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御朱印迷宮

関東を中心とした寺社の御朱印記録です。参拝・収集目的に少しでも役立てば幸いです。

八王子 子安神社・金刀比羅神社の御朱印 〜きつね祭 限定御朱印 あんない

▼「きつね祭」の限定御朱印の案内をいただきました。f:id:wave0131:20200303125646j:plain

しかし、神社のHPによると「きつね祭」は中止だそうです。

中止は感染症拡大の影響ですが、限定御朱印については言及されておらず、書置きですので予定通り授与されることでしょう。

 

新型コロナウィルスのおかげで、寺社の御朱印も直書きは避けて、当分の間は書置きだけとするところが目立つようになりました。

手水舎さえ停止されている寺社もあると聞きます。

一日も早く終息の目処が立つことを願うばかりです。

 

子安神社御朱印です。(東京都八王子市明神町四丁目)

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▼同時にいただいた金刀比羅神社御朱印f:id:wave0131:20200303171806j:plain

▼2016年にいただいた子安神社金刀比羅神社俳句御朱印f:id:wave0131:20200303185808j:plain

明治時代の俳人 山口誓子がこの神社に参詣した折に詠んだ句だそうです。

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2016年は各300円だったと記憶しますが、現在は各500円です。

 

▼授与所前に御朱印の案内があります。f:id:wave0131:20200211113053j:plain

▼申し込みをお願いすると隣の社務所で待つように案内されます。f:id:wave0131:20200211113100j:plain

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社務所入り口横に、最近よく見かける「獅子が舞う おみくじ自販機」。f:id:wave0131:20200211113109j:plain

湯島天神で見かけた「おみくじ自販機」です。f:id:wave0131:20200219131849j:plain子安神社と湯島天神では少し形が異なりますが、おそらく同じメーカーの自販機でしょう。

寺社で扱うお守り、おみくじ、神札、絵馬、朱印帳などなど、当然それぞれの寺社自身で作るわけではなく、オリジナル性はあってもすべて業者、メーカーが作って寺社側にセールスしているはずですので、同じものがあってもおかしくはありません。

 

授与品以外に寺社は多くの用品を必要とします。広い意味で仏具・神具・お供え物などと言っても良いでしょう。修行僧や神職などが常駐する大きな寺社では食材も必要です。

そういうものは普通は各寺社の地元の店、製造者を利用するのがルールのはずです。

しかし、おみくじ自販機や朱印帳となると話は別でしょう。地元ではまかないきれません。

 

特に和紙を使う朱印帳の製作は、ほとんど出版会社や印刷会社の仕事のように思われます。

ブームに乗って、おそらく全国規模でセールス展開しているメーカーもいくつもあるかもしれません。

 

おみくじ自販機を見て、寺社用品の熾烈な売り込み合戦が思い浮かびました。

 

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久々に話が脱線しましたが、子安神社の話に戻します。

▼八王子最古の神社は八王子駅から近い好立地にあります。

▼神社は八王子といえども駅に近い街中にありますので、境内はそれほど広くはありません。f:id:wave0131:20200211112031j:plain

▼おそらくは近隣の氏子の献灯でしょうが、ズラリと並ぶ数は見た目にも爽快です。f:id:wave0131:20200211113729j:plain

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f:id:wave0131:20200211113701j:plain▼鳥居を一礼して潜ると左手に、いきなり「楽殿」が現れます。f:id:wave0131:20200211112115j:plain

▼とりあえずお清めをして拝殿に向かいます。f:id:wave0131:20200211112307j:plain

▼1250年の歴史をもつ神社の祭神は「木花開耶媛尊(このはなさくやひめのみこと)」ですが、その長い時間ゆえに何回も天災、人災により社殿を失っています。f:id:wave0131:20200211112108j:plainそしてその都度再建され、現在の社殿は戦後に建てられたそうです。f:id:wave0131:20200211112153j:plain

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▼拝殿の左手前にあるのは、759年にこの神社を創建した 橘右京少輔命(たちばなうきょうしょうゆうのみこと)を祀る「橘社」。f:id:wave0131:20200211112259j:plain

▼拝殿の右には「木花開耶媛尊(このはなさくやひめのみこと)」の像が祀られる「神水殿」には神水が湧いています。f:id:wave0131:20200211112312j:plain

▼さらに右に「金刀比羅神社」に続く通路があります。f:id:wave0131:20200211112320j:plain▼途中、五つの末社が並びます。f:id:wave0131:20200211112344j:plain

