが、

別にいいよ。恥かいたって。一晩もすれば忘れちゃうよ

 

 

wave2017.hatenablog.com

 

天津神明宮の御朱印(千葉・鴨川市)〜「天津丼」の読みではなく「アマツ」です

天津神御朱印です。(千葉県鴨川市天津2950)

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天津神明宮御朱印(2020年)。f:id:wave0131:20210226192712j:plain

兼務社となる諾冉神社なぎなみじんじゃ)の御朱印(2020年)。f:id:wave0131:20210226192704j:plain

天津神明宮御朱印(2016年)。f:id:wave0131:20210226192708j:plain

▼2020年は「悪疫退散護符」もいただきました。

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▼「神人和楽(しんじんわらく)」は、神と人とが和み楽しむという意味だそうです。f:id:wave0131:20210315172132j:plain



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外房線の「安房小湊」からバスが出ていますが、ほぼ1時間に1本です。

 

▼4年振り2020年の再訪ですが、以下3枚の写真は2016年。

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▼2020年7月、改めて参拝したのはコロナ禍での訪問でした。

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国道沿いに立てられた神社の案内看板には「房州 伊勢の宮」と記されています。

 

▼手前の駐車場に止めると「神明橋」を渡り、一之鳥居をくぐります。

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外房を巡る国道から一歩入ったような場所ですが、車も通らずいきなり静かな空間になります。

 

外房線のガードも潜ると社号標と二之鳥居が見えました。

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わずか4年振りの訪問ですので、ほぼ何も変化ありません。

 

▼白木の鳥居は4年の歳月で渋みを増し、より周囲に溶け込んでいるような様子です。

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白木の一之鳥居と二之鳥居は20年に一度建て替えられる「式年鳥居木曳祭」の神事が行われるそうです。

 

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▼手水舎には小さい恵比寿・大黒の像が置かれています。

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▼「左側通行」という一方通行の案内は感染症対策でしょう。

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当社の始まりは神代の昔と伝わります。

その当初は「庤明神もうけみょうじん・えびす様)として崇められたと伝えられています。

その後、頼朝が伊勢神宮より神霊を勧請し、庤明神とともに祀り、

房州 伊勢の宮」として関東の武家に崇められるようになったそうです。

 

房総半島の有名寺社の由緒に「頼朝」は欠かせません。

 

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北条政子も安産祈願をし、日蓮聖人の崇敬など、伝承の多い800年の歴史をもつ神社です。

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天照大御神をはじめ七柱の神が祀られています。

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▼拝殿奥の額は「??神社」で読み取れません。

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▼神明造の社殿は、本殿の姿もどこまでも美しい形を見せてくれます。

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▼「舞台」と言われる神楽殿の前に「必ず」の大絵馬。

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2020年の「必ず」の願いは、先は長いでしょうが、やはり悪疫退散でしょうね。

 

御朱印をいただいた諾冉神社は、山上にイザナギイザナミの二神が祀られていますが、「山開き」以外の普段はここからは進入禁止。

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▼足を踏み出したくなる雰囲気ですが、神入しか許されません。

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諾冉神社の様子は、房総タウン.comからお借りしました。

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▼諾冉神社「遥拝所」がありますので、ここで手を合わせ、御朱印をいただきます。

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▼「孫釣大明神」は、当地域の漁業発展に尽くし、多大な恩恵をもたらしたと伝わる斉藤源六翁という人物が神と崇められているそうです。

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▼「御神砂」。人々は神社に沸く水、境内の砂などにも神を感じるのでしょう。

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▼県指定天然記念物「まるばちしゃの木」は亜熱帯性の木で、ここが北限だそうです。

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まるばちしゃの木」? 初めて聞く名称で、絶対覚えられません。

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庭木図鑑 植木ペディアさんから抜粋引用です。

葉が丸いチシャノキという意味合いでマルバチシャノキと命名された。チシャ(萵苣)はレタスのことで、若葉を食べるとレタスのような味がすることからきている。

マルバチ  シャノキ」ではなく「マルバ  チシャの木」と覚えれば、1日くらいは覚えていられるかもしれません。

 

▼「長神社」は八幡神、稲荷様、山神様などが祀られています。

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▼「戦没者慰霊碑」は「景色」としては天津神明宮に似合わないので、少し片隅に建ちます。(勝手な解釈です)

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▼「必ず」や「他を抜く」「禍も抜く」事を、まん丸タヌキにお願いして帰ります。

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宝徳寺の御朱印(群馬・桐生市)〜ファン「必参」! カラーイラスト御朱印のパイオニア?

