▼「きつね祭」の限定御朱印の案内をいただきました。
しかし、神社のHPによると「きつね祭」は中止だそうです。
中止は感染症拡大の影響ですが、限定御朱印については言及されておらず、書置きですので予定通り授与されることでしょう。
新型コロナウィルスのおかげで、寺社の御朱印も直書きは避けて、当分の間は書置きだけとするところが目立つようになりました。
手水舎さえ停止されている寺社もあると聞きます。
一日も早く終息の目処が立つことを願うばかりです。
▼同時にいただいた金刀比羅神社の御朱印。
▼2016年にいただいた子安神社と金刀比羅神社の俳句の御朱印。
明治時代の俳人 山口誓子がこの神社に参詣した折に詠んだ句だそうです。
2016年は各300円だったと記憶しますが、現在は各500円です。
▼授与所前に御朱印の案内があります。
▼申し込みをお願いすると隣の社務所で待つように案内されます。
▼社務所入り口横に、最近よく見かける「獅子が舞う おみくじ自販機」。
▼湯島天神で見かけた「おみくじ自販機」です。子安神社と湯島天神では少し形が異なりますが、おそらく同じメーカーの自販機でしょう。
寺社で扱うお守り、おみくじ、神札、絵馬、朱印帳などなど、当然それぞれの寺社自身で作るわけではなく、オリジナル性はあってもすべて業者、メーカーが作って寺社側にセールスしているはずですので、同じものがあってもおかしくはありません。
授与品以外に寺社は多くの用品を必要とします。広い意味で仏具・神具・お供え物などと言っても良いでしょう。修行僧や神職などが常駐する大きな寺社では食材も必要です。
そういうものは普通は各寺社の地元の店、製造者を利用するのがルールのはずです。
しかし、おみくじ自販機や朱印帳となると話は別でしょう。地元ではまかないきれません。
特に和紙を使う朱印帳の製作は、ほとんど出版会社や印刷会社の仕事のように思われます。
ブームに乗って、おそらく全国規模でセールス展開しているメーカーもいくつもあるかもしれません。
おみくじ自販機を見て、寺社用品の熾烈な売り込み合戦が思い浮かびました。
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久々に話が脱線しましたが、子安神社の話に戻します。
▼八王子最古の神社は八王子駅から近い好立地にあります。
▼神社は八王子といえども駅に近い街中にありますので、境内はそれほど広くはありません。
▼おそらくは近隣の氏子の献灯でしょうが、ズラリと並ぶ数は見た目にも爽快です。
▼鳥居を一礼して潜ると左手に、いきなり「神楽殿」が現れます。
▼とりあえずお清めをして拝殿に向かいます。
▼1250年の歴史をもつ神社の祭神は「木花開耶媛尊(このはなさくやひめのみこと)」ですが、その長い時間ゆえに何回も天災、人災により社殿を失っています。そしてその都度再建され、現在の社殿は戦後に建てられたそうです。
▼拝殿の左手前にあるのは、759年にこの神社を創建した 橘右京少輔命(たちばなうきょうしょうゆうのみこと)を祀る「橘社」。
▼拝殿の右には「木花開耶媛尊(このはなさくやひめのみこと)」の像が祀られる「神水殿」には神水が湧いています。
▼さらに右に「金刀比羅神社」に続く通路があります。▼途中、五つの末社が並びます。
▼こちらにも手水舎があります。
▼「金刀比羅神社」は別の建物にへばりついているような形で建っていて、少し窮屈な感じがします。
▼「大物主命」が祭神ですので大黒さまです。七福神の大黒天とは違います。
▼「葦船社」は水子供養の社です。寺ではなく神社にあるのは珍しいかも?千羽鶴と供物が満載されていました。
日留子命は、天照大御神の両親である伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)との間に生まれましたが、未熟児であったために葦で作られた船で幽世へと旅立たれました。
▼「祖霊社」
▼「ご神池」には「厳島神社」が浮かんでいます。
▼ゴミ袋かと思いましたが、どうやら供物が入ったレジ袋のようでした。
▼神社で一番に落ち着ける場所でした。
▼神社を後にしてここに向かいます。過去記事にしているかもしれませんが、数年前ここで買った白菜がオドロクほど美味しかったので、再びその美味しさを求めに来ました。
▼直売所の入り口で山盛りになっていました。今回の八王子訪問はこれが目的でもあったので、1つ買って帰りましたが、残念ながら数年前感激した味は蘇りませんでした。
当然、大きくて安かったのですが、味は全く「普通の白菜」でした。
数年前のオドロキの白菜は11月下旬の購入でしたので、その味は季節「限定」だったかもしれません?