▼こちらにも手水舎があります。f:id:wave0131:20200211112341j:plain

▼「金刀比羅神社」は別の建物にへばりついているような形で建っていて、少し窮屈な感じがします。f:id:wave0131:20200211112332j:plain

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▼「大物主命」が祭神ですので大黒さまです。七福神の大黒天とは違います。f:id:wave0131:20200211112404j:plain

▼「葦船社」は水子供養の社です。寺ではなく神社にあるのは珍しいかも?f:id:wave0131:20200211112428j:plain千羽鶴と供物が満載されていました。

日留子命は、天照大御神の両親である伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)との間に生まれましたが、未熟児であったために葦で作られた船で幽世へと旅立たれました。

葦船 子安神社 公式サイト

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御朱印をお願いした社務所の方に戻ります。

▼「祖霊社f:id:wave0131:20200211112528j:plain

▼「ご神池」には「厳島神社」が浮かんでいます。f:id:wave0131:20200211112626j:plain

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▼ゴミ袋かと思いましたが、どうやら供物が入ったレジ袋のようでした。f:id:wave0131:20200211112554j:plain

▼神社で一番に落ち着ける場所でした。f:id:wave0131:20200211112606j:plain

▼神社を後にしてここに向かいます。f:id:wave0131:20200211103014j:plain過去記事にしているかもしれませんが、数年前ここで買った白菜がオドロクほど美味しかったので、再びその美味しさを求めに来ました。

▼直売所の入り口で山盛りになっていました。f:id:wave0131:20200211102534j:plain今回の八王子訪問はこれが目的でもあったので、1つ買って帰りましたが、残念ながら数年前感激した味は蘇りませんでした。

当然、大きくて安かったのですが、味は全く「普通の白菜」でした。

数年前のオドロキの白菜は11月下旬の購入でしたので、その味は季節「限定」だったかもしれません?

 

九品仏=浄真寺の御朱印(東京・世田谷区)〜あなたは上品・中品・下品?

▼九品山 唯在念佛院 浄真寺御朱印です。(浄土宗・東京都世田谷区奥沢七丁目)f:id:wave0131:20200225181850j:plain

中央の朱印は9体の阿弥陀像と「東京 奥澤 九品佛 開山 珂碩上人 霊場」とあります。

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▼最寄りの駅名は東急大井町線九品仏駅」で「くほんぶつ」と読みます。

土地勘のない人は正確には読めないかもしれません。

また読めたとしても「九品」を説明できる人は少ないでしょう。

 

f:id:wave0131:20200302160400j:plainまた「」の文字を使用する駅名はたくさんありますが、「」の文字がつく駅名は珍しいかもしれません。

東京では京成線の「鎌ヶ谷大仏」しか思い当たりません。

 

▼駅改札前の通りは商店街になっています。f:id:wave0131:20200302160212j:plain

▼寺は踏切を渡って左手に進むと直ぐに参道が見えてきます。f:id:wave0131:20200225182016j:plain

▼1678年創建の浄真寺は「江戸名所図会」にも紹介されていて、現在の境内の諸堂は当時とほとんど変わらない配置となっています。f:id:wave0131:20200302175808j:plain

押絵の参道と境内には茶店や土産物屋でしょうか、たくさんの小さな店が並んでいます。寺の周りは何も描かれていません。田畑か湿地、野原だったのでしょう。何しろ江戸の外れ「奥澤村」ですから・・。

度々掲載する「江戸名所図会」ですが、それにしても当時は人の目線からしか描けない風景を、航空写真のような俯瞰図にし、そして行ってみたくなるような描き方には感心させられます。

まさに観光案内図で、現在でも充分通用する部分もあります。

 

▼参道先の「総門」です。
f:id:wave0131:20200225182012j:plain般舟場」と書かれた額は「行道念仏して現前に諸仏を見奉る」との説明板がありましたが、その説明さえ、さらに説明が欲しいところです。

 

▼総門を潜って左手の「閻魔堂」には閻魔さんと奪衣婆さんが揃っています。f:id:wave0131:20200225182003j:plain

▼奪衣婆はこの寺では「葬頭河婆(そうずかばあ)」と表記されています。f:id:wave0131:20200225182007j:plain

▼文字ばかり目立つこちらは「東門」です。f:id:wave0131:20200225181903j:plain

▼東門の正面には「山門(仁王門)」が見えます。f:id:wave0131:20200225181907j:plain訪問は10月でしたが、まだまだ緑の多いオアシスのような境内は、世田谷の住宅街の一画とは信じられないほどの空間を形成していました。f:id:wave0131:20200225181954j:plain