▼大光山 宝徳寺御朱印です。(臨済宗建長寺派群馬県桐生市川内町5-1608)

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御朱印に記されている少し読み取りにくい日付は「二八・八・十三」、2016年です。

宝徳寺訪問時は、このほか派手な御朱印が揃っていたように記憶しますが、この一体だけいただいてきました。

 

せっかく遠方の宝徳寺を訪問して、豊富な種類の御朱印が用意されているなか、いただいたのはこの一体だけ?

と思われる方もいるかもしれません。

 

訪れた時の寺側事情とコチラのタイミングもありましたが、

それと同時に2016年当時はイラスト御朱印に抵抗を持っていたからでもあります。

従って、御朱印見本の中でもだけの「御朱印らしい」一体だけいただいてきたという訳です。

 

本ブログがいただいた御朱印で2016年以前の中で、カラーのイラスト御朱印はほとんど見つかりません。

イラストがあったとしても朱色のスタンプで、墨朱以外のカラーが使われているとしても、やはり飾り程度のスタンプでした。

イラストが「」になることはありませんでした。

 

同じ群馬県で今では有名な「於菊稲荷神社」の見開きの御朱印でさえ、

その頃に使用されていた色は「」だけでした。

 

そんな頃から5年の歳月が過ぎました。

今では御朱印に抵抗を感じていたら、いただける御朱印は限られてしまいます。

カラーイラスト御朱印に対する抵抗感は、5年の時間にかなり薄められました。

踏み絵」を踏んでしまったような気持ちです!

ですので、やはりいまだ積極的に求めようとは思えない現在です。

 

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▼宝徳寺は、桐生の街から北へ延びる谷を深く入り込んだ山麓にあります。

東京から東北自動車道利用で135km、交通事情により2時間から3時間近くかかります。

高速料金がおぼつかないボンビーは下道の国道122をひたすら走ると、110km。日中なら4時間近くかかるかもしれません。

 

そんなアクセスに不便な田舎の寺に人々が多く押し寄せるようになった理由は、

寺自体の魅力もさることながら、やはり御朱印にありました。

その最初は2015年頃と覚えますので、宝徳寺は関東での

御朱印のパイオニアのひとつと言えると理解しています。

 

▼それから5、6年経過した2021年の宝徳寺HPからお借りした御朱印見本です。

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変わらずに、御朱印収集者、とりわけ女子に好まれそうな魅力的な御朱印サンプルが掲載されていました。

基本御朱印」で20種類ほど掲載されています。

基本」という言葉の意味が分からなくなってしまいましたが・・。

さらにパイオニアは新たな境地を拓き、なんと「四面見開き」というエスカレートした御朱印も授与されているようです。

「四面」「五面」使う御朱印も珍しくは無くなりましたが。

 

そんな宝徳寺に刺激されたのか、目覚めたのか、桐生では他でもイラスト御朱印を授与する寺が現れ、なんと!

月替わり御朱印の宝徳寺と崇禅寺バスツアー」という旅行企画も現れています。

 

御朱印に抵抗感を失った本ブログも、ぜひ再訪しなければならない寺と言えるかもしれません。

 

アッパレ! 宝徳寺」と言えます。

今や競合は数多あるとしてもです。

 

ここまで記事は、御朱印ばかりの内容になってしまいましたが、

宝徳寺室町時代宝徳年間に創建されていますので600年の歴史を持ちます。

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宝徳」という元号を寺名としていますが、

元号使用を許されたのは延暦、仁和、建長、寛永の4寺だけと覚えていましたが、これはどうした事でしょう?

