日付以外は全てスタンプでした。500円。
▼2013年の御朱印はスタンプではなく神社名が墨書きされています。300円。
▼朔日参り、祝日、藤の御朱印など期日限定の御朱印があるようです。
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▼交通量の多い国道20号(甲州街道)の道路ぎりぎりに鳥居があります。江戸時代初期にこの甲州街道沿いに移ってきたそうですが、道路に面しているので長い参道はなく、境内も広くありません。
前の道路は車がバンバン走り抜けていくので、なんとなく落ち着きません。
▼時期外れですが、有名な「藤まつり」と「泣き相撲」の案内看板。あまり関心がなかった「泣き相撲」。ある特定の神社だけで行われる神事と勘違いしていましたが、実は数は多くないものの北から南まで日本各地の神社で行われているようです。
先に泣いた方が勝ち、逆に先に泣いた方が負けとするなど様々な形があるとか。
こちらの神社のWEBサイトでは「一心泣き相撲®️」と紹介されています。
「®️」が付いていることに、余計な思いをさせられそうですので、突っ込まないことにしましょう。
▼鳥居のすぐ脇に神輿舎。
▼神輿のほか、とんでもなく大きな和太鼓が収まっています。
▼藤の枝を支える鉄製の藤棚。
▼拝殿も藤の枝に邪魔されて建物全体をカメラに収めることも困難です。
▼綺麗な社殿内部の主祭神「神産巣日神(かみむすひのかみ)」にご挨拶します。
▼藤の木がご神木とされるのは珍しいかも。その枝葉は境内一面を覆っています。
▼「千年の藤」と名付けられていますが、樹齢は400〜500年だそうです。年月を経てもよく伸びる枝にあやかり延命や子孫繁栄、また「藤」を「不二」「無事」とも解釈して厄災から逃れられるとされています。
「藤」を「無事」などと読む、漢字の知的言葉遊びは江戸時代頃から盛んになったのでは、と勝手に想像していたのですが、そうではなく中国からの漢字の伝来とともにやってきて、万葉集などにもいわゆる「判じ物」的な例も見られるそうです。
でも、やはりダジャレ的な言葉は、落語などの芸能でもよく耳にするから「言葉遊び」として花開いたのは漢字が伝わってから、ず〜っと後のことでしょう。
▼何はともあれ季節の「藤」はこんなになるそうです。写真は「調布経済新聞」からお借りしました。https://chofu.keizai.biz/
藤の花は海外にもあるかもしれませんが、一番に東洋的な、日本的な風情を感じさせられ好きなのですが、いかんせん桜同様、開花時期が短い。
その名所は関東周辺でも桜ほど多くはないので大概見逃し、例年は近所の公園で小さな藤棚に開花しているのを見かける程度です。
▼奉納されたものでしょうか、社務所内で目立つ天狗の面。
▼神社前に歩道橋があったので登ってみます。
▼絡みつくのが藤の習性ですが、とんでもないことになっていました。枝が横に延びられるのは藤棚があるところまでなので、延び場所を求めて上に上に登っていったようです。天に延びる藤は初めてみました。
「千年の藤」大したものです。
▼社は藤の森に覆われています。この葉の上なら飛び降りても無事不時着できるかもしれません。