▼山門扁額は最初の一文字が読めません。f:id:wave0131:20200225181911j:plain

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▼「龍護殿」は本堂です。f:id:wave0131:20200225181921j:plain

▼本堂内に安置されていたアフロヘアの「五劫思惟像」です。f:id:wave0131:20200225181916j:plain

 

本堂の西側に上品堂・中品堂・下品堂の三堂が並んでいます。

それぞれ丈六の阿弥陀像が3体ずつ、合わせて9体が安置されています。

そして9体の手の指の形がそれぞれ異なっていて9種類あります。

それが浄真寺の「九品仏」です。

 

▼指の形を「印相」と言い、意味的には近いかも知れませんが、ハンコ・印鑑の印相とは違います。

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忍者がドロンドロンと消える時、指を組むのも同じ「印」でしょうね?!

 

▼浄真寺HPにある阿弥陀如来は両手とも親指と人差し指を結んでいますので「上品中生」と呼ぶのでしょう。f:id:wave0131:20200225182021j:plain九品の阿弥陀如来 | 九品仏浄真寺 | 九品山 唯在念佛院 浄真寺

 

▼上品堂の阿弥陀如来です。f:id:wave0131:20200225181950j:plain大日如来は「智拳印」という独特の手指の形を結んでいて印象的ですが、阿弥陀さまは9種類の結び方をされていて覚えられるものではありません。f:id:wave0131:20200225181946j:plainまた「施無畏印」なんていう結び方もあって「」の世界は訳わかりません。f:id:wave0131:20200225181941j:plainそして「印」より印象的なのは9体の阿弥陀様の頭髪がすべて青く、瑠璃色の「青瑠璃螺髪」でした。f:id:wave0131:20200225181937j:plain鮮やかな青い螺髪に目が奪われ「印」の区別確認を忘れてしまいました。f:id:wave0131:20200225181929j:plain青い螺髪は他の寺では見た覚えがありません。f:id:wave0131:20200225181933j:plainさて「上品(じょうぼん)」「下品(げぼん)」はワタシたちが普通に読み、日常に使う言葉「じょうひん」「げひん」の語源でもあります!

 

浄真寺の九品仏に対峙した時、自分がどの位置にあるかを考えさせられるかもしれません!

宗教的な意味は少し違いますでしょうが・・。

高砂天祖神社の御朱印(東京・葛飾区)〜心震わさられる神明造の社殿

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▼「高砂天祖神社」は京成本線京成高砂駅」からすぐで、神社の裏は線路を跨いで柴又七福神の「観蔵寺」もあります。

高砂や、この浦舟に帆を上げて」と謡われます。

能に全く知識はありませんが、めでたいのでしょう。全国にその地名があり、人名にも企業名にもなっています。相撲の高砂部屋もありますね。

 

▼訪問時期は4月も半ばでしたが、近くの通りには桜が最後の力を振り絞っていました。もう間も無くで青葉に変わってしまうでしょうね。

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▼神社の境内に東京では珍しい火の見櫓です。地方でも現実に用途を全うしているわけではないでしょうから、ランドマーク的存在かもしれません。

f:id:wave0131:20200225192034j:plain寺には鐘楼がありますが、神社に半鐘の釣られている火の見櫓はお似合いかもしれません。

▼そういえば諏訪の八劔神社の側にも火の見櫓があったことを思い出しました。

 

▼平成最後の月でしたので新元号が案内されていました。

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▼参道のとなりも小さな公園となっている地元の小さな神社でしょう?

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▼と、失礼ながらタカをくくっていましたが、参道を進み社殿が見えてくると気持ちがが変わってきました。玉垣もまだ新しそうです。

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▼手水の龍と狛犬にもタカをくくった失礼を詫びます。

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▼こじんまりとはしていますが、この凛々しい総檜の神明造りは見事です。比較的新しそうでまだ檜の香りが漂ってきそうな雰囲気です。

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創建の詳細は不明だそうですが鎌倉時代と伝わります。

天祖神社ですので祭神は天照大神です。

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▼拝殿から本殿の側面も美しい! 神明造りを目にすると気持ちが凛とさせられるように感じます。ツノのように見える千木のせいかもしれません。

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▼石造りの記念碑は所々しか読むことができず意味不明でした。

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境内社八雲神社と屋根瓦の稲荷社です。

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▼境内の裏をトリコロールのような京成電車が通り抜けます。東京の私鉄は民家などの軒先を通り抜ける路線が少なくありません。もちろん寺社も境内敷地を削られたり、遷座させられたりもします。

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▼綺麗に整えられた緑の庭の先は招魂社です。全体に木々の少ない神社ですが、ここだけは緑が豊富でホッとさせられます。

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▼こちらは神社の東側にある小さな鳥居。

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▼こちらは意味明瞭!「永代祭典資 金百五拾圓也」とあります。

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祭典費は金百五拾圓の利子をもって充て、原資は消費しないとも記されています。

明治25年の150円はどれほどの金額だったのでしょうか?

