▼海雲山 長勝寺の御朱印です。(臨済宗妙心寺派・茨城県潮来市潮来)
「無量寿」と、なんとか読めました。
中央の文字は「福禄寿」?
住職に揮毫いただいた御朱印は「なぜ、こんな文字が書けるのっ?」
と、思わず聞いてみたくなりましたが、素敵な参道の話をしてるうちに読みを聞くのを忘れました。
お互い時間があれば、住職も快く話をしていただけます。
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長勝寺
最初に訪問予定の長勝寺へは
東京から東関道を北上したら、終点の IC 「潮来」で一般道へ。
▼まずは、長勝寺にお邪魔します。
ムチャクチャ、ワタシ好みの寺です。
歴史ある古刹、詳細はいつものように、ここでは無用。
「空 無相 無作」の門を抜け、一直線に伸びる長い参道を歩むと、飾り気の少ない境内は禅寺らしい気品が漂います。
茅葺き屋根が見えてきて、さらに進むと花頭窓が確認できると、思わず胸がワクワクしてきます。
浄土系の寺も悪くはないのですが、どこか甘ったるさを感じます。
禅寺にしか持たない凛とした緊張感は、ワタシの琴線を見事に弾いてくれます。
見所たくさんなので、時間をタップリ予定に入れて、ぜひ訪ねてください。
地理的には茨城県になるけど、坂東太郎 利根川を越えたら直ぐの県境です。
茨城県に、こんな寺があったのかと驚かされること間違いありません。
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「道の駅 いたこ」
長勝寺を出たら、二本松寺へ向かいます。
▼しかし、その前にちょっと寄り道。
ホントは東関道を利用したら、東勝寺に行く前の、最初に寄った方が合理的。実はワタシの場合はいつものように下道。だから、この順序になります。
水郷、潮来の道の駅「いたこ」です。
考えてみると知らない人に「潮来」を「いたこ」と読ませるには無理があるかもしれません。だからヒラガナです。全国的な地名の傾向でしょう。
ここも広い敷地で、人気の駅で、様々なイベントも繰り広げられます。この時は、ポルシェが何台も並んだスポーツカーが展示され、賑わっていました。
そんなカッコよさとは正反対で、所帯染みていますが、ここでも野菜を仕入れます。
東京から約100km、都心と値段はほぼ同じですが、やはり中身は充実しています。
バスケットにいっぱい買っても、絶対金額は知れています。
この道の駅「いたこ」も長勝寺と同様に絶対オススメ。
何のブログかわからなくなるから、次!
二本松寺
▼羽黒山 二本松寺の御朱印です。(天台宗 ・茨城県潮来市堀之内)
▼少し荒れ気味の境内ですが、夏は風鈴が涼しげな音色で迎えてくれます。
しかし、チラホラの参拝者の他に、人の気配はありません。
たびたび留守のことが多いのか、書置きの御朱印が分かりやすいところにありましたが、日付けは無いわね。
書置き大歓迎だけど、日付けを入れてくれるのが、もしくは既に日付けを入れてある、というのがイイわねぇ。
自分で日付けを入れるのはチョット・・?
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護国院
▼降魔山 護国院の御朱印です。(真言宗智山派・茨城県鹿嶋市宮中)
スタンプか印刷かと思われるほどキチッとした楷書に近い筆跡。
ご住職の性格が表れているかもしれない。
▼二本松寺から北へ行けば、鹿島神宮まではスグです。
▼その鹿島神宮の参道へ続く道の脇に護国院が。ここは潮来の北、鹿島市になります。
先に寄った2寺に比較すると、境内の木々がまばらなせいか、少し殺風景に感じます。でも成田山新勝寺と同じ木で彫られたと伝わる不動明王にご挨拶できました。
▼この3寺のおおよその位置関係です。
この地域は香取・鹿島・息栖の「東国三社」があり、佐原の街並みも外せない見所ですが、車移動でないと二本松寺や息栖神社はムリがあります。
東京から車で出かけるには、どんな季節でも絶好の御朱印巡りルートとなりますが、佐原の街並みや、広い鹿島神宮をゆっくり観て回ると、1日では駆け足になるかもしれません。