にほんブログ村 コレクションブログ 御朱印へ
にほんブログ村

御朱印迷宮 /Goshuin Labyrinth

御朱印収集目的には殆ど役立たずなブログ!かも

にほんブログ村 コレクションブログ 御朱印へ
にほんブログ村

大綱金刀比羅神社の御朱印(横浜市)〜天狗が迎える神奈川宿の金比羅権現と飯綱権現

大綱金刀比羅神社御朱印です。(神奈川県横浜市神奈川区台町)f:id:wave0131:20191024210103j:plain

▼同じく、2014年の御朱印f:id:wave0131:20191024210108j:plain

-----------------------------------------------------------------------------------------------------

神社への最寄駅は京浜急行の「神奈川」ですが、横浜駅からも1kmもないので歩ける距離です。

ここは品川宿川崎宿→「神奈川宿」で東海道の3つ目の宿場町でした。

江戸時代の人は日本橋を朝の4時ごろ出発して、ここ神奈川宿を通過、次の保土ヶ谷宿か戸塚宿まで歩き、夕方早く宿に入ったそうです。

成人男子で、だいたい一日に30〜40kmのペースで歩いたそうですから、私たちだったら足にマメができて翌日はダウン、ということになります。

 

▼広重の「神奈川宿」は街道の脇がすぐ海になっています。大綱金刀比羅神社はこの絵に描かれている街道の右側あたりになるのでしょう。f:id:wave0131:20191029160732j:plain浮世絵に描かれている家並みは茶屋か旅籠でしょうか。女性が男性の旅人の袖を引き、客引きをしています。

▼この絵の中の店が現在も続いて残っています。f:id:wave0131:20191029161430j:plain旧東海道になる神社鳥居前の道路から続くゆるやかな坂の途中に、現在は料亭として江戸時代から2度ほど名称を変えて引き継いでいるそうです。f:id:wave0131:20191024210238j:plain

▼そして神奈川と言えば北斎の「神奈川沖浪裏」。f:id:wave0131:20191029160737j:plain神奈川は湊でもあったものの、子供の頃はこの絵がまさか東京湾とは思ってもいませんでした。浪の高さ、荒れ模様から外海の神奈川県の沖、相模湾あたりの様子と思っていました。

北斎に「してやられた」と言うことです。

何れにしてもこの神社は当初は山の上にあったそうで、そこからは海が見えたに違いありません。

▼現在の神社後方の高台に上ってもビルばかりが遠方にあり、海は見えません。高台マンションの最上階からなら見えるかもしれません。

f:id:wave0131:20191024210301j:plainそんなかつては海が近かった神社ですので、港町横浜の海の守り神として「金刀比羅」を祀るようになったのでしょうか。f:id:wave0131:20191024210234j:plain山の上にあった当初は飯綱権現が祀られていたそうです。f:id:wave0131:20191024210230j:plainその末社として山の中腹に金比羅権現が祀られていて、のちに合祀されたとか。f:id:wave0131:20191024210242j:plain石段の上の境内は狭小です。f:id:wave0131:20191024210205j:plain▼石段を登りきった左手にある社殿はヤケに小さいと思ったら、30年前の土砂崩れで本殿を失い、当時の神楽殿を仮本殿としているそうです。f:id:wave0131:20191024210246j:plain

f:id:wave0131:20191024210155j:plain

f:id:wave0131:20191024210150j:plain▼天狗の像は当初の飯綱権現からの繋がりでしょうか?f:id:wave0131:20191024210253j:plainそうでなくとも金比羅権現の親戚は天狗でした。ですから金刀比羅神社御朱印には天狗の団扇の朱印が押されていることが多い。

この神社にも天狗伝説が残り、江戸時代にはもっと大きな大天狗があったそうです。f:id:wave0131:20191024210138j:plain

金比羅権現に飯綱権現、そして稲荷大明神。狭い境内に盛りだくさんです。f:id:wave0131:20191024210222j:plain

▼三寶荒神社です。f:id:wave0131:20191024210227j:plain▼登ってきた石段の正面は石の土台があり、30年前まではここが本殿だったようです。f:id:wave0131:20191024210209j:plain

▼小さな池には、かわいらしい滝もありました。f:id:wave0131:20191024210257j:plain

▼鯉が戯れる池の奥にも祠が・・。f:id:wave0131:20191024210145j:plain

▼覗いてみました。ボケてしまってますが弁天さまのようです。 f:id:wave0131:20191024210217j:plainそう言えば弁財天は洞窟の中、岩屋に祀られることが多いのはなぜでしょう?

元々のインドでは河の神であったそうですから、そんな関係から日本にやってきてから水のある川辺、海辺、島に祀られるようになったかもしれません。

▼弁財天の足元は湧き水なのでしょうか。少しアワッぽい水がボコボコと音を立てていました。f:id:wave0131:20191024210213j:plain

▼神社を降りてすぐ脇には、広重の街道に穴が穿たれていました。f:id:wave0131:20191024210134j:plainそしてこの地下には東急東横線が通っています。

そんな現代の神奈川宿を広重に描かせたら、どんな絵になるのでしょう?