ある計算では当時の1円は、現在では3800円にあたるとか。

また、明治30年頃の公務員の初任給は月額8~9円くらいだったそうですので、150円は大金であったことは間違いありません。

 

150円の倍、300円の御朱印代は小金です。

▼西側にある鳥居の正面に見える社務所でいただきます。

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wave2017.hatenablog.com

 

等々力不動尊=明王院の御朱印(東京・世田谷区)〜23区内唯一の深山幽谷、等々力渓谷を歩け歩け

▼瀧轟山 明王院 等々力不動尊御朱印です。

真言宗智山派f:id:wave0131:20200225204955j:plain

等々力不動尊」は満願寺の別院となる明王院の通称です。

 

▼関東三十六不動霊場 第十七番札所の差し替え御朱印です。

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等々力不動東急大井町線等々力駅」から500mほどの好立地にあります。

東横線の「自由が丘駅」で乗り換えれば、渋谷から20分くらいで到着です。

 

▼寺は平安時代末期の創建と伝わり、山門は1968年に満願寺から移築されたそうです。

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▼瀧(たき)轟(とどろき)は、音読みで「りゅうごうさん」だそうです。

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参拝にくる人、御朱印を求める人、休みどころで憩う人、渓谷を散策する人などでたくさんの人出です。

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▼種類はわかりませんが紅梅が満開です。

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季節になれば桜も見事だそうです。

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▼人出の賑やかさに手水舎の龍も活き活きとしてるように見えます。

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▼紅白の吹き流し、五色の吹き流しが印象的です。

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▼境内脇には、とてもいい雰囲気の甘味処「四季の花」。

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▼山門同様、本堂も満願寺から移築された江戸時代の建築だそうです。

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▼堂内では護摩祈祷の読経と太鼓の音が賑やかにとどろきわたっています。

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▼渓谷を見下ろす見晴らし台があります。

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23区内の住宅地とは思えないほど深い森が広がっています。

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▼境内から渓谷に続く石段を降りてみましょう。

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石段途中や階段下の谷にも不動像や稲荷社があり、どこまでが寺の境内なのか境界がわかりません。
寺と渓谷は一体化しているようです。

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▼「不動滝」は二筋。

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真冬とか雨の日を除けば、これでもかの新緑や紅葉を楽しめます。

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▼「ゴルフ橋」は等々力駅から数分の渓谷入口にあります。

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不動尊を訪れるのもこちらから渓谷を歩くのが正解でしょう。500〜600mほど歩けば不動尊に到着です。

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▼「稚児大師御影堂

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▼渓谷沿いには日本庭園もあり、高台に登りつめると書院と芝生広場があります。

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御朱印も書き終えていただけてる事でしょうから戻ります。

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不動尊より渓谷の案内のような記事内容になってしまいましたが、それだけ大穴場的な魅力ある場所ですので、散歩にデートに歩け歩け!

 

 

▼等々力不動尊 本院の記事。

 

多摩川浅間神社の御朱印(東京・世田谷区)〜高台の神社、低地のタワマン、未来に残るのは?

多摩川浅間神社御朱印です。(

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由緒も記されているハサミ紙から引用です。

本年の御朱印日本画家 山下まゆみ氏によるデザインです。

ということで、いくつかのバリエーションがありそうですが、上下に押されたイラストのスタンプを除けば、2014年にいただいた御朱印とまったく変わりません。

 

▼2014年にいただいた、多摩川浅間神社御朱印f:id:wave0131:20200225174856j:plain

日によって書置きの場合がございますのであらかじめご了承ください
※正月期間(12/29~1/6)は、年末年始準備に付き、書置きでの対応とさせていただいております。(多摩川浅間神社HP)

 

御朱印については丁寧な案内がありました。f:id:wave0131:20200225175035j:plain

ご朱印のしきたり 五か条」が一緒に掲げられていました。

一、必ず参拝しましょう

一、ご朱印帳を用意しましょう

一、書いてほしい所を開いてお願いしましょう

一、初穂料は予め用意しましょう

一、書き終えるまで静かに待ちましょう

小学生に言い諭すような常識内容で、少し恥ずかしくなります。

しかし、わざわざ掲示してある、掲示しなければならないということは、小学生並みの常識も持たない訪問者が多いことを暗示している?

