▼清谷山 真照寺(真言宗智山派・)
▼同じく本尊 大日如来(多摩新四国八十八ヶ所霊場17番札所)の御朱印。
▼朱印帳への直書きは500円とのことで、ここ真照寺では2種類いただいて1000円でした。
板橋七福神では全ての寺で300円でしたが、日野七福神は寺により300円、500円とバラバラでした。
直書き500円以上は圧倒的に寺院より神社の方が多いのですが、最近では500円の寺院も目立ってきています。
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▼京王「百草園」は四季折々の花が楽しめる日本庭園だそうです。真照寺の少し先にあり、機会があればぜひ訪れてみたいのですが今回はパスです。
▼真照寺の草創は平安時代。堂宇は火災で失われていますが、山門は1702年、元禄年間の建立だそうです。
さすが300年前の建立、古刹の風格と趣があり寺の見所を期待させられますが、残念ながら他の建物は大正時代に焼失しています。それでも境内は綺麗に整えられ気持ちよく参拝できます。
赤い幟は七福神に限らず、立てられている幟の数が多いと訪問者の気分も高揚してくるように思います。
特に七福神の場合は、巡る道々で立つ幟は次の寺社へ案内され、導かれるようで心強く、正月の七福神巡りを実感できる必須アイテムでしょう。
▼大きな石をくり抜いた趣のある手水。元日に巡った「板橋七福神」では幟の数は少なく、門前にも1本も立てられていない寺院もあり、少し寂しく感じなくもありませんでした。
▼本尊大日如来はこちらの本堂に安置されているようです。
▼扁額は「真照寺」。このくらいなら推測で読めます。
▼真照寺は複数の札所になっています。そのひとつ武相三十三観音の千手観音が祀られています。当然、観音菩薩の御朱印もいただけることでしょう。
▼扁額は「観音堂」。こちらも推測で読めます。
▼七福神の恵比寿も以前は観音堂に祀られていたそうですが、新たに「恵比寿堂」が与えられ、格上げされたようです。
▼新居にご満悦の恵比寿さまです。外来種の神様ではなく七福神中唯一の日本古来の神は夷、戎、胡、蛭子、蝦夷、恵比須、恵比寿、恵美須などと様々に表記されます。
そういえば日野七福神ではいくつかの寺で各神の右手から「善の綱」が延びていて、参拝者が神とご縁を結べるように、その綱を引くことが出来るようになっていました。
有名寺院の秘仏開帳時には「回向柱」とともに目にする紐・綱ですが、七福神でお目にかかるのは初めてでした。ご利益も直に伝わってきそうです。
主催の日野七福神会の真摯な様子がうかがえる「善の綱」ですが、全ての寺で用意されているわけではありませんでした。
▼ここに記事冒頭に掲げた写真、御朱印に関する案内がベタベタと貼られていました。
▼扁額は情けないですが推測でも読めませんでした。