分かりません。

 

▼整備されてとても気持ちの良い参道です。

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▼石段の先の境内も参拝者を気持ちよく迎えてくれます。

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たくさんの参拝者はやはり女子中心です。

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寺の歴史は古くとも、禅宗方丈様式の本堂の造りも新しく、禅寺っぽい庭も新しく整備されたものでしょう。

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それでも一般の観光客と御朱印収集者を迎えるには、十分な要素を持っています。

 

以前の宝徳寺がどんな姿だったのか全く知れませんが、

モミジの木が100本以上あると聞くので、古くから紅葉では有名だったのでしょう。

寺が狙って重ねた努力が実った成功例と言えるかもしれません。

 

▼写真は「YAMAP」さんからお借りした宝徳寺「床もみじ」です。

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2021年の春にも「青もみじ」の「床もみじ」が見られるそうです。

拝観料600円で・・・。

朝日稲荷神社の御朱印(東京・中央区)〜銀座のイナリと サーモンと ラーメン事情

朝日稲荷神社御朱印です。(東京都中央区銀座3-8-12)f:id:wave0131:20210311190337j:plain

「御守」も一緒にいただけました。

 

朝日稲荷神社御朱印。春バージョンかもしれません。

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当然のこと書置きでした。

シッカリした用紙に印刷・スタンプ・日付墨書きの複合型ですが、バランスセンスも良く「御朱印の範疇」を逸脱しない好感の持てる御朱印です。

桜の花びらスタンプが少しカワイ過ぎかもしれません。

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▼銀座四丁目交差点からほど近いビルの屋上に朝日稲荷神社は鎮座します。

 

3月11日、東京の気温は15℃。

ビジネスはアクビが出るほどの全くの閑古鳥。

久々にブラブラ銀座まで歩きます。

▼銀座通り(中央通り)のティファニー銀座ビルの前も人出はやや少な目。

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▼朝日稲荷神社へ地下鉄で訪問する方は「銀座駅 A13出口」が一番近い出口です。

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そういえば上の写真のように、ここ1、2年で東京メトロの出入り口が魚を飼う水槽のようなおしゃれなガラス張りになっています。

▼まだまだこれまで通りの出入り口も多いのですが、徐々に「水槽」に変わっていくのでしょう。

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▼A3出口を地上に出ると戦艦のような長く大きなビルは「MATSUYA GINZA」.。f:id:wave0131:20210311190406j:plain

写真では分かりにくいのですが、この通りではニクタラシーくらいに大きいのです。

松屋のトイ面は、白い🍏Appleマーク。

銀座は隅から隅まで欧米ブランドに侵食されたようなイメイージを抱かさられます。

UNIQLOもありますが・・・。

 

松屋脇の道「松屋通り」を東に進みます。

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この時期は植栽も元気で、雑草のようにグリーンを満開にしています。

 

▼平日の緊急事態宣言かですが、よく見ると人出は多いのです。

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▼「松屋通り」が「あずま通り」と交差する場所に、やはりバカデカイビル。f:id:wave0131:20210311190419j:plain

建物内に「王子ホール」を持つ王子製紙の「王子ホールディングス株式会社」ビルです。

▼その前に「王子サーモン」。

f:id:wave0131:20210311190432j:plain王子」の文字が入っています。「Since 1967」も見えます。

 

王子製紙の息のかかったスモークサーモン専門店ですが、以前からここに直売店があったか覚えがありません。

 

▼その「サーモン屋」の前の通りは「三原通り」。

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8階建のビルの下に神社の赤い幟が見えます。「JTB」の赤いサインボードに負けそうですが・・。

 

銀座八丁神社めぐり」があるように

銀座にも稲荷神社などが、ビルの隙間、ビルの中、ビルの屋上、路地裏などに数多くあります。

しかし、当たり前に小さな社は気付かず通り過ぎてしまうのが普通です。

中でもここ朝日稲荷神社は、比較的大きな鳥居を構え目立つほうですが、

これまで気づきませんでした。

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それと言うのも銀座に出るのは日中ではなく、夜が多かったので銀座のネオンに紛れ気付かないのも無理ないことだったかもしれません。

▼「松屋」奉納の鳥居です。

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屋上にある本社に対して、ここは「里宮」でしょう。

昨今、神社前では一礼して通り過ぎる人々を多く見かけますが、

さすが、ここを行き交うは人々は99%素通りです。

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▼「三原通り」を北に折れて本社・本殿を目指します。

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▼と言っても入口は「JTB」のすぐ先、歩数10〜15歩。

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大広朝日ビル」は、あの関西の「大広」があったのでしょうか?