 

神社を理解し、御朱印を書いていただく「事」と「人」に敬意を抱けば、自然とできることでしょうが・・・。

 

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東急電鉄東横線目黒線多摩川線の3線が乗り入れている「多摩川駅」の真ん前に浅間神社はあります。

▼2014年の境内に参拝者は多くありませんでした。f:id:wave0131:20200225174909j:plain

▼2020年。参道が整備されたのでしょうか? 石段は白くまだ新しそうです。f:id:wave0131:20200226165531j:plain記憶にないモノもあちらこちらに・・。

▼ 「大祓詞石車」と言い、けがれを清める車だそうです。f:id:wave0131:20200226165544j:plain寺院ではよく見かけますが、最近は神社でも多くなりました。基本は「マニ車」のように思います。

いずれにしても「けがれ」だらけの身、ここでクルクル、グルグル、手水舎でもザブザブ、ジャブジャブです。

 

▼石段の参道には高台の境内まで4つの鳥居があります。f:id:wave0131:20200226170629j:plain

▼途中にある「白糸の滝」。これも2014年の参拝に記憶がありません。もしかして気づかなかっただけかもしれません。f:id:wave0131:20200225175115j:plain石段の数は大したことないですが、神社一番の「見せ場」のような素敵な参道となっています。

▼石段途中の石碑は「小御岳石尊□□□□」。□は削られていました。f:id:wave0131:20200225174929j:plain小さな祠にも色とりどりの花が供えられていて、神社の姿勢が見えて来ます。

 

▼思わず参道途中から振り返ると、こんな感じです。f:id:wave0131:20200225174938j:plain年配者には過酷な斜度かもしれませんが、そんな事さえ忘れさせてしまうような素敵な参道です。f:id:wave0131:20200225174951j:plain

▼最後の鳥居は境内へ導きます。f:id:wave0131:20200225174933j:plain

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▼目一杯のケガレを落としましょう。f:id:wave0131:20200225175110j:plain

▼手水舎の真正面に末社が並んでいます。f:id:wave0131:20200225174947j:plain

▼三峰、御嶽、阿夫利、そして稲荷社。f:id:wave0131:20200225175054j:plain

▼前回訪問の2014年に比べ、今回は訪れる参拝者が絶えません。f:id:wave0131:20200225175004j:plain高台の境内へドンドン参拝者が登ってきます。概ね若者男女が占めています。f:id:wave0131:20200225175008j:plain「寂び 錆び」とした寺社の建物が好きですが、ここは同じように好ましい社殿です。f:id:wave0131:20200225175013j:plain

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▼なぜ一葉? と思いましたが、単に「たけ(丈)くらべ」「背くらべ」用のためのモニュメントでした。f:id:wave0131:20200225175017j:plain参拝のたびに写真を撮れば成長が歴然とするかもしれませんが、伸びきってしまった大人には無用で、超高齢者には縮んでる自分を確認できるかもしれません。

 

▼「開運水晶玉」も前回訪問の記憶にありません。健忘症なのか、実際に新しいものなのか定かではありません。f:id:wave0131:20200225175105j:plain

▼舞台造りの見晴し台があります。f:id:wave0131:20200225174958j:plain

▼見晴し台から社殿に背を向けると右に東横線目黒線東急電鉄が走っています。f:id:wave0131:20200225175059j:plain

多摩川の対岸の左手には新丸子から武蔵小杉のタワマンの林立が見えます。ケガレの巣窟かもしれません。f:id:wave0131:20200225174955j:plain武蔵小杉の高級タワーマンションも2019年の台風で水浸し、停電などでその価値を少し下げました。

でも人は都合の悪いことは忘れたいのです。

対岸の多摩川浅間神社にお願いに参拝しなくとも、数年後には武蔵小杉の高級タワマンは、その勢いと息を吹き返すことでしょう。

 

神社ブーム、御朱印ブームが冷めても百年後、千年後も寺社はきっとその形、あり方を時代に譲り、阿ねながら生き続けます。

コンクリートジャングルのタワーマンションと比較して、どちらが残るかは明確でしょう。

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