現在は芝に東京本社がある「Daiko Advertising Inc.」です。

おそらく過去には「大広」が入っていたビルなんでしょう。

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▼ELVが8Fに止まらない場合は、神社はお休みのようです。

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▼無事8Fに止まって、開いている扉の先に階段が見えました。

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▼屋上です。とりたてて大きなビルでもないので屋上も狭小です。

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▼奉納額がビル壁面に飾られています。

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▼手水もコンパクト。f:id:wave0131:20210311190521j:plain

▼先客がいました。水の周りにギッシリ。ミツバチでしょうか?

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そう言えば過去に「銀座のビル屋上で養蜂」というニュースを見た記憶があります。

彼女らの水飲み場となっているのでしょう。

ということは彼女らの巣箱も近いということでしょう。

ミツバチたちを刺激しないように手水はパスしました。

 

▼お参りです。2021. 3. 11、現在時刻は14:41。

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不謹慎かもしれませんが、お参りとともに黙祷です。

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古くから当地に鎮座されるとするものの朝日稲荷神社の創建は不明。

安政の大地震で社殿倒壊、その後、再建されるも戦災で全てを失ったそうです。

戦後、さらに再建され、銀座の街の変化とともにビルの屋上に本殿が鎮座するようになったそうです。

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銀座にある他の稲荷社も同じような歴史をたどっているのでしょう。

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お参りしていると、周囲から何やら雑踏の賑わいのような音がします。

▼その正体はこれで、屋上に2つほど整備されていました。

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どうやら通りに面した1階の拝殿から音を拾っているようです。

 

▼階段を降りて8Fまで戻ります。

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▼右隣のガラスドアが気になりますが、こちらをピンポン!

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中の様子はわかりませんが、扉が開けられ、女性が丁寧に対応してくれます。

▼隣が気になるので女性に「お隣は何屋さん?」と聞いて見ると「美容院です」。

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銀座のビルの8階にある美容院は、どんな女性がお客さんなのでしょう?

 

神社のビルを出て上述の「王子サーモン」をのぞいて見ます。

▼ドライサーモン80g×2と、切り落とし200gを買ってしまいました。

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これで3,778円。ボンビーたる者が一体どうした!?

稀にボンビーであることを忘れてしまうこともあるのです。

まだ食べていませんので、おいしいかどうか分かりません。

 

▼この手の店では、ボンビーを忘れることは決してありませんが・・。

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それにしても表通りの「TIFFANY」銀座本店のほぼ裏になる場所に

もう一つ店舗があったかしら?

銀座の街や店舗の新陳代謝はおそろしいほどです。

 

▼神社前の道「三原通り」をさらに1丁目方面に向かうと、新陳代謝を忘れたビル。

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惚れ惚れとする外観で、昭和初期に建てられた当時最先端のアパートだったようですが、まるで「九龍城砦」です。

▼平行する銀座通りにほど近い場所でこの景観のビルは他に知りません。

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まさにレトロですが、1Fのテナント名も「ANTIQUES」でそのままです。

 

▼「三原通り」と平行する東に2つ目の通りに出て、久しぶりに「香味徳」に入ります。

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鳥取牛骨ラーメン」は、3年前の当初は650円でしたが現在は750円。新陳代謝です。

透明なスープはキレがあり、とっても好みのものでした。

そしてカウンターに置かれているキムチがバカウマ!

下手な焼肉店のキムチより数段おいしいのです。

ラーメンに入れてよし、無料のライスに乗っけてもよしの絶品。

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しかし、こちらの味覚の変化でしょうか、最近ラーメンスープの切れ味と透明感がなくなってきたように感じます。

それも双方の新陳代謝かもしれません。

さらに以前から「香味徳」と50m離れていない場所に「久留米らーめん 金丸」があるのに、

最近「麺や べらぼう」という強豪店がOPENしています。

銀座で長くラーメン店を経営していくのは容易ではありません。

 

数少ない「イナリ」と「サーモン」は生き延びても

「ラーメン」は、いずれどこかの店が新陳代謝されてしまうのも必至かもしれません。

 

▼銀座で御朱印をいただけるもう1社はこちら

  

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